北朝鮮の遺骨返還問題が大きく動き出した。
昨日の報道によると、政府が、北朝鮮に残る日本人の遺骨の返還や遺族の墓参りの早期実現に向けて、北朝鮮との政府間協議を今月末にも開始する方向で最終調整に入っているという。
私の叔母にあたる「渡辺敏子」も、この問題の該当者だ。北朝鮮の龍山墓地に67年間、眠っている。
叔母「渡辺敏子」の生涯をまとめてみた。
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「渡辺敏子」(渡辺省三の妹)は、昭和18年8 . . . 本文を読む
新聞報道などによると、北京市内で8月9日・10日に開かれた日本赤十字社と北朝鮮の朝鮮赤十字会の実務者協議で、
北朝鮮内で戦没した日本人の遺骨返還や墓参を前向きに進めていくことで合意し、両国政府間の協議が必要との認識で一致したという。
また、次回協議を早期に開催する方針を確認した上で遺骨のDNA鑑定などでは「政府の関与が欠かせず、双方が政府に協力してくれるよう要請する」ことでも合意したという。
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昨日4日、朝日放送「テレメンタリー」で、「空白の67年~北朝鮮に眠る日本人遺骨~」が放送された。
(その他全国は、月曜日深夜)
龍山墓地に埋葬した人を記録する1枚の名簿。
この名簿を67年間、大切に保管していた神奈川県在住の佐藤知也さん。
佐藤さんの紹介と共に、平壌の龍山墓地の位置関係が示された。
墓地は、平壌市内から車で20分の場所だという。
ただし、この場所は、67年前から . . . 本文を読む
関西では明日朝6時、朝日放送「テレメンタリー」で、「空白の67年~北朝鮮に眠る日本人遺骨~」が放送される。
(その他全国は、月曜日深夜)
龍山墓地に埋葬した人を記録する1枚の名簿。
この名簿を67年間、大切に保管していた佐藤知也さん。
佐藤さんから名簿を入手した朝日放送の記者が、丹念に取材されて出来上がったドキュメンタリーである。
この名簿から、私の叔母にあたる「渡辺敏子」が、龍山墓地に埋 . . . 本文を読む
今日、神奈川県に住む佐藤知也さんから、電話があった。
佐藤さんは、北朝鮮に眠る遺骨問題の調査を、個人で20年間にわたり続けている方である。
4歳のとき、技術者の父に連れられ、平壌に渡り、終戦直後、飢えと病気で次々と日本人たちが街で亡くなる姿を目の当たりにしたと言う。
平壌で日本人技術者を指導する立場にあった佐藤さんの父親が、帰国する際、日本に持ち帰った1枚の名簿。
この名簿には、平壌で亡く . . . 本文を読む