ツバサ２８巻感想★☆★
すみません
かなり遅くなってしまいました
でゎさっそくネタバレ感想入ります
『選んで』
最後の選択…
それはもう一度生まれ変わること。
始まりはクロウと侑子、そして飛王だった。
だから生まれ変わる対価を払うのは
【あたしとクロウ】だと言った…――
『全ては私が事切れる間際
クロウがあたしの生を留めたいと願い
そして飛王がそれを自らの手で
叶えようとしたことから始まったのだから』と。
写し身のさくらにとっての父はクロウ。
『小狼』が選んだ事でその関わった人たちの道筋が
大きく変わった。
その空席を埋める為にクロウは別次元の玖楼国へ行ったのだ
【１】さくらと小狼を導き、守れるように。。。。
クロウが出す対価は
写・小狼とさくらが
選んだ時の為に残った命と魔力を小狼に。
そしてさくらの対価は侑子が払う と。
侑子が捻じれた世界の最初だから―…
店で人の願いを叶え続けていたのは
さくらの命の対価とする為だった
『…クロウは貴方を蘇らそうとしたんですか
…禁忌だと知っていて』
『いいえ クロウは何もしてないわ
ただ一瞬だけ「もう一度目を開けてほしい」そう思っただけ
けれどクロウの魔力は大きすぎて
あたしはその強い想いのままに刻をとめてしまった』【２】
『わたしが選んだら…貴方はどうなるんですか』
『それは あたしのこと』
どちらの小狼もどちらのさくらも
もうこれ以上背負わなくていい
もう十分苦しんだから と。
でも、侑子とクロウの対価を合わせても
完全には生まれ変わらすことはできない。
何もかも忘れて過ごす事はできない、
だから生まれ変わっても記憶は残る と。
『そしてもう一度『この時』を迎えることになる』
今、過去から未来へ１つの方向に流れてるわけではない。
飛王が理を壊し、今過去と未来が混在し
捻じれが大きくなっている
過去も未来も決めるのは『現在』の選択に掛かっている。
新しい人生を歩み、もう一人の小狼・さくらに
出逢う…出逢ってどうするかは
写身小狼とさくらが決める
小狼はたとえ飛王に動かされてたとしても
たくさんの人を…
さくらを殺してしまったのは俺だと責める…。
だがさくらは選択を受け入れる＊＊＊
『貴方がしたことが罪だと言うなら
わたしもその罪を背負いたい
その為にいつか罰を受けるならそれでもいい
わたしは貴方と生きたい』
そしてさくらはそっと小狼に手を伸ばす。
新しい人生を罪を背負いながら共に生きようと…。
その想いを小狼は受け入れ指し伸ばした
さくらの手を握る――――――――――
『選択はなされたわ』
さくらと小狼の足の下にクロウと侑子の魔方陣が発動
『産まれた後おれ達は…』
『同じ次元 同じ世界 同じ時間に生を受ける
必ず逢えるわ』
涙を浮かべさくらが言う…。
『やっと言える
あなたが………好き』
『…おれもだ』
やっと届いたさくらと小狼の想い
そして侑子とクロウの対価に
さくらと小狼は消えていった…―。
残された侑子はすべての役目を終え、
止まっていた刻が動き出す…。
死に向けて。クロウの元へ…―
『あの子達の夢はこれから始まる
…すべての子供達に幸多からんこと』を
【１】ここはCCさくらのユエとケロちゃんがクロウと
別れるときとリンクしてますね
ケロちゃん達と別れた後玖楼国へ旅立ったみたいです（＾＾）
CLAMPさんはリンクが好きですね
【２】これは『この世で一番強い魔術師』を
悔いていたクロウ。
CCさくらでは、さくらがエリオルと藤隆さんに魔力を
半分ずつ分けてこの世で一番強い魔術師ではなくなりましたね（＾＾）
もう侑子さんの一言一言が大変
涙腺を潤します
さくらが小狼に告白できたシーン
すごくいいですっ
今回は分厚いんです！！
単行本が！！
感想は分けて書きますね♪
