☆デジカメ小僧☆

写真撮りだし、早5年
ボチボチ上手くならんもんかのぉ
ヽ( ´¬`)ノ

ちょっとピンぼけ

2006-08-22 | デジカメ小僧
アンドレ・フリードマン
1913年、ハンガリヤはブタペストに生を受け、
20世紀で最も評価の高い報道カメラマンとなる
1954年、ハノイ南方の戦場で地雷を踏み、死亡
41歳の若さでこの世を去った

ロバート・キャパ本人による記録は、
報道カメラマンとしての姿勢、悲しくも
狂った性をまざまざと描き出していた

20歳でカメラマンとなったこの男は、
とにかく「いってやれ」の精神で、精力的に
フィールドを飛び回り、ファインダーという
外界と自分とのあいだに、隔絶されたものを
作り出す装置によって精神に麻酔を打ち、
常に最激戦区へと身を投じていく

戦場カメラマン(ジャーナリスト)というのは、
ある程度のめり込んでしまうと、日常生活よりも
常に戦地へとこころを馳せてしまうようになるらしい
極限状態で感じることのできる生の充足感は、
なにものにも代えがたく、いつしか報道するという行為
そのものよりも、戦場に行く、というのがメインに
すりかわる
自覚症状の有無は個人差だが、キャパの自伝にも
こういった精神状態を垣間見ることができた

酒と生来の愛嬌を武器に、次々と大物に渡りをつけ、
一般のカメラマンが経験できないような待遇で
戦場を最前線で撮影する
ヘミングウェイが意外にも超好戦的であったり、
興味深い名前が目白押しのこの本、
読みごたえはかなりあります
(というか、キャパはヘミングウェイと養子縁組して
たりするのな 「パパ」と敬愛していたようだし)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿