冒頭から中ほどまでは面白く見ていたのですが、中盤辺りから突然失速
結果、リピはないかなーと思いました
映画を作る人たちの情熱が伝わってくる前半は本当に面白かったです
冒頭から中ほどまでは面白く見ていたのですが、中盤辺りから突然失速
結果、リピはないかなーと思いました
映画を作る人たちの情熱が伝わってくる前半は本当に面白かったです
陸軍内に極秘に設立されたスパイ養成学校「D機関」を舞台にした連作短編集
5作品入っていますがそれぞれが違う任務の話で、彼らがそれぞれ孤軍奮闘している姿を覗くような気持ちで読みました
短編集とは思えないほど満足感たっぷりの一冊です
彼らの活躍は派手ではないのですが、すごくプロフェッショナルで、仕事ぶりは本当にスパイそのもの。
どんなピンチでも「D機関の人たちならやってくれるはず」という安心感すらあって、
しかもそんな私の期待を裏切らず、実際に素知らぬ顔でやってのけてくれるのでこちらとしてはもうたまらないわけです
本当〜〜っに面白かったです
現代物ではないのでちょっと難しいと思いがちですが、冒頭の一編でD機関についてとても詳しくわかりやすく説明があるので世界観にも設定にも入って行きやすいですよ
ただ…全編通して結城中佐以外のキャラクターのことはほぼ覚えてないんですよね
と、いうか。
誰が出てたかすらもう覚えていない…
彼らが何をしていたのかとか、何についての話だったのかは今でも熱く語れるのに、
それを誰がやっていたのかはもう覚い出せません
スパイものの小説を読んで、こんなふうに【キャラクターを全く思い出せない】というリアルスパイに対面したあとみたいな気持ちになるのは初めてです
すごいなー…本物のスパイに出会ってしまった
本物のスパイの仕事を見てしまった
読後の感想としてはまさにそんな気持ちです
さて、そんなわけでどの話もすっごく面白かったのですが、最後の一編である【XX】のラスト1ページはやはり胸が締め付けられました
当然こうなるしかないよね、とわかってはいるものの、厳しいなぁと。
こうなるしかないとはわかっていたのですけどね
胸が痛いです
というわけで、続編を急いで購入してこれから読みます!楽しみだなー!
1話、2話あたりはつまらなかったのですが、その後ぐらいからはずっと面白かったです
パターンのある話の進み方で、この話は多分こんな感じだろうなって予想しながら見ているものの、結構私の予想は裏切られ(笑)、でも思ったのと違う展開がむしろ気持ちいいなと思うものばかりでした
ということで面白かったです
恋愛要素の塩梅も最高だった
最終回だけふわっと甘くなる感じ…
ワタクシにこやかにニヤけました〜!
もうタイトルの華麗なる復讐っていうのがピッタリ!というほど華麗な復讐劇でした
すっっっごい面白かったーー!
復讐劇とはいえ地上波なので、最近の配信系ドラマに比べたら手ぬるいとは思います
でも、私が見たいのは刺激ではなく、切ないストーリー込みの復讐劇なので、大満足でした
最終話も良かった
すみれに自分を選ばせるのに、自分はすみれを選ぶことはしない
あの時のディーン様の表情素晴らしかった
あーもうディーン様にしかできないよこれー!
と、
とにかく、ディーンフジオカさんの顔が良すぎて佇まいが美しくて、それだけでも最高だったのですが、物語も面白くて引き込まれ、さらに楽しめました
ディーンフジオカさんの繊細な表情が切なくて良きでした…
ディーンフジオカさん、こんなにもハマり役なのもうなかなか出会えないのでは?というほどはまり役だったな
自信があって、冷酷で、どこか繊細で、神出鬼没で…つまり最高だった…
こんな役、ディーンフジオカさんにしかできない…、
ディーンフジオカさんをこの役に白羽の矢を立てた人ほんと素晴らしいありがとうございます
インテリアや小物や服の可愛さで最後まで見ましたが、つまらなかったです
この夫婦は難アリ夫婦なので、
お互いに仕事、恋、人間関係、色々あります
でも妻はいつも自分のことで悩んでいるのに対して、夫はいつも自分と妻とのこととして悩んでいるのが対等な感じがしなくて好きになれなかった
そのため最終話に向かう中で夫は徐々に株を上げていきましたが、妻はどんどん株を下げていったなーと思います
まぁ夫がそれでいいならそれで良いのですが、この妻は辞めておいたほうがいいんじゃないのかなというのが私の正直な気待ちですね
なかなかショッキングな本でしたが、読んでよかったです
簡単に言うならば、
農場から支配的な人間を追い出して、動物たちで楽園を作る話です
でも彼らの楽園が楽園だったのはほんのひとときで、次第に賢い一部の豚が独裁者となり、恐怖政治に支配されていく…
常に物資が足りず、働いても働いても豊かにならず、反論しようとしても言葉巧みに丸め込まれ、丸め込まれた先には思考を止めた大衆だけが残る
そういう、全体主義の欠陥と構造を動物の農場の中で展開していく
そういう話です(怖い)
これの怖いところは、動物たちがかわいそうだと思っている反面、自業自得だなーとも思うところ
動物たちは優秀な豚にすべてを預け、考えることを放棄します
個々の能力は違うから仕方ない部分もあるけど、個々の能力が違うなりにでも、自分たちのことは自分で考え、決め、行動しなくてはいけないんだと強く感じました
みんなが言うから多分そう、で生きて自分が幸せになれるなんてことは絶対にないんですよね
解説の中で開高健さんが日本特有の集団に流される傾向のことを全体主義風の心性だとおっしゃっていて、そんなわけないとかなりショックではありましたが、よく考えたら何か事件があるとみんなで同じ方向を見てみんなで糾弾し、時が経つとみんなで忘れるという、毎日のように繰り返される一連の流れは全く開高さんのおっしゃるとおりで辛い気持ちになりました
私たちは繊細な表現の多い言語を持ち、言葉を自由に発する権利を持ち、思考するための教育も受けられる国に生まれてこられたのだから、やっぱり自分の幸せのために自分で考えて動かないといけないなぁと思います
プライムビデオでの視聴が終了間近とのことだったので見てみました
すっごくつまらなかったです
写真にもいる3人がメインキャラクターですが、3人ともが全員、本人が持つ良さを削り取られたかのような作品で、どの方のファンも納得できない魅力のなさだったと思います
始終、よく分からない映画だった
ストーリーはわかりやすいし、伝えたいことはこうなんだろうなということはわかるのですが、
主人公のとる行動が私の予測できる範囲からかなりかけ離れていて、ここでこういうこと言うんだなーとか、ここでこういう行動するんだなーというのが私の思うものと違いすぎて理解できず、もやもやすることがかなりあった
無戸籍の方の苦悩を描く作品は社会の問題だと思いできるだけ触れてきましたが、その中でも面白くない部類です
話が突拍子もなさすぎる印象で残念でした
あと、市子ちゃんのキャラクターに魅力をあまり感じなかった
なんというか、関わってきた周りの人をここまで惹きつけるほどの魅力みたいなものがこの子にあるかなぁと思ってしまった
すっっっごい
すっっっごい、面白かったー
近未来アメリカ(というか半フィクション世界って感じかな)の暗殺チームの一人が主人公
彼が所属しているのは国の軍の一部隊なので、基本的に裏切りとか理不尽とかなくて、暗殺者ものとかスパイ物とかにありがちな、嫌な気持ちになる展開はありません
そういうところでの雑音がなく、純粋に物語の展開を楽しめる、本当に面白い一冊でした
あらすじはとても簡単に言うと、
内戦で大量殺戮が起こるたびに、その国の要人を暗殺しに行く主人公(アメリカだから?軍事介入する)
そこでなんとなくわかってくるのが、「大量殺戮の影に常に一人の男がチラつく」ということ。
あれ?もしかしてこのいくつもある大量殺戮、すべてにこの男が関わってるんじゃないのか…?
っていう話
もう読んでほしいとしかいいようがないですが、面白かったです(何度も言ってすみません)
ラストまで読み終えてからゆっくり解説を読んだのですが、小松左京さんの選評が全くもっておっしゃるとおりでした
小松左京さんが書いているとおり、確かに虐殺器官とは結局なんぞやというところの説明がもう一つ欲しかったし、ジョンの動機ももっと詳しく…って思ったし、ラストの主人公の行動についてもかなり説明が足りないなと思う。
ラストの主人公の行動については特に、ちょっと唐突に感じたし、あなたアメリカにそんなに深い恨みあったっけ…ってツッコミ入れたくなったし。
でも、でもそんなものは凌駕してしまうほど、とにかくすごく、すっごく面白かったんです
なので言われてみればちょっと説明が足りないなと思う点も含めたとしても、もうとにかく面白かったです(語彙力がない…)
伊藤計劃さんの本はもっと読まなくては!と、虐殺器官の世界観を引き継いでいるという【ハーモニー】を即購入しました
届いたらすぐに読もうっと。
さて、そんな本作ですが
解説の結びは伊藤計劃さんのお母様の言葉でした
伊藤さんのお母様が、ほんの少しのユーモアを交えて伊藤さんを語った言葉に、深い深い愛情を感じて、伊藤さんのこの小説に感じた印象と同じだなと思いました
つらく苦しい局面で、悲観になりすぎないようにおおらかに物事を見つめようと努める目線がとても切なく、愛おしいと感じました
円が弱々の今だからこそ観たい!ということで円が強かった時代の映画を視聴
スワロウテイル、結構古い映画なので、出てくる人たちが若いー!そして豪華です
最近見ないなーって人がたくさん出ていて、なんだか嬉しかった
全員キャラクターに合った配役で、みんなかなり当たり役だったんじゃないかな
で、感想ですが、長い…
ストーリー良かったのでもう少しキュッとまとまったほうが絶対に良かったと思います
なんとなく後半ダラダラだったのがもったいなかった
それにしても、あの時代の日本が外国人移民を扱った話だからかな
日本が舞台なのに日本じゃないっていう嘘っぽさみたいなものがすごくて(いい意味で)、カタコトの日本語、中国語、英語を混ぜて話すのも、貧しさ故のお金に対する執着の薄さも、なんか全部ひっくるめてなぜかノスタルジーを感じた
あの感じは今じゃ作れないんじゃないかな
そして、邦画特有の暗くてジメジメしていてみたいな空気感がほとんどありません
なので、テーマで身構えていましたが割とからっと見られました
あと、渡部篤郎さんの役、あれずるいなー
一人だけ立ち位置がずるかった
ちょい役なのに印象的で、しかも美味しいとこ持ってってずるいよなぁ
当時、彼が俳優として大事にされていたんだろうなと思いました