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あなたを愛してよ

歴史ヒストリアの遠野物語を見て

2014-12-24 11:25:05 | 歴史ヒストリアの遠野物語を見て
柳田國男先生の『遠野物語』が、昨夜NHKの歴史ヒストリアで放送されていました。 今年の6月にEテレ100分de名著『遠野物語』4回シリーズで取り上げられ、それ以前からもこの物語には興味を持っていましたので、遅い時間の放送なので録画し、帰宅後先ほど観終わりました。

「妖怪と神さまの不思議な世界~遠野物語をめぐる心の旅~」心に残る番組でした。

 神々と精霊の楽園。遠野のイメージは日本の原風景がいまだに残っているところがあります。現代社会に生きる私たちは合理的な理解が先行し、遠野物語が語るようなあの世の世界と直結する話や地域の持つ共同体的な結束のようなものが希薄になってきています。

 それはまた、人間存在の終末に忍び寄る「どこへ去るのか?」という不安感にもつながります。「魂のゆくへ」というのが『遠野物語』の背後にあります。それは柳田先生が語る「魂のゆくへ」であって、現代人が失った大事な何かのように思います香港飯店

 物語中に語られる死者の物語は、多くの魂のゆくへ語り、死者を弔う側の生きる意味を悟らせます益生菌好處

 「妖怪と神さまの不思議な世界」

 魂のゆくへと妖怪と神さまの話、同一次元で語られるところにこの物語の後世への遺産的な意味を感じます。合理的な話は一つもありません紐崔萊

 非合理極まりない話ですがそこに魅かれるならば「魂のゆくへ」はその人には見えてくるのかもしれません。