あみものだもの

まちがいだらけでも

シェットランドヤーンの力

2016年08月18日 | 糸や道具について
手元に届いたジェイミソンズを見て、正直なところわたしはちょっとイメージと違う、と思いました。



いつか私が触れたシェットランドヤーンのマフラーは、手触りなめらかで、ふわふわしていました。が、このジェイミソンズは毛羽立ちが多くチクチクカサカサしていて、粗野な印象さえ受けます。遠きシェットランドへの憧れで記憶が美化されていたのかも。そう思いましたが…

数段ガーター編みを編んでみてハッとしました。なんなの、このふっくらもちもちした感触は…!



そう、細かい毛羽立ちは編むことで絡みあい、空気をふくんでふくらむのです。そしてスチームをあてると、あのなめらかな肌触りへと変わりました。


「ぐりこよ、わかりましたか?これがわたしたちのちからなのですよ…」

おお、これがシェットランドヤーンの力、ジェイミソンズの真髄…!ちょっと試し編みしただけで分かるこの違い。感動しました。心の中の草原に立つシェットランドの羊たちがほほえみ、私は彼らの前にひざまずきました。

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いつもありがとうございます。
まだまだ暑さは厳しいですが、お盆も終わり、もうじき秋ですね。今年は夏も編みもの、と決めていましたが、出来上がったのはアンダリヤの帽子ひとつ。増えた編みかけと新しい毛糸たち。まあ、でもひとつでも完成させられたからよしとします。


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