父の日 食事会をしました。 by宮本M

お久しぶりです
九州において、アミーユレジデンスとして第一号の施設、清水麻生田の宮本です。
岡山からは遠く離れておりますが、頑張っていますよ

入居者様と恋人気分の私です

6月16日、父の日でしたが、皆様忘れずにお父様にお祝いをされましたでしょうか？

私だけでしょうか？
母の日に比べて、父の日がどうも盛り上がりに欠けているように感じるのは(笑)
私も、2児の父となりましたが、祝ってもらえず、過ぎ去っていました

今年は、当施設では、父の日のお祝いとして
お寿司や、その他長崎ちゃんぽん等を振舞わせて頂きました

職員の作業風景と完成品です。

皆様、いつもと違う食事に大変ご満足頂けておりました
「ちょっと今日はビール飲んでみようかな」と数名の方はお酒も飲まれ、私もお酌をして回らせて頂きました。
「宮本さんも飲みなさい」とお声掛け頂きましたが
昼間の開催で、勤務真っ最中であった為、悩んだ結果、お酒は控えさせて頂きました。

残念

食事の風景です。
お酒も入り、陽気になり、踊って下さりました

 

ここからは、私、宮本の身の上話にお付き合い下さい。

私の父は、3年前に食道癌で他界しました。
九州男児の父は、無口で、亭主関白、大声を出して笑う事も無く、厳しかったので
なかなか褒めてもらうこともなく、子供の私としては、非常に接しにくい存在でした。

そんな父なので、子供たちは、父の側にはあまり寄り付かなかったように感じます。
しかし、不器用ではありましたが、子供達と接したい思いはいつも持っていたようで、
今思うと寂しかったのだろうなと、もっと父と話しをしておけば良かったと後悔しております。

私も大人になり、社会に出始め、結婚をし、子供を授かり
少なからず育児を行うことで、父親の偉大さを改めて感じます。

ストレスから体調を崩すこともありながら、家族の為に何十年も勤務を続けてきた事。

寄り付かない子供たちを、それでも愛してくれていた事。

社会に出て、未熟者ではありますが
現在のように、担当マネージャーとして勤務をさせて頂けるようになった事を褒めて
ようやく一人の大人として認めてくれた事。

これから、たくさんの話と、感謝の言葉を、大人同士、また、父親同士として
語り合えるようになった矢先の他界でした。

父に対しては、母の意見を尊重し、癌と余命の告知をしていない為、父に掛ける言葉は制限され、最後に伝えたい言葉も他界後となりました。

いろいろな考え方があるとは思いますが
一家族の私としては、告知をし、後悔しないように
「今まで本当にありがとう！！」と伝えたかったと感じました。
だから、皆様、この父の日だけでも良いので、お父様に「ありがとう」と伝えて差し上げて下さい。

さて、自分の話ばかりしてしまいましたが、そのような事もあり、父親として、立派に役割を果たして来られたご入居者の皆様には、本当に尊敬致します。

今後も健康に、奥様やお子様、その他御親族と、出来る限り長く、大切なお時間を過ごして頂きたいと思います。

私も父親に出来なかった分、全力で入居者様の心身におけるサポートをしていきたいと思います。

今年で100歳になられる入居者様です。
本当に御立派です。いつまでもお元気でいて下さいね。

※次回は７／４に更新予定