なごり雪

雪が舞う

そこにたたずむ黒髪の長い、女性
どこか哀しげな顔をしていた
そう
もうここにはいられない
ここから去らなければ
でも
もう一度だけあなたに逢いたい
だから
ここであなたが来るのを待ってるの

早く来て
もう私はここにはいられない

あなたが来てくれた・・
逢えてよかった
それじゃ今度の冬までさようなら

今度、舞い戻るまで
待っててね
また逢えるといいね


その女性は雪の精・・

雪が舞う

春はもうすぐですね

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なんと言ったって、その心意気
そう
その心なんだと思う
この頃