今日は次の本より
The Western Conference 関西アメリカンフットボール史
新村佳史 協力:古川朗・川口仁
関西アメリカンフットボール協会発行
1,000円
タイトルの通り関西アメリカンフットボールの歴史を丁寧にまとめられた本です。
読まれた方も多いと思いますが、今回はプロローグで紹介されている岡部平太氏について
ネットで見ることができる記事?を紹介します。
岡部平太:スポーツ指導者・スポーツ研究者
米国で初めてアメリカンフットボールをプレーした人
【近代スポーツの夢を追い求めた風雲児・岡部平太】より
・1891年~1996年
・福岡生まれ
・柔道八段(講道館の紅白試合で七人抜きをし、異例の四段昇進を果たす。)
・剣道五段
・相撲とテニスは学生選手権で優勝
・東京高等師範学校(現筑波大学)
・嘉納治五郎の勧めで1917年に米国留学、シカゴ大学でアメリカンフットボールを経験
・1928年には日仏陸上競技大会を誘致開催
・1948年の第三回国体(福岡)開催で占領軍の宿舎建設予定地に競技場の建設を提案
「つわものどもが夢の跡を、スポーツによる平和の台(うてな)にしたい」
「平和台(ピースヒル)」と名付けた。
奇才で破天荒な行動が古い体制とたびたび衝突し、嘉納治五郎が破門にしたというエピソードもあります。
次は
【JAPANESE GRID PLAYER】より
「滅法な蹴球練習」
シカゴ大学での練習の一部を紹介されています。
岡部平太氏の著書「スポーツ行脚」より
パントラッシュの練習の一コマを書かれている中から「これは!」と思うところを抜粋します。
・「センターは球を両手で地につけ股の下からのぞいて見て、後方の蹴り手に股の下からボールを 渡す役目をする。」
・「あたかも競走のクラウチング・スタートと、相撲の仕切りとを併用した様な姿勢をとり、球がセンターから後方のキッカーにパスされるのを合図にスタートを切って球の飛ぶ方向に駆け出す。」
*具体的で非常にに分りやすい文章に感心しますね。
・「球を受けようとしている選手に、柔道の大外刈りを引っ掛けたものである。」
・「しかし大外刈りをかけられたその男は大変怒り出した様であった。」
ここからは実際の文章を読んで頂いた方がより楽しめると思いますので・・・
詳細はこちら
時代の違いは致し方ありませんが、国・人種・能力の違いなど微塵も感じさせない岡部平太氏の行動は、今の時代にないものであることは間違いありません。
NFL EUROPEに参戦中の日本人8選手にはぜひ頑張って欲しい!
関西アメリカンフットボール史からはそれてしまいましたが次回にご期待?(誰もしていない)下さい。
The Western Conference 関西アメリカンフットボール史
新村佳史 協力:古川朗・川口仁
関西アメリカンフットボール協会発行
1,000円
タイトルの通り関西アメリカンフットボールの歴史を丁寧にまとめられた本です。
読まれた方も多いと思いますが、今回はプロローグで紹介されている岡部平太氏について
ネットで見ることができる記事?を紹介します。
岡部平太:スポーツ指導者・スポーツ研究者
米国で初めてアメリカンフットボールをプレーした人
【近代スポーツの夢を追い求めた風雲児・岡部平太】より
・1891年~1996年
・福岡生まれ
・柔道八段(講道館の紅白試合で七人抜きをし、異例の四段昇進を果たす。)
・剣道五段
・相撲とテニスは学生選手権で優勝
・東京高等師範学校(現筑波大学)
・嘉納治五郎の勧めで1917年に米国留学、シカゴ大学でアメリカンフットボールを経験
・1928年には日仏陸上競技大会を誘致開催
・1948年の第三回国体(福岡)開催で占領軍の宿舎建設予定地に競技場の建設を提案
「つわものどもが夢の跡を、スポーツによる平和の台(うてな)にしたい」
「平和台(ピースヒル)」と名付けた。
奇才で破天荒な行動が古い体制とたびたび衝突し、嘉納治五郎が破門にしたというエピソードもあります。
次は
【JAPANESE GRID PLAYER】より
「滅法な蹴球練習」
シカゴ大学での練習の一部を紹介されています。
岡部平太氏の著書「スポーツ行脚」より
パントラッシュの練習の一コマを書かれている中から「これは!」と思うところを抜粋します。
・「センターは球を両手で地につけ股の下からのぞいて見て、後方の蹴り手に股の下からボールを 渡す役目をする。」
・「あたかも競走のクラウチング・スタートと、相撲の仕切りとを併用した様な姿勢をとり、球がセンターから後方のキッカーにパスされるのを合図にスタートを切って球の飛ぶ方向に駆け出す。」
*具体的で非常にに分りやすい文章に感心しますね。
・「球を受けようとしている選手に、柔道の大外刈りを引っ掛けたものである。」
・「しかし大外刈りをかけられたその男は大変怒り出した様であった。」
ここからは実際の文章を読んで頂いた方がより楽しめると思いますので・・・
詳細はこちら
時代の違いは致し方ありませんが、国・人種・能力の違いなど微塵も感じさせない岡部平太氏の行動は、今の時代にないものであることは間違いありません。
NFL EUROPEに参戦中の日本人8選手にはぜひ頑張って欲しい!
関西アメリカンフットボール史からはそれてしまいましたが次回にご期待?(誰もしていない)下さい。