苦しみというものには
避けられるものと
避けられないものがある
前者は
宇宙との調律が為されていない為に
起こる出来事である
そのメッセージは全て
宇宙の音を聴き
自分の音を調律して下さい
に集約される
後者は
魂の成長に必要な体験で
生まれる前に決めて来た事である
私達の霊体には
深く恐怖が染み込んでおり
殆ど恐怖の塊としての人生を送っている
ただその事に気付いていないだけだ
無数の選択肢が頭に浮かぶ前に
恐怖によって切り捨てられている
それを不自由と言わずに何というのか
事件が発生するまで
自分の中にある失うことへの恐怖など見向きもせず
自分に怖いものなどないと思い込んでいる
これを無明と言わず何というのか
霊的発達段階と共感能力の発達段階は
完全に一致している
共感能力のない段階においては
自分という個体の幸せのみを追求して良い
共感能力の発達に伴い
他人と自分の幸せは区分出来ないものとなり
結果として
自分だけの幸せを追求する事は苦痛となってゆく
人は自分の霊的発達段階に見合わない幸せを追求する事は出来ない
それ以上を望むことも
それ以下を望むことも
共に不幸として感じるからだ
悪の諸力ばかり目に付くものですが
善の力は悪より高い階層で働いているのです
悪を駆逐していく善を期待しないで下さい
悪と善は交わらないからです
悪は悪ゆえに悪とぶつかり
消えてゆくのです