天の神と地の神がいる
天に神は太陽や星々に代表されるように
人間の状況に対して情状酌量の余地なく
働く大いなる愛である
天の神に対して人は常に合わせる側である
沈んだ太陽が昇ってくる事を祈っても
叶えられる事はない
しかし半日待てば反対側から必ず昇ってくる
下位のものに合わせない事によってのみ
天の神は奉仕が可能なのである
男性の愛の資質は天の神から受け継いでいる
一方地の神は人の祈りに応じる
しかしそこには一定の作法があり
無礼を働くものには罰を与える
天の神と異なり
タイミングを逸しても
おまけをしてくれる事がある
情により人と繋がっており
関係性の深い神からは優遇され
敵対する神からは冷遇或いは攻撃される
また産土神などはとても深い絆で結ばれており
あなたがその神を一切気にかけていなくとも
あなたを見守り時に手助けをして下さっている
女性の愛の資質は地の神に由来している
天の神と良い関係を結ぶには
神を待たせない事である
願いを唱えたならば
即取り掛かる
神の運行と一致していれば
それはすんなりと叶う
叶った後は心から感謝の念を贈る
叶わなかったならば
それはタイミングが悪かったと諦める
電車が来ない時間に駅のホームで待っていたに過ぎない
神の運行を感じられる者にとっては
恵みを受け取る事が容易い
地の神は気まぐれである
性格は神により大きく異なる
その神に合わせた対応が必要である
正しく祈り
正しく捧げれば
非常に多くの恵みを与えてくれる
天の神の愛は太陽の光のように
受け取る気さえあれば
誰でも活用する事が出来る
地の神の恵みは
樹になる果物のように
神との関係を育まなければ
恵みを受け取る事は出来ない
しかし一度育まれた樹は
枯らさない限り恵みをもたらし続けてくれる