アメリカからの1ヶ月分のアメコミが2週間弱遅れ漸く到着したため、週末はアメコミ三昧。まずはAmazing SPIDER-MAN (ASM)78BEYと881(80)号から。
78BEY号の筋書をJed McKay、画をElenora Carliniが、881号の筋書をCody Ziglar、画をMichael Dowlingが、それぞれ担当。Dowlingの画は良いな。全ての人物が丁寧に描かれている。表情が特に良く描き込まれている。それに対しBeyondのMaxineは無表情。ワザとだね。添付画像は、R. B. Silvaが描いた881号のvariant cover。今回の881号の表紙の中では間違いなくピカイチ。SPIDER-MANの表紙はこうでなくっちゃなデザインだな。
次に粗筋。78BEY号ではBen Reillyの為の訓練のシミュレーションの世界に迷い込んだMisty KnightとColleen Wingが宇宙怪物と戦う。881号では、前号で毒を盛られたBenがKravenと対決。
いつものように、好きなシーンや台詞等を紹介。まずは、シミュレーションの世界を称してBenが使った言葉。”Isn’t that an X-MEN thing?” X-MENのDanger Roomのことを指しているね。え、それは公然の秘密なのか。
宇宙怪物Obsidian Star。その身体を解剖しエネルギー源を探そうとしたMisty。Colleenが手を貸そうと提案するのに対するMistyの返事。”You got to be hands on.” 外資系の企業で働いていたらhands onという言葉をしょっちゅう聞く。部下に任せるのではなく自分で動いて物事を解決することを指すのだが、Mistyはそのhands onと文字通り手で解剖することを鰍ッて使っている。
最後のサゲ(オチ)はBeyond CorpをMisty達が裏で裏切っているのがわかって楽しい。しかしだ、SPIDER-MANの活躍はなく、買わなくても良かったか。この結論は買わないとわからなかったのが残念。
Beyond社のMarcusとBenの彼女の会話が面白いか。”Beyond’s best and brightest are on it, Janine.” “That’s what I’m afraid of.” JanineのBeyond社への不信感が顕著に出ている。
Kravenの毒を化学的に調合された頭痛薬で無害化するのが少しだけ面白いか。
Kaine(かな?)の活動をCease and Desist Order(業務停止命令 昔勤めた会社で喰らったことある)を抑えようとするのが現代的。Kaineには屁でもないけどね。
何か、意外とアッサリKravenが自殺して終わっちゃうのはどうかな。Benのシリーズが始まってから、お終いが雑でドキドキ感を感じられないのが非常に残念。複数の作家で話を担当しているので、無理矢理話を終わらせている感がある。
誤植発見。いつもオイラが使っているLegacy Number。この号は881号。ところが、このvariantの裏面に印刷されていた番号は781号。あまりに単純な誤植で笑う。
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