アメコミとラーメン

今読んでみるとInfernoも悪くない、夏のお祭りの中でのX-MEN



Marvel 夏のお祭りのお陰で通常シリーズが全て休刊。こんなのHeroes Reborn以来だな。その時だってX-MENは通常営業していたし。 ところが、今回はMarvelの雑誌が全て休刊だ。

今回は休刊の間のつなぎの1シリーズ、INFERNO 1号、2号を紹介。

筋書きをDennis Hopeless、画をJavier Garronがそれぞれ担当。添付画像は1号の表紙で同じくGarronが描いている。

前後関係はわからないが、4年前(設定上)に起こった忘却界の悪魔N’astirh、Goblin Queenの攻撃をX-MENが防ぎきれずニューヨークは悪魔の支配する世界に。CYCLOPSは悪魔の世界の外で治安を守っている男爵。今回の主役COLOSSUSはDOMINOと共にその下で働く治安部隊の一員。そのCOLOSSUSが意を決して、妹Illyanaを救うべく再度悪魔の支配する結界に潜入する。

因みに、Infernoは1989年のX-MENの姉妹誌横断のお祭り。

まずは気に入った点から。Boom Boom(名前をよく変えるのでこの時の名前はわからん)のお喋りは楽しい。SPIDER-MANのWise-cracking(軽口)を彷彿とさせる。彼女のお喋りにイライラする悪魔の様子は楽しいね。途中で唐黷トしまうのが、残念。

1号の最終ページで、Goblin QueenのパートナーがCYCLOPSの弟Alexというのも面白い。1995年のMarvelのお祭りAge of ApocalypseのMUTANT Xというシリーズでもこの二人はパートナーだったな。どうやらこいつら、COLOSSUSを救ってIllyanaが悪魔化したDarkchildを唐サうとする魂胆だ。

CYCLOPSが車椅子(車輪はついていないが)に乗っているのも面白いね。Xavier教授の後任という設定なのだろう。

Garronの画。添付の表紙画は非常に良い。因みに、2号の表紙もなかなか良いのだが、デザインで1号を選択した。その一方で中身の画はもう一歩だな。なかなかこの表紙と同じ品質を一定に保てない。と1号を読んで感じたのだが、2号になって品質が安定してきた。Goblin QueenやDOMINOの表情なんかは好き。

ちびCABLEが良いな。この世界の設定では未来に連れ去られていないんだ。しかし、DOMINOと仲良しになる。彼らの腐れ縁も良し。

血を流して唐黷トいるBoom Boom。彼女から血がだらだら流れている。Marvelの独自レーティングではT+(映画で言うとPG 13ぐらいかな。)なので、血液はOK。しかし、その色は黒だ。久し振り。懐かしい。これ以上のレーティングじゃないと血液は赤くならない。

設定としては、COLOSSUSとその妹しか、悪魔の剣、Soul Swordを持てないというのも面白い。THORの石鎚のように、道具が持ち主を選ぶんだね。

(過去のMarvelのお祭りの発表年に関してはWikipediaを参照しました。)
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