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波の音は白亜お前は聞いたかダイナソー

2022-12-10 04:18:18 | 俳句

 

 

 

波の音は白亜お前は聞いたかダイナソー

 

 

 

 

 

 

おぼえがき

これは掲載されているものを見ておややとなり訂正して再掲載です。

これは お前も聞いたか ではなく

お前 は 聞いたか なんです。

「お前も」とするとその波の音を聞いている自分自身が半分ぐらい出てきてしまう

白波立つこの波の音は、地球に海岸が出現したその時から、この波の音は同じだろうきっと変わらない波の音だろう

その波の音が耳に入ってきて聞いている自分のことなんてどうでもいいんです この中には恐竜だけでなければならない

むしろいらない、今現在の自分、現代の人間が波を聞いているとかの存在なんていらない、

それに気づくとその波の音は白亜紀に意識を連れて行いく、すると、白亜紀に飛んだそこに、その海岸に目の前に恐竜が現れた

時空を超えて今目の前にいる恐竜に、見えない恐竜に思いを馳せる

この同じ波の音を、お前の耳は捉えたのか、耳を傾けたのか、聞くことが出来る感性をお前は持っていたのか、

と、いるはずのない恐竜に、しばし時空を超えて、一緒に聞こうか、と。

巨大な長い首を振り上げ、聞こえるはずのない恐竜の雄叫び、返事を聞いた気がしたか。

 

2022年5月20日の句を訂正。

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