ハイデルランド英雄譚

ブレイド・オブ・アルカナ The 3rd Edition リプレイ
『ハイデルランド英雄譚』菊池たけし＋稲葉義明／F.E.A.R.

『ブレカナ3rd』のリプレイ。
あちこちで連載されたリプレイ２本を集めた本。
一本目は菊池たけしの「ディングレイの魔核」。
ブレカナであろうとなかろうと、やっぱり“きくたけ”な世界滅亡の話。
たしかにこれを初めて読んだ時は、こんな事しても良いんだと目から鱗が落ちた思いでした。
NPCも濃いですしね。
それにしても、ほんと酷いPCたちですな。
使えたモンじゃないやつらです。
まあ、これでも一応話をまとめれたんだからやはり凄い人です。

「まことの騎士」
これは先の「ディングレイの魔核」とは別の意味で目から鱗なリプレイでした。
今までのブレカナのイメージとは違う、重厚なストーリーの展開とキャラのやり取り。
ストーリーは『ベルセルク』の黄金時代編みたいで、ゾッドとか出てきてないのにちゃんとブレカナしてる。
バランスを奇跡で取っていない感じが素晴らしい。
こういう格好いいリプレイ読むとやりたくなってきますよね。
キャラの設定がしっかり生かされるようになってて、『ランド・オブ・ザ・ギルティ3rd』を買いに行かなきゃ、と思ってしまいます。
完全に罠にかかってる気がしますが･････。