天乃川龍人の歌姫

音楽のことについての日記など

J Majik & Wickaman - Crazy World

2008-08-30 11:35:40 | Weblog
 いい声してる。題名からすると痛い曲かと思ったが。まるっきり違った(笑)
 これだけ張り上げててもこれだけ透き通った声してるからたいしたものだ。
 最初の入りもいい。せつなく感じるメロディーだし。重厚な音に声量があるから声が負けてない。普通負けるから、歌の部分だけ楽器の数を減らすんだが、そのまま入った上に、数を増やしてる。
 テクノ系はかなり狭い範囲内で作らなければならないから、やりつくされた感じも否めない。イギリスでテクノ系を牽引してきた最近のcascada見てても思うことだが。cascadaのつづり調べるためにサイト調べてたらRascal FlattsのWhat hurts the mostのカバーが流れてた。名曲なだけに微妙。本家のはP.Vもなかなかいい。まあ、単なるカバーと違いcascadaらしさはでてるけど。

http://jp.youtube.com/watch?v=79W6QHt4fp4

オーディションと音楽理論

2008-08-16 05:27:45 | Weblog
 結局人が来ないので、パソコンで作った曲だけで応募することにしてレーベル出した。
 だいぶ前になるが前回はいい曲を出さなかったが、今回は出そうと決めて約1年の間に出来た曲の中から、いいもを選びその中から適当に3曲を出した。

 それであるレーベルから落選の通知と審査基準が書かれたメールが来た。
 もし出すときは参考にしてみてはいかがだろう。 

 楽曲の良さ、表現力(魅力を的確に表現できれば表現力とアレンジ力はイコールでない場合もあります)、次の時代をイメージできるサウンドをプロデュースする能力。楽曲やアーティストの魅力を個性的に表現。

 楽曲のよさというのはあたりまえの話だな。というか俺的にはこれしかない。実際ジャンルも関係ないと思う。いい曲を作ればそれで最高になるからね。
 表現力、パソコンで作ってるから、ある意味ありえない。まだ演奏してるとかなったら別だけど。歌ってるとか。でも俺は作曲家で応募したわけであって、演奏家とか、歌手として応募したわけではないんだよね。実際そのように書いているし、そのジャンルで応募してるからね。作曲家に表現力求めても仕方ないと思うんだけど。例えばショパンコンクールというのがあって、そこにいろんな人が出るわけだけど、譜面同じだけど全員表現力は違うからね。表現する前の段階にいるのが作曲家だから。
 魅力を的確に表現できればアレンジ力と表現力は違う場合もありますと書かれてるけど、俺的にはアレンジって、極力しないで出した。またそういう風に書いた。何故極力アレンジをしなかったかというと、歌う部分をピアノで作ってるけど、そのメロディーラインにアレンジで音をかぶせると、メロディーラインが潰れる。楽器を極力控えて、メロディーラインの良さを出さないと、その曲が本当にいいかどうか聞く人はわからないから。逆に言えばいい曲なら和音とメロディーラインだけでいいとさえ思っている。またそれで勝負できなければ本当にいい曲とは言えないと思う。でも出すときは一応それなりに見栄えは良くするけど、作りこんだりはしない。あと、表現力は歌い手とか演奏家がするものと書いたけど、あまり作曲の時点で出しすぎると、その歌い手の声質の個性や表現力を邪魔するからね。基本的にいい曲はアレンジは必要ないと思う。ここのレーベルの人は作曲家にも求めてるみたいだけど。
 この落選メールと行き違いで市販されてる他人の曲をアレンジして、サイトにUPした。たぶん聞いてないだろうな。すでにその時は、結果でてただろうし。遅かったね。まあ後何社かあるが。自分の曲でなく他人の曲をアレンジしたのは、やはり自分の曲だと、自分の曲だからアレンジしやすいと思われても困るからね。それにアレンジは元曲をその人がしらなければ、どういうアレンジしたかその能力がわかり辛いからね。
 
 「次の時代をイメージできるサウンドをプロデュースする能力」次の時代ね。時代に合わせられないと確かにだめだけどね。でも時代に合わせすぎると、個性が失われる。その上個性が強すぎると誰もお客がついてこない。1発屋の可能性が高くなる。俺が目指すものは万人受けするものであって、コアなファンを獲得するためではない。それに楽曲がよければむしろ次の時代に合わせる必要はないんだよね。ファンを大切にする心が失われるから。ファンはその人の今の楽曲が好きだから買って聞くわけだからね。それにいい楽曲を作れる人は時代を超えるし、時代に左右されないと思う。また、次の時代をイメージっていうけど、結局アメリカの真似。でもそのアメリカも今は過渡期だからね。HIPHOPから離れられないけど、結局どこにもいけない状態が続いている。実際HIPHOPが日本の主流と言えるほど売れてない。全体的に売れてないから、売れてるようには見えるけど。
 日本人は新しいものとか、個性のあるものとか実際求めてるように見えて、求めていない。それよりも完璧なもの、ミスがないもの、聞き飽きないものを求めてる。新しいものを作るよりも、いい曲を出すほうが売れる。例え1流のアーティストでもそれは同じ、それがわかってないから売れなくなる。

 オーディションに出だしたものが全滅したら、やっぱり歌い手さんが必要かも。困ったものだ。

 後トータルが4万アクセス越えてました。来ていただいた方どうもありがとう。



Madonna ft Pharrell Give It 2 Me

2008-08-13 00:16:47 | Weblog
 今回はftした側のPharrellに焦点を当てて、コメントを書いてみました。この曲ではいかにアレンジした人がすばらしいかという部分がポイント。
 
 クレジットはマドンナだけになっている。しかしP.Vには途中からPharrellがでてくる。実際には最初から細切れで出てきてるんだが。あれ?Pharrellがでてきてるのにftがついてないんだ?と思っていたが。1コーラス目を考えた時にサビ以外を考えるとマドンナらしい曲といえる。懐メロ的感覚。ところがサビに入ると現代的になる。現代的といっても、シンセなどでダンスミュージックの要素が強くなるという意味だけど。
 後p.vで俺が勝手に間奏の部分だと思っているPharrellがバッグを引っ張ってる部分は、あきらかにPharrell的要素が強い気がするが・・・・。それでwikiで調べた。

 ジャンルが Pop, electropopになっている。
 ライターが Madonna, Pharrell Williams
 プロデューサーが Madonna, The Neptunes

 たぶん元々曲があってそれをアレンジしたのがPharrell Williamsって感じかな。想像だけど。後は全体的にPharrell Williamsが属しているThe Neptunesとマドンナで仕上げた感じがする。あくまで想像だけど。
 かなり元の曲を意識した作りになってて、しかもそれをできるだけ壊さないように、なおかつ飽きさせないように、作ってるところが伺える。だから1番と2番と、3番のサビのアレンジが全部違う。全体的にマドンナの要素を壊さないように作ったことで、逆にPharrell Williamsの要素を色濃く出してしまった。

 http://jp.youtube.com/watch?v=fvrfGjGX21I