第131回目 創造体験と脳細胞

地球次元上昇もいよいよ山場を迎えようとしています。次元上昇というのは魂の内側で起こる進化革命のことで、その結果が地球を地上天国にしていくわけですが、そこへ到達するために私たちはあといくつかの困難を通過していくことを余儀なくされそうです。

なぜかには理由があります。

それは人々の内側に潜んでいる『恐れ』が、現在この地上で繰り広げられている事象におおきな影響を与えているからです。

支配者が支配者であることを棄てられないように、奴隷も奴隷であることをこよなく愛してる人がまだまだたくさんいます。需要と供給のバランスがとれているというのでしょうか、そうなるように支配者に上手く手懐けられ完全に洗脳されてしまっています。

要するに自由になることを恐れているのです。

決まった領内でしか生きたことがない人が、突然大海原に投げ出されるような感覚です。誰でも不安や恐れは感じるでしょう。そしてそれにあえて挑戦したり挑んだりするのはほんの一握りの勇者だけですね。

しかし大海の向こう側に平安の島があると勇者によって伝達されれば、自分も自由になりたいと後に続いていくものです。

人々の前で、うねりとなって荒れ狂う大海が現在の社会状況とするのなら、それを見て人々は恐れ慄いているようなものです。

現象世界では、幸せを感じると更にまた幸せを呼ぶように、恐れを持つと更に大きな恐れを体験するシステムになっています。

乗り越えられない山は永遠に目の前に立ちはだかる

ことと同じです。超えてしまえば次に同じような山も難なく越えられます。

恐れも同じですね。恐れを克服していれば、もう二度と恐れを体験することはないのです。どのようなことが起こっても単なる事象だということが客観視できるようになるからです。

それよりも、なぜ恐れが自己に内在するのか見つめることが大切です。何のための恐れか。私たちは何に何処へ向かっているのか？問うてみましょう。

それが明確になれば、恐れは消えて行くのではないでしょうか。

恐れはどこへでも、たとえ引っ越してもあなたの行く所あなたと共にあります。宇宙の遥か彼方にもついてきます。あなたが今手放せていないネガティヴな思いも、繰り返された輪廻の中で手放せなかった癖です。アセンションの時を選んで生まれきたのです。手放すために生まれてきたことを忘れないで下さい。

この世界で、恐れを持っているとさらに増幅しそれを体験する。睡眠はアストラル体を修復し、脳下垂体によって恐れの感じ方のバランスをとってくれます。自分が望み必要なことを体験できるようにです。

目に見えるすべてのことは、無常で移りゆく幻想。あなたの中にある【心】が常在し移り行くことのない、普遍永遠不滅である本質に繋がっています。

目の前で繰り広げられている事象を憂うことなく、自分に何か困難なことが起こっても憂うことはありません。なぜかと言うと、乗り越えられないことは決して起こらないからです。

あなたは、あなたの想念と集合意識によって今の現実を生きています。望まないこともたくさん起こるでしょう。しかし、その望まない事象こそ次のステップへの糧になるはずです。そうやって魂は進化し、自己を発見していくのです。

変化を楽しみましょう。変化を余儀なくされている状況なら尚更です。

恐れることなど何もないのです。恐れは最初からなかったのですから。ただ一つあなたが何かを恐れているのなら、それは恐れていたと錯覚をしていたのでしょう。

地球を覆う恐れと怒りを愛で包みましょう。






ありのままで