【オーガニック先進国を目指して】
日本のオーガニック野菜、穀物の生産量は平成28年の調査において、まだ1%も満たしておらず、有機農家土壌面積も0.4%しかないことを存知ですか？
昨年、国は東京オリンピック開催に向けて、国際的にオーガニックの水準の低い我が国の状況を改善するために取り組みを始めたようです。
＊オーガニック・エコ農業の拡大に向けて…平成28年2月28日 農林水産省
http://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/yuuki/convention/h27/pdf/siryo1.pdf
日本は経済においては先進国と言われていますが、オーガニックに関しては極めて後進国だというのが実状ですね。
世界的に見ると欧米が生産量が高く、欧米ではありませんが、オーストラリアはオーガニック先進国です。わたしが初めてオーガニック野菜・ハーブに触れたのも２２歳の時、オーストラリアへ行ったのがキッカケでした。
帰国して市民農園でオーガニックを始めたのですが、周りの方々が消毒や化成肥料を使うのであまり納得できず、家を購入しようやく家庭菜園でオーガニックが実現しました。
【薬漬けの日本人に、なかなか浸透しないオーガニック】
日本人は農薬や除草剤のことを『薬』と呼びます
＊高齢者「薬漬け」適正指針 国が初 副作用の有害性明記
12/24(日) 7:55配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171224-00000044-san-hlth
こちらの記事でも分かりますが、そもそも日本人の多くは薬漬け、人間にも食物にも薬を使うのが当たり前だという意識・認識が浸透しています。
たくさんの化学肥料や薬剤・発育促進剤を使った食物を食することで、更に薬漬けに拍車をかけていることをご存知でしょうか？
薬の副作用を薬で抑える。
人にも野菜に対しても、そのような考えが浸透していますね。
そんな悪循環が当たり前になっていませんか？
農家さんも古い価値観を捨て、新しい価値観を取り入れる時が来ているようです。薬剤を減らし、健康な野菜を生産することが世界的に望まれています。
個人の意識から変えていくことが大切なようですね。
真冬でもキッチンでこんなに元気に育ちます。もちろんこの野菜もオーガニックです。
あるがままで
