twilightの中でつらつらと

色々あってやっと元気になってきました。でもまだ薄闇の中で頑張ってます。フィギュアスケート大好きです。

覚めない夢

2017-05-27 13:07:56 | 日記
氷艶 2017破沙羅の公演からだいぶ時間が経ってしまいました。
先週の今頃は代々木体育館にいたのだな~と未だにあれこれに思いを馳せてしまう
いわゆる氷艶ロスってやつにまだかかっているようです。
プロローグの中で女神稲生(荒川しーちゃん)の「見せてあげよう。破沙羅の夢を・・」というセリフがあるのですが、思いのほか深い夢に陥ってしまったようです。

レポは普段歌舞伎や舞台を見慣れている方々のブログがさすがに知識も演じるということへの洞察も深く素晴らしいと思いました。
なので私のはさらりと。

3公演見てきました。
壮大なスペクタクルに満ちた何でもありのエンターテイメントでしたが、実はこの何でもあり!の楽しさの裏には、物凄い計算され尽した緻密さがありました。
次から次へと見せ場もお楽しみ場面も正確なタイミングで飛び出してくるのですよ。
宙乗りなどの機械操作、プロジェクションマッピング、そして演者達の間髪を入れない演技、立ち回りとTAOさんのドラムやセリフと音楽のタイミング。
一糸乱れぬみごとさで!
複数の要素をここまで絡めて壮大で見る者を呆気にとらせ、手に汗握る演目を作り上げた染五郎さんには、その労力へのねぎらいと感謝の気持ちで一杯です

しかし・・魅力的なキャラクターばかりでした!出てくる悪役も善役も!
アニメや小説が好きな方はスピンオフ作品を作りたくなった方も多いのでは?

再演を望む声多数だと思いますがあの規模の公演をすることの大変さもまた感じたものです。
そして歌舞伎ファンによると染五郎さんは一つ作ったら練り直して再演よりも次へ行かれる方とのことです。
氷側の要望ばかりを言っても今回は沢山の相手方がいることなので遠慮もありますが・・・
でも見たい!染五郎さんのやりたかったことをもっと生かしてもらって!というのが正直な気持ちです。

笑也さんはじめ語りたい役者さんやスケーターは沢山いますが代表して大輔さん。
なんという役者ぶりでしょう
そして出雲の阿国のあの踊りっぷり(もっと見たいあれ
もともと私は音楽的な部分に惹かれて大ちゃんファンとなったのでしたが、今回はこの演じるという部分で本当に驚きました。
セリフのない動きでも義経の悔しさ、恋しさ、闘いの決意など身体から溢れるものを感じました。
そして力一杯の殺陣で見せた身体能力と美しさ。
表現するということに制限などなくてよいのですね。
これからも益々修練と経験を積んで生の舞台でもっともっと耀いていって欲しいと思います。





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