９月２６日から始まったTNR
9月２６日
サビ♀
チャトラ♂
ハチワレ♀
チャトラ♀
９月２８日
三毛♀
サビ♀
１０月２日
黒♂×２
ここまでで８頭の避妊去勢手術が終わりました。
残るはハチワレ２頭。
メスとオスだと確認ができました。
そしてオスのハチワレは片手がありませんでした。
言葉がなかった。。
この子達は最近来るようになった子達。
そう、なかなか出会うことができません。
この子達と出会うチャンスを伺うと同時に
私が毎日現場へ通う理由。
空き家の倉庫で子猫を産んだ母猫サビ
１頭の子猫を残していきました。
私に見つかり危険を感じ移動したのかもしれません。
他の子猫を移動させてる最中だったのかもしれません。
それでも私は保護します。
現在↓
ミルクボランティアさんの元で
すくすく成長しています。
母猫と他の子猫は絶対に近くにいる！！
猫はエサ場のそばで安全な場所を見つけ出産をします。
出産後子猫達から離れる時間を少なくする為です。
毎日毎日倉庫のそばを歩いて探す。
子猫の鳴き声がしないか耳を澄ます。
サビの母猫を探す。
この場所に初めて来た時サビ猫が多いと思いました。
確かに３頭のサビを確認したのだけど
エサやりさんは２頭だと言う。
サビ猫は柄が確認しずらく
近づけないこの子達は
ここで見つけて他でまた見つけても
同じ子なのか違う子なのかがわからない。
同じ子をカウントしていたのか？捕獲したサビ２頭。
エサやりさんに確認してもらうと
確かにエサをあげてる２頭ということでした。
無事手術が終わりリリース。
そして。。。
写真を拡大して見てみると耳カットがない。
新たなサビ３頭目。
やっぱりサビは３頭いたんだ。。
きっとこの子は他の場所でご飯を貰っている子で
エサ場が特定できなければ居場所を探すのは難しい。
このエリアは空き家や住みかにできそうな場所が
たくさんあるから。
途方に暮れながら毎日この写真を見ていました。
拡大して見てみる。。
ん？
間違いない。。柄が同じ。。
耳カットは確認できなかっただけだったんだ。。
１番最初に捕獲したサビでした。。
つまり、子猫を残し
２日間この子を連れ去ったことになります。
TNRをしているとこういうことがある。
私が知らないところで
母猫がいなくなって亡くなっている子猫も
いたのだろうと思うと胸が苦しい。
何が正しくて何が間違いなのかがわからなくなる現実。。
生きていた子猫。。奇跡です。。
他の子猫達も何とか無事であってほしい。。
↓この子が母猫サビ
リリース後のこの子は
エサやりさんのお宅か西側の空き家にいることが多かった。子猫がまだいるとすれば
この空き家にいる可能性が高い。
空き家の方に中に入る許可をいただきましたが
私は入ることができない。
何故なら、また居場所を無くしてしまう可能性があるから。
ここに、この場所に子猫がいると確認できれば
一発勝負で保護しに行きます。
エサやりさんに子猫の鳴き声を気にしてもらうよう
お願いしました。
そしてその日、片手がないハチワレ発見！
保護器を掛けます。
掛かった！！！！
あれ？
この子はもう１頭のメスのハチワレ。
どこから現れたの？
片手がないオスのハチワレ
もう１個保護器を掛けましたが
保護器に近づき扉が閉まってしまったことで
逃げてしまいました。
この子に出会ったのはこれで３回目。
この子達はいつも一緒にいるんだ。。
きっとあなた達は兄妹なんだね。
そして、片手がないオスの子を
メスの子が守っているのだと思いました。
涙が出る。。
１頭連れて行けばどちらの子も不安に違いない。
何とか同じ日に獣医さんへ連れて行きたい。
そして、同じ日に一緒にリリースしたい。
ご飯を食べに来る夜
エサやりさんに捕獲をお願いしました。
だけどね、その日は姿を見せなかったそうです。
次の日もその子はその場所に来なかった。。
TNRをしながら１番に想うこと。
そこにいる子達の居場所を無くしたくはない。
エサやりさんと話をします。
私「とりあえずその子はオスなので
すぐの捕獲はあきらめましょう。
保護器は見えない場所にしまっておいて下さい。
まずはこの場所に戻れることを考えましょう。
あの子はこの場所でなければ絶対に生きてはいけません。」
次の日Mさんが片手のない子を３軒隣で発見！
良かった(ノД`)・゜・。
エサやりさんは最近触れるようになったそうなので
ゆっくり馴れた頃に手術に連れていくようお願いをしました。
そして避妊手術を終えたメスのハチワレが戻って来ました。
縄張りだとわかると
出せ！出せ！出せー！！！！
また兄妹で必ず姿を見せて下さい。
絶対に。。。
ｂｙ 会員K
