今まで忙しさにかまけ
ブログに載せていなかった重篤な猫さんを
続けてアップします。
メンバーKは自宅周辺のTNRを
50頭近くやっています。
そのTNRをした中の1頭の白猫さん。
知らない猫が縄張り内に入るだけでも
ものすごく怒り威嚇し、その猫をどこまでも追いかける
オス意識のとても高い猫でした。
そのうち、耳の瘡蓋が目に入りました。
なんだろう?
また喧嘩でもしたんだろう・・と軽く考えていましたが
暫くするとその瘡蓋が
段々と広がっていきました。
え???
まさか・・・
もしかして扁平上皮癌?
扁平上皮癌とは皮膚細胞の腫瘍。
環境要因、遺伝子要因が複雑に絡みあって発症することが多いそうが
特に原因とされるのは、紫外線で
白猫は他の毛色の猫に比べ
発症率が13倍高いと言われています。
もし扁平上皮癌だったら・・・
これからこの子が
扁平上皮癌に侵され
耳、顔、溶けるように
瘡蓋で覆われていく姿を
黙って見ていられるのか?
Kの顔を覚えやっと少し
触れるようになったこの子。
もう保護するしかない!
長い戦いになることを承知で
Kは去年の年末
とうとう白ちゃんを保護しました。