この子達のご飯とお世話
マンション内に住む数名の方と
向かいに住む６０代くらいの女性Iさん
みなさんにご協力頂きながらTNR進めていきます。
苦情の多くは不衛生な置きっぱなしのご飯
そしてうんち。
まずはエサやりさんに
マナーを守ってもらわなければいけません。
Iさんはみなさんに伝えると言ってくれました。
そして奥のわからないところに
トイレの設置もして下さるそう。
本当に有り難いです(ノД`)・゜・。
そして私は準備を進めていきます。
ご近所の方に配るチラシの作成
何をどんなふうに伝えたら良いか。。
何が伝えたいのか。。
その間にもIさんと連絡を取りながら
置きエサに関して注意を促します。
Iさん「あんまり難しいこと言って
今までご飯あげてた人があげなくなってしまうと私も困るんだわね。
一人ではやれないから・・・」
私「そこが直せなければ周りを納得させられないんです」
そんなやり取りが続きました。
私は難しいことなど言ってはいないのに。。
ご飯をあげたら片づけてほしい。
そう言ってるだけなのに。。
Iさんは「置きエサがあれば自分が片づける。
何も心配しなくていいと言う。きちんとやるから！！」と。。
ですが昼間にエサが置きっぱなしで
Iさんが夕方仕事から帰ってから片づけては同じなんです。
住民の方々の目につけば今までと変わりません。
捕獲し手術をし
ここにいる子達が繁殖しなくなっても
置きエサがあればまた猫を呼ぶ。
Iさんに私の想いを伝えますが変わりません。
どうしてだろう？
なぜそれができないんだろう？
こんなふうに置きエサをしたら
もっともっとこの子達が嫌われてしまうのに。。
私は自信がなくなってきました。
Iさんはもう少し丸くなってほしいと言う。
そんなにうるさく言うなら
私に手を引いてもいいと言いだしました。
私も折れることができませんでした。
きっとそこには私の焦りとお金のことがあるのだと思う。
私がお金を出して手術するのに！！
してあげるのに！！
そんな思いが絶対あったのだと思う！
そしてねこネットあまの大先輩は言う。
「最初からすべてうまくいく訳ないよ。
思い通りになる訳がないよ。
そこの方は歩み寄ってくれて協力的じゃない。
絶対変わってくると思うよ。
あなたが動くことでみんなの意識も変わっていくと思うよ。
せっかくここまでやったんじゃない」
そう言ってくれた。
何かね、力が抜けて
顔がほころぶような感覚(*´ω｀*)
私は何の為にこれがしたいの？
エサやりさんを助ける為？
ご近所の苦情をなくす為？
そうじゃないんです。。
この子達を見ると苦しくなる。。
まだあきらめるのは早い。
私もIさんに歩み寄らなくては
自分の想いだけで一方的に突き進んではいけない。
そしてもう１度Iさんと話をします。
そしてもう１度Iさんと話をします。
Iさんは言う。
この地域の猫達をもう何十年もお世話してきて
多い時で３０匹ぐらいの野良猫がいたのを
ここまでみんなで減らしたんだと。
子猫が生まれれば里親に出し
病気の子は獣医さんに連れてって治療をした。
避妊手術もみんなでお金を出し合ってやってきたんだと。
ご飯をあげ、猫を慣らし
捕まえられる子の手術をしてきたのだと言う。。
猫嫌いな人達との対立は昔からあって
それは仕方がないと言う。
嫌いなものを好きになれって言っても無理なんだから。
猫達だってちゃんとわかってるから
そういう人には寄らないよ。
ここの方達はただご飯をあげるだけではなく
きちんと考えながら
みんなで協力しながらやってきたんですね。
保護器なんてない、ずっと前から。
Iさん「置きエサをしている人も私達と同じように
この子達を想い、かわいそうだと思ってやっていることで
そういう人に「これはやめてくれ！」と強くは言えない。
私もご飯をあげれない時みなさんの力が必要だから
そうやってここではみんなで助け合ってやってきたの。
少しづつ説得していくから
最初からそんな強く言わないで
もう少し丸くなってほしい。
そんなんじゃ誰も協力してくれないよ」
そう言われました。
私はね、エサやりさんの気持ちはわかっている。
そう思っていたんですね。。
猫を煙たがる、苦情を言う人達を納得させることばかり
考えていたように思います。
ここにはここのやり方があって
置きエサがいけない理由。
ゆっくり理解してもらわないといけませんね。
いろんなこと、一つづつが勉強です。
こうやってお互いが歩み寄って
全く知らない者同士が一つの方向へ進んで行けたら
きっとうまくいきます。
私も考え直し、仕切り直しです！！
そして出来上がったチラシがこちらです↓
地域のみなさまへ
～これ以上野良猫を増やさないためにご協力お願いします～
私は、あま市で活動している保護団体「ねこネットあま」の○○と申します。
○○ハイツ周辺にはたくさんの野良猫が生息しています。
それによって起こっている様々な問題につきまして
少しずつではありますが以下のように取り組んでいきます。
1 避妊・去勢手術
対象となる猫を保護し、手術後元の場所に戻します。
手術によってその猫は一代限りとなり、それ以上猫が増えることはありません。
★なぜ元の場所に戻すの？
猫の縄張りは半径５００メートルと狭いもの。
ここで産まれた猫は飼ってくれる人が見つかる以外
ここで生きていくしかありません。
この場所から連れ去り、他の場所に離すことは遺棄となり犯罪です。
（１００万円以下の罰金）
２エサの管理
‘置きエサ‘は他の場所から猫を呼び、猫が増える原因になります。
また、カラスやハエなどが集まり不衛生になったり
季節によっては腐敗による悪臭など近所迷惑になります。
できるだけ決まった時間にエサを与え
残れば片づけや掃除などを「エサやりさん（エサを与え猫を管理してくれる方）」
に協力いただきます。
野良猫の寿命は、事故・病気・餓死・寒さ・暑さなどにより
平均３～４年くらいと言われています。
命が危ないと感じた猫は、子孫を残そうと更に繁殖します。
手術をすれば自然に減っていきます。
エサをあげることが悪いことではありません。
エサをあげないことが解決になるわけではありません。
「野良猫も生きているんだから何かしてあげたい！」
と思ってる人はたくさんいます。
地域には「猫が好きな人」「無関心な人」「嫌い、あるいは苦手な人」が
混在して住んでいます。
飼い主のいない猫を勝手気ままな「野良猫」として放置するのではなく
猫の嫌いな人にも見守っていただけるように一定の管理をし
「将来的には飼い主のいない猫を減らしていこう！」
という活動です。
ご理解、ご協力、よろしくお願いいたします。
Iさんにも見てもらい
このチラシをご近所の方々に配布します。
チラシの作成と同時進行でシェルターの準備です。
週末寒波がくるというので
大至急用意しました。
穴をあけ↓こちらを使用します。
以前Mさんが寄付して下さった優れ物。
雪がちらつく本日
積もる前に設置することができました(ノД`)・゜・。
猫達が入ってくれるよう
こちらを↓( *´艸｀)
入ってくれるといいな(*´▽｀*)
後の管理はここの方々にお任せします。
またまたこちらも同時進行で。。
メスのハチワレ！
可愛い～～～～～(=^・^=)
この子は昨日無事手術が終わり
今私のおうちにいます♪
お腹に赤ちゃんいなかったそう。
ホッとしました。。
抗生剤を飲ませ、何日か様子を見ます。
これからチラシを４０枚ほどコピーして
自分の足で配ります。
合間に手術もしていきます。
Iさん達がシェルターの場所を片づけ
トイレの設置やお掃除をしてくれてる分私も動けます。
広がっていくといいな(*´▽｀*)
by 会員K
