ALOSミッションキャンペーン オフィシャルブログ JAXA × goo

「だいち」(ALOS)ミッションキャンペーン公式ブログです。コメント、トラックバックお待ちしています
 

ALOS記者説明会がありました  



本日、JAXAプレゼンテーションルームにて、ALOSに関する記者説明会がありました。

ALOSのデータを利用する国土地理院、農林水産省、海上保安庁などの方々から、それぞれデータをどのように利用し何に役立てるか、という計画が発表され、「ALOSのミッション」が具体的に語られた説明会となりました。

ALOSのミッションについて詳しいお話は後日あらためて掲載しますが、ひとまず、速報として簡単にレポートします。

●農林水産省
農林水産省では、水稲の作付面積の把握するためにALOSのデータを利用する。具体的には、作付け前の写真と作付け後の写真を比べて、水田の面積を求める。

●海上保安庁
オホーツク海の流氷の状態を把握するためにALOSのデータを利用する。流氷による海難事故ゼロを目指して流氷情報を提供しているが、これにALOSのデータも利用したい。

●国土地理院
日本地図の作成、修正に利用するのはもちろん、ALOSでは全世界の2万5千分の1の地図を作ることが可能なので、地図を作りたい国を援助するためにもデータを使いたい。そのほか、地震や地殻変動の状況把握、火山、洪水、津波などの災害状況などにも利用する予定。

●環境省
全国の植生調査(緑の国勢調査)での利用や、湿地・湿原の状況把握に利用。

●経済産業省
経済産業省ではALOSのセンサーのひとつ・PALSARを共同開発。PALSARによって地形や地質構造を調査し、石油など天然資源の探査、開発計画の立案、プラントの設備保全に利用する。

●アジア防災センター
自然災害による被災者の90%はアジアの人々である。災害が起きたときの状況把握、また、災害が起きる前の都市計画や被害予想図の作成にALOSのデータを役立てたい。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« JAXA いはも... 家庭用プラネ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。