我が家には‘要介護1’という介護認定を受けた老人が一人いる。
父です。(老人が・・という言い方はともかく・・・)
今年になって介護認定を受けた。
きっかけは認知症らしき症状がではじめたからである。
介護保険制度がスタートして、介護認定というものにもさまざま問題点等が
話題になったりしたが、所詮他人事だった。
かかりつけのお医者さんに、「介護認定を受けておいたほうがいい」と言われ
早速認定の申請をして認定員の方と面談をすることになった。
この面談がいささか問題だった。
面談での受け答えはほぼまともに出来る。体も不自由な個所は無い。
食べることも、トイレ・着替えも自分で出来る。
つまりそんな状態だけではとうてい要介護の認定なんて下りない。
父本人との面談後、家族である私と少し話をして‘認知症’について話はしたが
認定は‘要介護’か‘要支援’か微妙に思えた。
結果、医師の意見書も加わってなんとか‘要介護1’の認定を受けられた。
かかりつけのお医者さんを持ち日ごろから見てもらっていて「よかったなー」って
思えた。
‘要介護’と‘要支援’では受けられるサービスが全然違うからだ。
こうして我が家でも‘要介護者’との生活がはじまった。