今日は朝から雨です
氷雨。
そんな歌あったよね~、何か思い出せそうで…
暫くメロディだけが頭の中を巡り
歌詞が出てこず…
傘が無い訳じゃないけれど 帰りたくない・・・とポッと歌詞が浮かび
外は冬の雨 まだ止まず・・・が浮かび、 あと何だっけ?
ま、冬の時期の雨が氷雨って事よね。
気象庁では、「春の定義」は3月1日から3か月で
以降、夏、秋、冬と3か月ごとに区別するんだそうですね~。
今は2月ですから、冬の後半って事です。
後半と打ったら、公判と出てきた…
今日の朝日新聞の1面を読み、考えさせられました。
裁判員制度が始まり、一般人が否応なく
時間を割いて、審議して「死刑」と判断したのが
最高裁で覆った…
yahoo記事にも下記のように記載されていた。
<裁判員裁判>初の死刑破棄確定へ…「市民参加」何のため
毎日新聞 2月4日(水)22時54分配信
<裁判員裁判>初の死刑破棄確定へ…「市民参加」何のため
2件の事件の1、2審判断
死刑という究極の刑罰を前に、市民感覚と公平性のバランスをどう保つのか。死刑と無期懲役で1、2審の判断が分かれた2件の強盗殺人事件の裁判は、最高裁決定により死刑回避で決着した。死刑を選択した裁判員裁判の判決が否定されたことに、遺族は「何のための市民裁判か」と憤り、審理に当たった裁判員経験者は複雑な胸の内を明かした。【川名壮志、山本将克、和田武士】
◇遺族、強い憤り
「泣き叫ぶというよりも、涙が出ないくらい怒りを覚える」。2009年に千葉県松戸市で殺害された千葉大4年、荻野友花里さん(当時21歳)の母、美奈子さん(62)は声を震わせた。
友花里さんは、自宅マンションに侵入してきた竪山辰美被告(53)に包丁で胸を刺され、亡くなった。裁判員裁判の千葉地裁は死刑。出所直後から強姦(ごうかん)事件などを繰り返したことが重視されたが、東京高裁で減刑され、最高裁も支持した。荻野さんは「娘は殺されて、裸にされて燃やされた。遺族には『公平』の言葉に意味はない」と怒気を込めて語り、「加害者は一人一人違い、被害者もいろいろなのに、結局、プロの裁判官に都合の良い言葉のまやかしではないか」と訴えた。
一方、伊能和夫被告(64)の裁判の補充裁判員だった女性は「先例重視を理由に結論を変えられたことには納得がいかないが、死刑が確定してもショックを受けていたと思う。どこにも落としどころがない」と心情を吐露した。一方で「経験が無駄だったとは思わない。裁判員になったからこそ死刑制度を考えるようになったし、国民が裁判に関わる意義はある」とも語った。
裁判員裁判の死刑判決は全国で22件。うち今回の2件を含む計3件が控訴審で無期懲役に減刑された。残り1件は長野市一家3人殺害事件の被告で、2審は共犯者に比べて「関与が限定的」と指摘。検察が上告を見送ったため死刑には覆らない。3件は東京高裁の同じ裁判長が担当した。
◇解説…公平性重視、鮮明に
殺害された被害者が1人の事件で市民が加わった死刑判断の破棄を認めた最高裁決定は「先例の検討は裁判員裁判でも変わらない」と述べ、特に死刑判断の局面では過去の裁判例との公平性を重視すべきだとの姿勢を鮮明にした。
司法研修所は2012年の研究報告で、被害者1人で死刑が確定したケースは、仮釈放中の無期懲役囚による例や、身代金目的の計画的事件などに限られており、「裁判員にも先例の理解が求められる」と指摘した。
さらに最高裁は14年、裁判員裁判の判決が求刑を大きく超えたケースで「他の裁判との公平性が保たれなければならない」とし、先例と異なる量刑判断には「従来の傾向を前提とすべきでない事情が具体的に示されるべきだ」との判断を示した。今回の決定もこれを踏襲して「死刑とする根拠が見いだしがたい」とした。
死刑選択という極めて重い市民の判断が覆される例が相次げば、制度の存在意義が揺らぐ懸念もあるが、裁判官出身の千葉勝美裁判長は「過去の例を共通認識として死刑か否かを判断すれば、健全な市民感覚が生かされる」と補足意見を述べた。
先例を酌みつつ市民感覚を生かす努力が、プロの裁判官に一層求められる。【川名壮志】
.
この裁判員制度の中で、2件を「死刑」と苦渋の判決を下したわけは
その犯人が過去にも「強盗殺人」を犯したり、「強盗、強姦を繰り返した」りした
言わば、一般市民感覚では「極悪人」である。
そんな人を野放しにすれば、再犯の危険性が有り
結局再犯となり、それも「殺人」という、究極の犯罪を起こしたわけであるから
「死刑」の判断を下したのだろうと思うが…
その考えはもろくも崩れ去った。
「公平性」を盾に、「無期懲役」にしたのが納得できない!と思うのは
被害者家族だけではなく、裁判員制度にかかわった方々
そして、一般市民感覚であろうと思うが…。
過去の犯罪は考慮に入れない!のでは、公平性に欠けるのではないだろうか??
人が人を裁くのは、苦渋の想いが有る。
それを踏まえたうえで、判断した「刑」が公平性という名のもとに覆る…
公平性って何だろう??
「先例に習う」のが公平であれば、何時まで経ってもこのような事が起こる訳で。
先例が誤りであれば、正していくのが裁判でもあると思う。
深く深く推敲して、「先例」が正しいのか?否か?を
もっともっと、考えていく必要があると思う。
亡くなった方々の「無念」とご家族の悲しみを思うと、本当にいたたまれない気持ちになる。
さて昨日は、「おむつと尿取りパット」を買って。
本人は、文句の言い通し
感謝とかの気持ち一切なし。
以前、母の介護、義母の介護をしたけれど
本当に穏やかで、長い長い月日の介護だったけれど、
気持ちよく送れた。
私にとって、これまでも父親はいないも同然で
自分の為だけに生きて、したい放題だった生き方の人
何度何度、何十回…迷惑をかけられてきたことか…
そして、最後の最後(と言っても何年続くか解らないが)まで
面倒のかけられっ放し。
書きたくない事だけれど、書かずにいられない!
人は、老いると穏やかになるというけれど…
そうじゃなく、鬼に近づく人もいるのだとつくづく思う。
ぼけ老人ならまだ救われるけれど…
そうじゃないから、余計に腹が立つのかもしれないね…。
****************
天気 : 雨
只今の室温 : 16.2℃ 暖房無 10:18
氷雨。
そんな歌あったよね~、何か思い出せそうで…
暫くメロディだけが頭の中を巡り
歌詞が出てこず…
傘が無い訳じゃないけれど 帰りたくない・・・とポッと歌詞が浮かび
外は冬の雨 まだ止まず・・・が浮かび、 あと何だっけ?
ま、冬の時期の雨が氷雨って事よね。
気象庁では、「春の定義」は3月1日から3か月で
以降、夏、秋、冬と3か月ごとに区別するんだそうですね~。
今は2月ですから、冬の後半って事です。
後半と打ったら、公判と出てきた…
今日の朝日新聞の1面を読み、考えさせられました。
裁判員制度が始まり、一般人が否応なく
時間を割いて、審議して「死刑」と判断したのが
最高裁で覆った…
yahoo記事にも下記のように記載されていた。
<裁判員裁判>初の死刑破棄確定へ…「市民参加」何のため
毎日新聞 2月4日(水)22時54分配信
<裁判員裁判>初の死刑破棄確定へ…「市民参加」何のため
2件の事件の1、2審判断
死刑という究極の刑罰を前に、市民感覚と公平性のバランスをどう保つのか。死刑と無期懲役で1、2審の判断が分かれた2件の強盗殺人事件の裁判は、最高裁決定により死刑回避で決着した。死刑を選択した裁判員裁判の判決が否定されたことに、遺族は「何のための市民裁判か」と憤り、審理に当たった裁判員経験者は複雑な胸の内を明かした。【川名壮志、山本将克、和田武士】
◇遺族、強い憤り
「泣き叫ぶというよりも、涙が出ないくらい怒りを覚える」。2009年に千葉県松戸市で殺害された千葉大4年、荻野友花里さん(当時21歳)の母、美奈子さん(62)は声を震わせた。
友花里さんは、自宅マンションに侵入してきた竪山辰美被告(53)に包丁で胸を刺され、亡くなった。裁判員裁判の千葉地裁は死刑。出所直後から強姦(ごうかん)事件などを繰り返したことが重視されたが、東京高裁で減刑され、最高裁も支持した。荻野さんは「娘は殺されて、裸にされて燃やされた。遺族には『公平』の言葉に意味はない」と怒気を込めて語り、「加害者は一人一人違い、被害者もいろいろなのに、結局、プロの裁判官に都合の良い言葉のまやかしではないか」と訴えた。
一方、伊能和夫被告(64)の裁判の補充裁判員だった女性は「先例重視を理由に結論を変えられたことには納得がいかないが、死刑が確定してもショックを受けていたと思う。どこにも落としどころがない」と心情を吐露した。一方で「経験が無駄だったとは思わない。裁判員になったからこそ死刑制度を考えるようになったし、国民が裁判に関わる意義はある」とも語った。
裁判員裁判の死刑判決は全国で22件。うち今回の2件を含む計3件が控訴審で無期懲役に減刑された。残り1件は長野市一家3人殺害事件の被告で、2審は共犯者に比べて「関与が限定的」と指摘。検察が上告を見送ったため死刑には覆らない。3件は東京高裁の同じ裁判長が担当した。
◇解説…公平性重視、鮮明に
殺害された被害者が1人の事件で市民が加わった死刑判断の破棄を認めた最高裁決定は「先例の検討は裁判員裁判でも変わらない」と述べ、特に死刑判断の局面では過去の裁判例との公平性を重視すべきだとの姿勢を鮮明にした。
司法研修所は2012年の研究報告で、被害者1人で死刑が確定したケースは、仮釈放中の無期懲役囚による例や、身代金目的の計画的事件などに限られており、「裁判員にも先例の理解が求められる」と指摘した。
さらに最高裁は14年、裁判員裁判の判決が求刑を大きく超えたケースで「他の裁判との公平性が保たれなければならない」とし、先例と異なる量刑判断には「従来の傾向を前提とすべきでない事情が具体的に示されるべきだ」との判断を示した。今回の決定もこれを踏襲して「死刑とする根拠が見いだしがたい」とした。
死刑選択という極めて重い市民の判断が覆される例が相次げば、制度の存在意義が揺らぐ懸念もあるが、裁判官出身の千葉勝美裁判長は「過去の例を共通認識として死刑か否かを判断すれば、健全な市民感覚が生かされる」と補足意見を述べた。
先例を酌みつつ市民感覚を生かす努力が、プロの裁判官に一層求められる。【川名壮志】
.
この裁判員制度の中で、2件を「死刑」と苦渋の判決を下したわけは
その犯人が過去にも「強盗殺人」を犯したり、「強盗、強姦を繰り返した」りした
言わば、一般市民感覚では「極悪人」である。
そんな人を野放しにすれば、再犯の危険性が有り
結局再犯となり、それも「殺人」という、究極の犯罪を起こしたわけであるから
「死刑」の判断を下したのだろうと思うが…
その考えはもろくも崩れ去った。
「公平性」を盾に、「無期懲役」にしたのが納得できない!と思うのは
被害者家族だけではなく、裁判員制度にかかわった方々
そして、一般市民感覚であろうと思うが…。
過去の犯罪は考慮に入れない!のでは、公平性に欠けるのではないだろうか??
人が人を裁くのは、苦渋の想いが有る。
それを踏まえたうえで、判断した「刑」が公平性という名のもとに覆る…
公平性って何だろう??
「先例に習う」のが公平であれば、何時まで経ってもこのような事が起こる訳で。
先例が誤りであれば、正していくのが裁判でもあると思う。
深く深く推敲して、「先例」が正しいのか?否か?を
もっともっと、考えていく必要があると思う。
亡くなった方々の「無念」とご家族の悲しみを思うと、本当にいたたまれない気持ちになる。
さて昨日は、「おむつと尿取りパット」を買って。
本人は、文句の言い通し
感謝とかの気持ち一切なし。
以前、母の介護、義母の介護をしたけれど
本当に穏やかで、長い長い月日の介護だったけれど、
気持ちよく送れた。
私にとって、これまでも父親はいないも同然で
自分の為だけに生きて、したい放題だった生き方の人
何度何度、何十回…迷惑をかけられてきたことか…
そして、最後の最後(と言っても何年続くか解らないが)まで
面倒のかけられっ放し。
書きたくない事だけれど、書かずにいられない!
人は、老いると穏やかになるというけれど…
そうじゃなく、鬼に近づく人もいるのだとつくづく思う。
ぼけ老人ならまだ救われるけれど…
そうじゃないから、余計に腹が立つのかもしれないね…。
****************
天気 : 雨
只今の室温 : 16.2℃ 暖房無 10:18