5月2日3日に、2日間にわたって,松本市でピアノフェスティバルが開催されました。
これは、松本ピアノ協会という非営利の団体が企画・運営したものです。
松本ピアノ協会は、松本市在住のピアニスト猿田泰寛さんと津田裕子さんが、松本をピアノの街にしたい、という思いで創立されて、ピアニスト、ピアノの先生、学校の先生など、ピアノに関連する仕事をしている方、ピアノが大好きな方などが集まって活動しています。
ピアノフェスティバルは、松本ピアノ協会のメインイヴェントとして、松本キッセイ文化ホールで行われました。
このフェスティバルの大きな特徴は、①ノージャンルであること、②参加型イベントであること、でした。
なじみのあるピアノの持つ魅力を再確認していただいて、音楽のある豊かな人生を送っていただくきっかけになればという思いで開かれました。
メインコンサート1には、チャイコフスキー・コンクール優勝者の上原彩子、ショパンコンクール第4位の山本貴志、エリザベートコンクール第5位の松本和将が出演し、3人のピアニストが描き出す情景、ピアノの音色の美しさに聴き惚れていました。
メインコンサート2には、ジャズピアニストの綾戸智恵、ライル・クライス、レ・フレールが出演し、大いに盛り上がりました。
有名ピアニストたちがこうやって1つのコンサートに出演することまれだと思いますので、聴衆はたっぷり楽しむことができましたし、出演者たちも楽しんでいるように見えました。
また,みんなでショパンの曲を弾くショパンマラソン、ポップスの曲を弾くポップス発表会など一般参加者のコンサートや、ピアノを使ったゲーム,ピアノ展示会など様々な催しが開かれました。
私は、松本ピアノ協会の委員として(細々と)活動しているため、2日間運営に携わりながら、コンサートを聴いたり、休憩時間には家族と一緒に、外でやっていた屋台村でたこ焼きやクレープなど食べて過ごし、音楽に囲まれたすばらしい日を過ごすことができました。
最終日の最後には、出演者、来賓、関係者が集まってのレセプションがあり、出演者の方や松本ピアノ協会の方と写真を撮ったり、おしゃべりしたりして楽しい時間を過ごしました。
私が松本でピアノを教えていた飯田糸音ちゃんが、音楽高校・音楽大学を卒業して、今は松本地域でピアノ指導をしていて、お母さまと一緒に松本ピアノ協会でも活動しています。
今回、一緒にチケット受付をしたり、レセプションで山本貴志、松本和将両ピアニストと一緒に写真を撮ってもらいにいったり、教え子と一緒にこういった時間が過ごせたことも、私にとってはとても嬉しい日になりました。