初心、忘るるべからず

今日は皆さんお疲れ様（自分も含む）。
とりあえず試合の事を書くと、まず立ち上がりが悪かった。開始20分くらいまで流れをつかむ事ができず、いらいらする展開。だが徐々に地力の差、実力の差、が出てきて終わってみれば、８４－１３で勝利。
でも今考えると、序盤の苦戦は普段の練習の段階で読めていた。
別にみんな集中していないとか、意識が低かったとか、そういうことじゃなくて、試合には練習でやった事しかできないし、練習で出来なかった事は試合でも出来ない。それはプレーだけの問題じゃなく、雰囲気というか空気も同じ。
なんか試合が普通に勝てるから、練習も普通にやっている。別に悪い練習をやっているわけじゃなく、やっている側からするとちゃんとやっている。でも思い出して欲しい。
俺たち早稲田は普通に勝ちたいのか？
いや、違う。俺たちが目指しているのはULTIMATE CRUSHである。
そこには一切の妥協は許されない。ただの勝利ではない。早稲田の勝利を目指しているのである。そこのところをわすれていたのではないか？
今練習中でもBの方がより激しく、こだわって練習に望んでいるように感じる。Bもジュニア選手権の決勝を控えているのに、Aの練習台としてよく付き合ってくれている。プレーの面ではAが上かもしれない。でもこういう部分、やってやろうという気持ちの面ではどうだろうか？そういう部分の欠如が今日の試合にでたのかもしれない。
幸いにそのことをわかったのは今日でよかった。決勝で今日みたいな試合だったら、勝ったとしてもスッキリしないし、もし万が一負けでもしたら、死んでも死にきれなかっただろう。
この事をAだけじゃなく、早稲田全員で思い出し、残りのシーズンをULTIMATEしよう。
特に老い先短い４年生、自分の為だけじゃなく下の代のためにも、今まで受け継いできた早稲田というものを伝え残していこう。
俺たちは早稲田だ。