太陽光発電の自立運転テスト

地震に備えてテストしました

我が家の太陽光発電のパネルは
省エネということよりも
大地震で長期間の停電の時に役に立つのではないかという
そういう期待があって合計6.35Kw分を
2回に分けて設置しました

昨日も東北でまた大きな地震があり
いざという時に自立運転できないのではいけないと
今日テストしてみました

2回に分けてしかも違うメーカーのパネルを設置したために
コントロールパネルが二つあり
かつ自立運転時にはすべての発電パネルの合計出力ではなく
それぞれ3.01Kwと3.34Kwの二つの系統から電気をとることになります

まず最初に設置したシャープの方でテスト
こちらは自立運転に切り替えるのも
切り替えてからの出力の状況も分かり易くて
迷うことなくできました

自立運転にすると茶色のコンセントから受電します

ティファールの1250Wのケトルをつないでみると
作動ランプがついたり消えたりしながらも
普段よりやや時間はかかりながらもお湯を沸かすことができました

11月も中旬を過ぎて日差しも傾きが強くなり
晴れていても曇りが多い今日の状況で
発電量は午後1時ころにもかかわらず
日差しが直接当たっても1500Wいかない
ちょっと日差しが雲に遮られると300Wを切るという状況でした

シャープのコントロール部分では
出力量が表示されます
お湯を沸かしている状態では700Wから900Wぐらい給電していたようです

一方京セラの方はパワーコンディショナーの部分に
８桁ぐらいのLED表示部があって普段は発電量を表示してます
自立運転に設定するとバー（ハイフン）が３つ並んで点灯するだけで
きちんと切り替わったのかとても不安になります

この状態で自立運転中で
それにシャープと同じように電気ケトルをつないでみると
一瞬通電のランプが光ったと思ったら
LEDにエラー番号が表示され運転待機状態に
壊してしまったのかと京セラのサービスセンターに問い合わせてみると
表示されたエラーコードは電流が不安定状態になったというもの
電気ケトルの消費電力を賄えず不安定になったためでしょうという回答
「スマホの充電器をつないでみてください。たぶん上手くいくと思います」
・・・・・？？
3.34Kwのソーラーパネルでスマホ１個充電するのか？
まあ最小の消費量のもので通電を確認してくださいということらしい
自立運転にすると発電量も分からず
何Ｗまで大丈夫そうか見当がつかない
1250Wは家電では最も消費電力が高い分類に入るだろう
電子レンジとかオーブントースタークラス
テレビなら大型でも300Wに行かないようで
電流が安定するならたぶん十分見ることができるのではないかと期待している
そこまでは今日はテストできませんでした

防災対策として考えるとやはり蓄電池との併用が不可欠のようです
なにしろ日差し次第で発電量が一気に変化してしまうし
もともと日中にしか発電しないので
電気がほしい夜にこそと思えば昼に充電してということになる
しかし天気が悪ければその充電もおぼつかないかな

自立運転のリハーサルができて
日差しさえあればカップラーメン１個分のお湯を
10分ぐらいの時間をかけて沸かすことができなくはない
ということが確認できたことは良かったです

何にしろ大地震が来ないことが一番です