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汚染水問題への対応についての技術提案募集

2013-09-28 02:07:42 | 原発事故

 

汚染水問題への対応についての技術提案募集(技術研究組合 国際廃炉研究開発機構)

 

 

先般(9月10日)に開催された第1回廃炉・汚染水対策関係閣僚等会議において、汚染水問題への具体的な対応を図るため、国内外の叡智を結集するためのチームを立ち上げ、広く対応策を募集し、寄せられた対応策について「汚染水処理対策委員会」を中心に精査していくことを決定しました。

これを受けて、国際廃炉研究開発機構(IRID)を中核として関連分野の専門家からなる検討チームを設置し、求める技術の内容についての情報発信、技術提案の分類・整理を行い、汚染水処理対策委員会に報告することとされています。

ご協力をいただけますよう、よろしくお願いいたします。

 

汚染水貯留

信頼性の高いタンク等

 

汚染水処理

トリチウム処理等

 

港湾内の海水の浄化

 

建屋内の汚染水管理

建屋内止水、地盤改良等

 

地下水流入抑制の敷地管理

遮水壁、フェーシング等

 

地下水等の挙動把握

地下水に係るデータ収集の手法、水質の分析技術等


基準もできていないのか???

2013-05-31 22:48:39 | 原発事故

原発再稼働に向けて、

 

大飯発電所3・4号基の現状に関する評価会合が、原子力規制委員会で開催されているようなのですが、新基準がまだできてもいないのに、どのような趣旨で評価されているのでしょうか?


基準もできていないのに、大飯3・4号の評価を委員会がやっているというのは、どうにも理解できません


このまま安全規制体制が不備なまま、電力会社がいうように再稼働につなげていったら、その責任の一端はマスメディアにもあるように思う。



国民も、また騙された、ということになるのでは。RT : 本当に。また、騙されていたと言い訳するのでしょうか。RT “: このまま安全規制体制が不備なまま、電力会社がいうように再稼働につなげていったら、その責任の一端はマスメディア


佐藤委員は、実際にアメリカの原発のコンサルタントをやっている実務家で、アメリカの規制を具体的に知っている非常に貴重な人物だ。その人が、具体的に提言し、今日は「安全な原発は絶対に出来ない」「原発をやるということは原発のリスクを理解した上で受け入れるということだ」と言っていた。


真っ当な安全審査体制ができたとしても、仮に再稼働しようとすれば乗り越えなければならないことはいくつもある。安全規制も何も全てすっとばして、再稼働していいと国民は考えているんだろうか。現時点での、毎日、共同通信の大阪府市エネルギー戦略会議に関する報道は、全く的を外している。


大島先生のツイートから 抜粋

 

@kenichioshima


メルトダウン 寸前だっと また 公表は3時間 伏せられた

2013-03-20 23:54:10 | 原発事故

☆One step from meltdown: Fukushima NPP avoids another crisis
URL http://rt.com/news/fukushima-blackout-storage-emergency-520/

引用:
A blackout of unknown origin that put all Fukushima NPP cooling systems out of action has finally been resolved. The latest technical glitch at the plant comes as Japan returns to the use of nuclear power halted after the 2011 disaster.

The Fukushima Dai-Ichi nuclear power plant devastated by a tsunami two years ago continues to bring bad news to Tokyo Electric Power Co (TEPCO).

On Monday, March 18, at 6:57am local time, an electricity outage disabled nine facilities at the Fukushima plant, including cooling systems of the four storage pools for used fuel rods.

TEPCO dispatched 25 specialists to deal the problem, but it took all of 30 hours for technicians to repair the systems.

On Wednesday, just 12 minutes after midnight (15:12 GMT), power supply to the cooling systems was fully restored, reported TEPCO. However, certain questions remain.
:引用終了


ロシアの報道記事には「25人の専門家を派遣し、30時間を費やして修復作業を終了。事故は3時間伏せられ、メルトダウン一歩手前だった。」と書かれています。

そういえば、停電が発生したのは7時くらいでしたのに、報道の第一報が入ってきたのは9時とか10時でしたね。あの時は情報収集に追われて気が付きませんでしたが、確かに停電から数時間が経過して報道というのは遅すぎます。

単なる停電はなく、燃料プールも含めた電源の完全喪失です。下手をしたら本当に燃料プールでメルトダウンが発生して、北半球全域を覆い尽くしてしまうような大汚染が発生していたかもしれません。

「東電の危機意識が低い」と言うよりも、本当に東電は「元から積極的に公表する気が無かった」ということでしょう。彼らは人の命や健康よりも、自分たちの利権と体制維持のことばかり考えています。

私は彼らのような連中が福島第一原発を管理しているということが、日本の安全保障上最大の問題であるように感じます。中国や北朝鮮がどうのこうのと言うような意見がありますが、実際に福島県を壊滅させた東電の方がこの国の敵だと言えるでしょう。

停電の原因についても東電の発表によると、「ネズミの感電が原因」とのことですが、これも突っ込みどころが沢山あり、私は「ネズミとは別の要因があったのでは?」と考えています。


東電

2013-02-22 17:36:38 | 原発事故

検察庁前なう。「福島原発事故で刑事告訴した東電と政府高官をしっかり調べろ」。原告の福島住民らが検察庁を包囲し始めた。

 

検察庁前なう。福島原告団を乗せたバス2台が到着した。「安全対策を怠り重大な事故を起こした東電と政府は許せない」。福島住民の顔は険しい。


ジュネーブのレミー・パガーニ市長から元双葉町長、井戸川克隆氏に宛てた“書簡”

2013-02-19 18:33:44 | 原発事故

日々雑感から

http://hibi-zakkan.net/archives/23710259.html




ジュネーブのレミー・パガーニ市長から元双葉町長、井戸川克隆氏に宛てた“書簡”が今の福島の現状をよく物語っていると拡散中

                                       井戸川克隆様

 

ジュネーブ 2013年2月13日

 

拝啓 昨年のジュネーブご訪問に改めて感謝申し上げます。Palais Eynard(市庁舎)に井戸川さんをお迎えできたこと、大変光栄に存じます。2011年3月に発生した原発事故後、日本国民の皆さんが直面している問題の理解がより深まりました。

 

去る1月23日に、辞職の申し出をされたと聞きました。苦渋の決断だったのではとお察しいたします。井戸川さんは、福島県の首長の中でただ一人、住民を県外に避難させ、原発事故の深刻な状況に対し無策、無責任な態度を取る政府、東電を公然と糾弾されてきました。放射能被害から町民の皆さんを守るために、あらゆる措置を講じられてきました。辞職されたことは残念に思います。

 

昨年10月にお会いした際、チェルノブイリと日本の避難基準を比較した表を見せて下さいましたね。日本政府が、直ちに健康への影響はないとの見解から、年間の放射線許容量を20mSvまで引き上げたと知り驚きました。

 

ご存知の通り、ICRPは一般公衆の年間被曝許容限度を1mSvと勧告しているほか(放射線取扱従事者の被曝許容限度は年間20mSv)、子供は大人よりも放射能に対する感受性がより高いことは周知の事実です。また、放射能が及ぼす健康被害についても幅広く論文化されており、最近ではニューヨーク・サイエンス・アカデミーが2009年に発行した研究書に詳細が述べられています。 そして、多くの独立した研究者が数十年来の研究結果から、被爆に安全なレベルはないと唱えています(ICRPも閾値なし直線仮説を認めています)。

 

ICRPが勧告した年間被曝許容限度の引き上げ正当化の立証責任は、日本政府にあります。しかし、そんなことを実証できるのでしょうか。実際には、これ(1mSv)以下の低線量被爆による健康被害が認められていることから、許容限度など何の役にも立ちません。政府に福島県民の皆さんがモルモットのように扱われている事態は許しがたいです事実、政府はIAEAとWHOの協力のもと、福島県民の健康実態のデータを集めようとしています。これは人権侵害であり、即刻阻止しなくてはなりません。

 

井戸川さんは、今後も政府当局による非人道的な扱いから、町民の皆さんを守るための戦いを続けていかれると聞きました。より多くの人々が共闘することを心から望んでいます。人々が高濃度汚染地域での生活を強いられていることは到底受け入れられません。政府と福島県が、双葉町の皆さんを致死的なレベルに汚染された地域に帰還させようと画策していることは狂気の沙汰としか言いようがありません

 

また、福島県の約40%の子供達に甲状腺の異常が認められたことは恐るべき事態です。福島県外でも、甲状腺異常の発生件数が増えていると聞きました。このような非常事態の中、保健当局は真実を隠蔽し、被曝の影響を否定しています。(昨年)お会いした時に井戸川さんが強調されていた通り、日本人はチェルノブイリから学ばなければなりません。福島の状況は、住民の皆さんの全体的な健康被害の発生頻度を見る限り、チェルノブイリよりもはるかに深刻に思えます。ご存知かと思いますが、チェルノブイリ周辺における甲状腺がんの発生件数は、1990年代に入ってから増加し始めました。双葉町では約300人の住民の皆さんが、福島第一原発の第1号機爆発後、高濃度の放射性降下物を浴びたと仰っていましたね。にもかかわらず、政府や保健当局は、被害者の皆さんに対して健康調査を実施しなかったとのこと。(昨年の)会合時にお約束した通り、ジュネーブ市は、医療関係者やIndependentWHOなどをはじめとする団体と協同して、適切な健康調査が実施されるよう、最大限サポートしていく所存です。他に何か協力できることがありましたら、遠慮なく仰って下さい。

 

今後益々のご活躍をお祈りするとともに、正義を勝ち取るための戦いに多くの皆さんが団結することを望んでやみません。くれぐれも健康に留意され、またジュネーブでお目にかかれることを楽しみにしております。

 

敬具
レミー・パガーニ