新しいギターを手に入れました。
といってもビンテージなので新しくないか・・・・
1968年生まれのEpiphone Cortezです。
五十肩を煩って以来、家で大きなギターを弾くのがつらいなーと感じることがあり、
小振りなギターを物色してました。
あちこちのギターショップで、いろんなギターを弾かせてもらって、
なんとなくGibsonのLGタイプのギターが肌に合ってるかなーとい感触を得ていたんです。
といっても根っからのひねくれ者なので、ストレートにGibsonに行きたくなくて、
変わり種を中心に探していました。
そして、先日なにげにWEBで検索していてこのギターを発見しちゃったんです。
すぐさま渋谷のヴィンテージギターショップへ直行。
試奏させていただき即断です。
EpiphoneがGibsonに買収されたあと、しばらくKlamazooのGibson工場で生産されていた時代の楽器です。
Gibson B-25というギターと基本的に同じスペックなので、サウンドはGibsonそのもの。
荒っぽいザクザクとしたサウンドが気持ちいいんです。
Gibson系のギターはいわゆるロック系なので、性格上荒っぽく使われていたものが多く、
表面的なダメージの激しい楽器が多いんですが、この物件はすごく綺麗。
しかも今となっては希少なクロコダイル模様のチップボードケース入り。
お店の人がアメリカで見つけてきたという事ですが、
僕のギター同様、家の中で穏やかに扱われてた楽器なんだろーなという印象です。
その分音は意外と若い感じ。
でもこれからガンガン弾き込んだら、まだまだ育ちそうな予感がします。
Gibsonとの違いは細部のデザインです。
僕はこの頃のEpiphoneのヘッドのデザインの間延びした感じが好きなんです。
なんとなく七福神の中の福禄寿という神様と似てませんか?
この週末は家でこのギターを弾きまくっていたんですが、
太めの弦に張り替え、弦高を高めに調整したところ、
どんどんいい音に変化してるような気がします。
久しぶりに嬉しくてウキウキしちゃいます。
(笑)ってうちの子のことかい(笑)
たしかにサウンドホール以外に穴が5つ空いてます
今度阿漕なセッションを是非!
戦歴を全身に刻んだ強者ギターもかっこいいなって憧れるんですけど、たまたま見つけたこのエピにはなんだか親近感を感じたんです。。。
それにしても、この震災の悲劇から一日も早く立ち直って、楽しくセッションできる日がくるといいですね。
何もできない自分に歯痒さを感じながら、今は祈るような気持ちです。
※投稿ボタンの暗証が4040(しおしお。よれよれ)でした(笑)