しとしと日記

アメリカ南東部から北西部に引っ越してきました。
夏は爽やか、秋~春まではしとしと雨の降り続く町での日常を綴ります。

この町の第一印象

2011-07-24 22:08:41 | 日記
引越してから早1ヶ月。
今は子供達の、長ーい長ーい、夏休み。
ミーは、9月からキンダーガーテンに通学します。
(日本でいう年長さん。公立のキンダーは小学校と同じ敷地で、小1の前段階)
それまではとりあえずこの町の暮らしに慣れる為にも、日中は母子3人で公園巡りの日々。
行きつけの公園の数は今のところ4ヶ所。
すぐ近くの広い公園、湖沿いの公園、ロープにぶら下がって「あーああー」とターザン遊びができる公園(表現力に乏しいが)、隣町だけど楽しいプレイジムのある公園。
地図を見ると、まだまだたくさんの公園があります。同じ所に通うのも好きだけど、もっと開拓もしていきたい!(公園好きな私)

忘れる前に、この町に引越して感じたことを書き留めておこうと思います。
どうしても、前に住んでいたアメリカ南東部の町との比較になってしまいますが。
前の町は田舎町。しかも郊外のタウンハウス。今はシアトル近郊の町。都心部のアパートメント。
これだけ聞けば「今更比較するまでもないだろう」と言われそうですが、書かせてもらいます!
下の()内は、前の家の近くの様子です。

①車がたくさん走っている!
 (走ってはいたけど、道幅が広く、道路脇は草むらや森だったので開放感があった)

②歩道がある!道を人が歩いている!横断歩道がたくさんある!
 (歩いている人は珍しい。もちろん車道を歩くので、車は大体隣斜線に半分はみ出て歩く人を避ける)

③涼しい!夏の最高平均気温24℃だそう
 (5月からプールで泳いでいたなぁ。夏の昼間は外に居れない位暑かった)
  
④アジア人が多い!近いから?でもあまり日本人と遭遇しない私。たくさんいるはずなのに何故!?

⑤インド人が多い!IT企業が多いから?インド人の英語は早くて聞き取れないー!

⑥黒人が少ない!あまり見掛けない。
 (近くのスーパーの店員さんは大きなお尻の黒人さんが多かったなー)

⑦公園で遊んでいても、知らないママ同士、声を掛け合うことはほぼゼロ!
 (近くにいればだいたい『ハイ!』って挨拶し合っていた。年が近い子供のママ同士だと、『何歳?』とか一言二言は…)

⑧スーパーの品物が、小さい!…ような気がする。例えば洗濯用洗剤とか、ハムとか。
 これは同じスーパー同士で比較しないといけない気もしますが。

⑨日系スーパーがあり、そこにほぼ日本のものが揃う!広い!しかも野菜が腐っていない!
 (隣町に日本食材店がありましたが、コンビニ程度の広さ。遠いのでほとんど近くの韓国系or中国系へ行ってました)

⑩子連れで買い物に行ってもあまり話し掛けられない!
 (子連れで外出すると『何歳?』とか『ビッグボーイ!』とか、だいたい誰かに声を掛けられていた)



冒頭は、完全な田舎モノの発言ですね。はい、完全な田舎モノな私です。
自分達で都心の近くに住むことを決めたのに、最初の方は落ち着かなかったなー。
ビルにドキドキ。車にドキドキ。人にドキドキ。
あと、木の種類が違うのにも違和感、というか「違う場所へ来たんだな」という感じがしました。
こちらは濃い緑の針葉樹。気候によって木の種類も違うんですね。ちょっと木もクールな感じ。

同じ「アメリカに住む」でも、こんなに違う。
ここはすごく便利な場所だと思う。
でも、前の町のちょっと不便と感じる所が懐かしい。「ないなら作れ」精神。大らかな人。土地。

前の町と同じくらい、この町のことも好きになれるといいな。
でも安心してください、まだそんなに慣れていないだけで、ここもとてもいい場所です!

感動した日本女子サッカー

2011-07-20 23:27:28 | 日記
日本人の皆さんなら、誰でもご存知の、これです。

「なでしこJAPAN、W杯優勝!」

こんな感動、今まであったでしょうか?
シアトルの状況もろくにお伝えしておりませんが、これが先です!

こちらではあの試合、昼間の時間帯でしたので、難なく見ることができました。
(日本では真夜中~明け方、でしたよね?)

とはいえ、完全なにわかファンの私。サッカー好きな方、ごめんなさい。

そんな私でも・・・見ていて鳥肌が立ちました。
よく詳細を知らずにTVを付けると、こっちのTVなのに、日本人など出ることほとんどないのに、堂々と日の丸の国旗と共に入場してくる日本選手達。
何て表現していいのか。違和感と言うか。驚きと言うか。喜びと言うか。

喰らいつくように観ていると、ミーも一緒になって、応援を始めました。
「にっぽんちーむ、にっぽんちーむ!」
・・・なんか拍子抜けする感はありましたが、取り合えず一緒に「にっぽんちーむ・・・」と画面の前で応援していました。
途中からは私が熱くなり、「ニッポン、チャチャチャ」って3拍子するやつ。あれ?これってバレーの応援!?

そして点を入れられ落胆。点を入れて絶叫&ミーとコーと抱擁、の繰り返し。
(ミーとコーはもちろんずっとは観ていません。遊びながらたまに観る程度です。点を入れたら私が叫ぶので二人が来るのです)

ただ、こっちのTVでは、日本が点を入れるとアナウンスがなくなり「シーン」となるので、一瞬何が起こったのか分かりませんでした。
日本の「ゴーーーーール!!!」っていうアナウンスが恋しかった・・・

そしてPK戦の直前、輪になって監督が選手達に何か言ってます。
その監督のお顔が、素晴らしい笑顔でした。元気が出る、安心する、力が湧いてくるような…何を言っていたのか分かりませんが、あの監督の顔、今でも忘れられません。
何を言っていたのかご存知の方、どうか教えてください。

そして、勝利。
大・感・動。
同じ日本人女子として、彼女達を誇らしく思います。

こちらのTVではその後も泣いているアメリカ人選手のシーンが多かったですが、ピョンピョン飛んで喜んでいる日本人選手達がとても可愛らしかったです。
アメリカが勝っていれば、試合後のアナウンサーのテンション、高かったのでしょうね。

日本では、盛り上がったことでしょう。
元気付けられた人が、たくさんいたことでしょう。

こっちでは、某スポーツメーカーのCMに女子サッカー選手達が起用されていました(W杯の間だけなのかな?)
すっごく、カッコよかったです。
日本女子サッカーの地位も、これを機に、もっと上がるといいな。
敵地にまで、感動をありがとう、なでしこJAPAN。

南東部→日本→シアトルへ

2011-07-16 23:16:31 | 日記
夫さんの仕事の都合で、アメリカ南東部から北西部、同じアメリカ国内だけど、端から端まで引っ越してきました。
前の家を空け、一度日本に帰国し、1ヶ月弱滞在。そして先月やってきました。シアトル。

夫さんは仕事の為、滞在2週間弱で日本を発ちました。
よって、シアトルへの移動は私と子供だけ(娘ミー5歳、息子コー2歳)。
成田からシアトル空港までは、約9時間。
が、今まで住んでいた所に比べれば、何の軽い!直行便だし。
今までの場所は乗り継ぎもしなければならないし、その待ち時間など入れればその倍の時間は掛かっていました。
改めてアメリカの広さを感じる私。
そして、己と子供達の成長も。だいぶ飛行機慣れしてきたぞ。

機内では飲み物を何にするか聞かれる度に、ミーがこう答えました。
(今回は「ミーが自分で答える!」と張り切っていた)
アメリカ人のCAさんに対して"Apple juice, please."
日本人のCAさんに対して「アップルジュース(ください)」
・・・使い分けてる。でもジュース飲みすぎ。今回は特別よ。

到着した後の入国審査。
ほぼ同時に到着した便が他にもあって、今まで経験したことのない混雑ぶり。
その列に1時間半以上は並びました。ツカレター!
アメリカだから、係員に堂々と「子連れだから先にさせて」とか言えば、もしかしたら早めにさせてくれたのかな?
小さい赤ちゃんを抱いている金髪夫婦は、そうして先にしてもらっていた。
が、「赤ちゃん」ではない我が子達。そんな度胸ない私。
ウチよりもう少しだけ大きい子供連れの家族も並んでいたし、大人しく順番を待ちました。あぁ日本人。

その後ホテルに移動して、休憩。
その日の夜、出張先から戻った夫さんと2週間ぶりの再会!

翌日からは、何だかんだとやる事が目白押し。
・・・というのは、英語担当の夫さんのセリフでした。家の契約、銀行関係、車関係、などなど。

私は主に引越担当。引越業者さんに「ここに置いて」「これは寝室へ」と指示を飛ばす係。
日本の引越業者さん。さすがわきまえていて、奥さんに指示を仰ぐように、というのが鉄則なんでしょうかね。

普通に生活していた所から丸ごと物を移動しただけだったので、荷物の搬入が済むと、ほとんどそのまま生活できる状態に・・・のはずが、大きな物は業者さんが梱包を外してくれたり、組み立てが必要な物はそれもしてくれましたが、細かいものはダンボールに入ったまま。
それが突然、積み重なった所にあるはずの、あのファイルに入っているあの書類が必要・・・となると、それはもう重労働。
なので、できるだけ早くダンボールをなくそう、と意気込んだ今回の引越。
ほぼ2週間で消滅させました!(え?別に早くない!?)

※業者さんにお願いすれば、細かいものも全て指示通りの場所に置いてくれたのです。
 でも、じっくり考えながら置き場所を考えたいし、後から変えるのが逆に面倒なので、あえてそのままにしてもらいました。

まだまだ住所変更しなければいけないもの、次々にくる請求書、子供のスクール関係など、闘いは続きます(闘い!?)

が、とりあえず私の中で一段落着いたかなぁ、と感じるここ1週間。

新ブログ開設!!

2011-07-14 23:17:31 | 日記
シアトルに引っ越してからもうすぐ1ヶ月。
ようやく生活が落ち着いてきたので心機一転、NEWブログを開設してみました。
このブログを読んでくれているのは、夫と日本にいる親族、友人、そして海外の他の街で暮らす友人達。
みなさん、変わりないですかー?
前ブログ同様、近況報告代わりにたまに更新しますので、たまに覗きにきてください。