わたしんちの医学革命と雑多な情報

「医学革命」とは薬からの解放への「個人の気づき」の事である。雑多な情報も「取捨選択」&「鵜呑み厳禁」はセルフサービスにて

ネズミの集団か?医療の集団検診

2008年03月03日 | 医学と健康

後で気が付いたけど、この引用記事は前にも掲載したものだったようだ。

でもまあ、いいか。何度でも必要な事はくり返さなければ和下欄賃(笑い)

 

これまで見てきたように世界的大規模調査でガン検診が無益だったと解ったというのに、なぜ相変わらずガン検診が続けら得れているのだろう?

答えは?

無知  

知っているけど止めない

 

無知なら許されるか?どうかはおいといて、100万にひとつ無知だとしたら、担当役人や医療界のトップの立場の人は無能だということになるから、それだけで信用できない人たちが日本の医療界を指導していることになる。

 

知っているけど止めないという場合、

これはどこかの誰かが「大きな利益を得る」からだろう???

もちろん、患者ではない。

国か?

国は国民の税金を元にしているから、無益な検診に使うお金は国民のものであるから、大いに損をしている。

では誰だ?

それ(無益なガン検診)を推薦したり、指導できる立場の(一部の)人たちなのだろうか?????

 

ここはあえて???にしておこう。

そんな事も考えられないイッパンタイシュウ人だったら、これはもうドウショモナイ!!

 

 

ーーーーーーーーーーー以下引用記事ーーーーーーーーーーー

 

 がん検診をやめる

 
 
 明らかに無益なのは、がん検診です。
 
 一九九八年、国からの補助金制度が廃止され、各市町村が主体となって、がん検診を行なうことになりました。

 検診の内容には市町村によって若干のちがいがありますが、基本的には国が定めた「第三次対がん一〇カ年総合戦略」という方針にそって行なわれています。

胃がん検診、肺がん検診、大腸がん検診、乳がん検診、子宮がん検診などは、どこでもかならず行なわれているものと思います。


 本書では、「肺がん」に関する話題が結果的に多くなってしまいました。肺がん検診は、昔から現在にいたるまで方法が万国共通であったこと、年々患者数が増加していることなどがあって、しばしば大規模調査の対象とされてきたからです。

また有効性をめぐって興味深い議論がくりかえされてきたことも、本書でくりかえし取りあげた理由となっています。




 しかし問題があるのは、肺がん検診だけではありません。ほぼすべてのがん検診に同じ問題があると考えてよいでしょう。
   
   現在のところ、総死亡まで減少させることが証明されたがん検診一つもないのです。


166

がん検診を受ける際は、少なくとも何を期待するのか考えてからにすべきです。



もちろん、たとえば胃の検査を受けるのは、胃がんを早期発見してほしいからに決まっていますが、レントゲンの副作用で新たながんができてしまうかもしれないのです。

とすれば、いったい目的は何なのでしょうか。




多くの検診は、受けたことによって生じる利益と不利益が相半ばしています。

レントゲンを使う検診では、不利益のほうがむしろ大きいこともわかりました。



ただし自分がそれによって得をするのか、あるいは損をしてしまう側なのかはわかりません。

あくまで確率としてそうだということですから、あとは自分の判断です。


あとで手遅れのがんが見つかったときに、どう考えるかが判断の手がかりになるかもしれません。

「あのとき検診を受けておけばよかった」と後悔するのか、あるいは「検診を受けていたら、もっとひどい目に遭ったかもしれない」と考えるかで、判断もちがってきます。





何もしないという選択肢をもつ


がん検診を受けて異常が見つかれば、例外なく手術を受けることになります。


したがって、がん検診を受けても寿命がのびないということは、

手術を受けても効果が期待できないということです。




 手遅れのがん、と診断されたはずの人が天寿をまっとうするのもめずらしくありません。自然に治ってしまうがんも多いようです。



それにもかかわらず、放置してかまわないような軽微な異常まで手術を受ける必要が、どうしてあるのでしょうか。

一方、もし自分が「手遅れのがん」と診断されたら、どうするでしょうか。




 手術も含め、抗がん剤、放射線などあらゆる治療をやってほしいと思うでしょうか


そう考える人は多いものと思いますが、最近は「苦しい思いをしてベッドに縛りつけられて死ぬよりも、たとえ寿命が少しくらい短くなっても家で好きなことをして一生を終えたい」という人も多くなっています。



 しかし、どちらもまちがっています。
 
 
 がんの治療で延命効果が証明されたものはほとんどありません。
 
 
 多くは、結果的に寿命を締めてしまう可能性が高いということです。
 
 
 


 
 そうだとすれば

手術や抗がん剤などの治療を受けないことによって、

 

むしろ長生きができることになります。

 




さまざまな状況証拠から、少なくともがんの末期に行なわれる治療は本人を苦しめるだけでなく、むしろ寿命を締めてしまっている可能性があるのです。



 「寿命が短くなってもいいから…‥…」
 
 ではなく、
 
 「長生きをするために」治療を受けない
 
 
 という選択肢があってもよいように思います。
 167







 過剰な検査、危険な検査は受けない
 
 
 国民の多くは、学校保健法、労働安全衛生法などの法律によって健康診断を定期的に受けることが義務づけられています。

したがって児童、生徒、勤労者が自分の意思で健康診断を受けるか受けないかを決めることはできません。



 法律で健康診断を義務づけているのは、個人の利益もさることながら、社会全体の健康を守るためでもあります。したがって社会全体の利益のために、健康診断がどうあるべきかをまず考える必要があります。



 結核、C型肝炎、エイズのように、人から人へと伝染してしまう病気がありますから、好き勝手というわけにはいかないのです。

戦後、社会をあげて取り組んだおかげで、結核という病気が激減したのはご存知のとおりです。

一方、現代人を悩ませている生活習慣病などの病気の多くは、自分の検査値を知っておくことで、自分の努力で発病を防ぐことができます。定期的な健康診断を行なうのは、したがって個人の利益にもなり、また社会全体の利益につながることになります。


この意味で本書は、医学を全面的に否定しているわけではありません。




 児童、生徒、サラリーマンのいずれでもない人は、健康診断を受けるチャンスをみずから求める必要があります。町内会から、あるいはダイレクトメールで市町村が行なう健康診断のお知らせがあり、それらのチャンスを逃さないことです。


 だれにどのような検査が必要かは、拙著『ドック、検診でわかる病気わからない病気ー」自分でできる健康チェック』 (講談社+α新書) に最新情報としてまとめてありますので、参考にしていただければ幸いです。





一方、人間ドックはどうでしょうか。


 個人で費用を支払い、個人の意思で受けるのが人間ドックです。法律にもとづいた健康診断を受けるチャンスがない人には大切なものと思われます。

しかし定期的に健康診断を受けている人、あるいは病気で通院中の人が、さらに人間ドックまで受ける必要があるかどうかについては、いささか疑問があります。



 理由の一つは、人間ドックで行なわれている検査があまりに過剰だからです。
 
 単に過剰というだけではなく危険な検査もあります。
 
 たとえば、一泊以上の人間ドックでかならず行なわれる検査の一つに、「糖負荷試験」があります。これは糖尿病を見つけるための検査で、次のような手順で行なわれます。


 まず朝食の前に血液を一回とります。次に七五グラムのぶどう糖(水に溶かしてある) を飲んで、一時間後と二時間後にふたたび血液をとってもらいます。合計三回の採血で得られた血液で血糖値を測定するのです。

 炭水化物、砂糖などを食事として摂取すると、体内で分解され、最終的に血液中でぶどう糖にかわります。血糖値は、そのぶどう糖を測ったものです。




 ぶどう糖を直接飲むと短時間で血糖値が上昇しますが、健康な人ではただちに膵臓からインスリンが分泌され、分解、吸収がはじまるため、何も問題はおきません。ところが糖尿病の人では、インスリンが不足していることから血糖値がなかなか下がらないのです。


 三回の検査結果からその変化がわかり、糖尿病の判定ができるというわけです。


 問題は、検査のために飲む七五グラムのぶどう糖です。砂糖に換算すれば、コーヒー、紅茶に使う五グラム入りシュガーの一五本分にもなります。

これだけ大量の砂糖を飲むことが問題なのです。とくに日本人は、六人に一人が糖尿病体質といわれていますから、病気を誘発する可能性があります。



 インスリンは、生涯で分泌できる量にかぎりがあると考えられています。したがって過剰な糖分を摂ることで、その枯渇を早めてしまいます。

検査のために大量の糖分を飲むのは、やはり本末転倒でしょう。




 コーラのいっき飲みをして救急車で運ばれる若者が時どきいます。短時間に大量の糖分を摂ることにより血糖値が急上昇し、意識を失ってしまうのです。血糖値の上昇は、いろいろな意味で危険です。

 昔は「七五グラムぶどう糖負荷試験」が糖尿病を発見するための唯一の手段でしたから、それでもしかたありませんでした。
しかし大規模調査が行なわれるようになり、早朝空腹時に血糖値を一回検査するだけで糖尿病を診断できることがわかってきたのです。HbAlcという新しい検査も開発され、ぶどう糖を飲まなくとも、また日中の採血でも糖尿病の判定ができるようになりました。

 今となっては、危険なだけで必要性のまったくない検査となったのです。
 
 ほかにも有害な検査はいろいろありますが、詳細は省略します。
 
 
 いずれにしても、人間ドックには利益が少なく、不利益ばかりがめだちます。


ーーーーーーーーー以上引用終わりーーーーーーーーーーーーーーー

 

国民医療費34兆円だとか?

そして、それに加えて個人的に医療費や健康に使うお金が相当あるだろうから、健保だけにとどまらず、いまや日本人は莫大なお金を「健康」のために消費している。

国の借金も1000兆に近いという人もいるし、もうこの国は要らぬところにお金を使っている余裕などないのだが・・・

それでも政府や地方の行政が相変わらず無駄と分かっている検診や「しない方が良い」危険な治療を援助したり推薦している・・・・

こりゃあ、いったいどうなってんだ?


この国はみんなでバカスカお金を使い切って沈没したがっているんだろうか?


まるでネズミが集団で海に向かって自殺行進をしているかのごとくだ。


健康のためには死んでも良い

 

は実際にこの日本でおこっているんだろう。

が、だれもそんな事には気が付かない。

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 薬は麻薬の性質だと解ればそ... | トップ | うっかりいっちゃった~~ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

医学と健康」カテゴリの最新記事