呑んでますか~~♪ 男は黙ってサッパリビール!
なんて。
いや、実はこれは欧州や米国でも起こっているクスリについての科学的証拠(エビデンス)についての疑惑を書した本なのです。
しかも、現場の医師たちが団結して調査したものを著者の医師がまとめた本です。
これはひどい!いや凄い!
もうこれからは「エビデンス」という言葉を使うときは、鼻血らむこと疑いなし。
その証拠が本書には満載。
これは英国中心に欧州で起こっている医療界の薬についてのエビデンスに対して真実追究の証言とデータであるーーとワシは思っていますが・・・・・
あんたはどう思われるか?
読むしか無いですね。 それは本書を購入、もしくは市の図書館にでもねだってください。
「悪の製薬」より
ーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーー
32~33p
ある臨床試験で、心臓発作を起こしたことがある少数の--一〇〇人未満の-- 男性を対象に、新たな抗不整脈薬ロルカイニドの利用価値を探る検査が行われた。
プラセボを与えられた四七人から出た死亡者が一人だったのにくらべて、ロルカイニドを投与された四八人中、九人が死亡した。
まだ開発サイクルの初期段階だったので、この臨床試験からほどなくして、薬の開発は中止された ー 商業上の理由により。
薬が市場に出回らなかったので、この臨床試験を公表することなど誰ひとり考えもしなかった。
研究者たちは、それをロルカイニドの特異性と見なし、そこから先に考えを進めなかった。
もし彼らが公表していたら、わたしたちは、ほかの抗不整脈薬を心臓発作経験者に試すことにもっとずっと慎重になっていただろうし、とんでもない数の死者 -- 一〇万人を超える人びとが、早すぎる死を迎えてしまった ー が出ないうちに歯止めをかけられたかもしれない。
一〇年以上経ってから研究者たちは、ようやくあの調査結果を公表し、正式な謝罪とともに、自分たちが結果を早く伝えなかったがために被害を招いたことを認めた。
一九八〇年に臨床試験を実施したとき、わたしたちはロルカイニド投与群に見られた死亡率の 上昇を偶然誤差と考えました。
ロルカイニドの開発は商業上の理由により中止され、したがって この臨床試験は一度も公表されませんでした。
それが今や 「公表バイアス」 の好例です。
ここに 記した結果は、前途に待ち受けるトラブルへの早期警告になっていたかもしれません。
このあと簡単に説明するように、
未公表データの問題は、その規模と害が疑問の余地なく実証されてきたにもかかわらず、医療のあらゆるところに、いや実のところ学界全体にはびこっている。
32P
本書では、
癌(ガン)の基礎研究・
タミフル・
コレステロール低下薬のブロックバスター〔売上げが年間一〇億ドルを超え、破壊的影響力がある新薬〕、
肥満治療薬、
抗鬱薬などを、
医療の始まりから現在にいたるまでのエビデンスや、
広く使われている薬剤
---本書を読んでいるあなたがたの多くが、今朝飲んだと思われる薬---
の、今なお・まさに本書を執筆しているこの時にも
まだ隠されつつあるデータとともに考察しよう。
また、規制機関と学術団体が何度もこの間題に対処しそこなっている理由も検討する。
研究者は、自分が隠したい結果を自由に葬り去ることができるから、患者は、医療全体をつうじて
ーー研究に始まり、診療にいたるまで--
驚くほどの規模で危害にさらされる。
医者は、自分が投与する治療薬の本当の効果について知ることができない。
この薬は本当に一番よく効くのか、それともわたしにデータの半分が与えられていないだけか?
誰にも分からない。
この高い薬には値段なりの価値があるのか・それともたんにデータが操作されているだけか?
誰にも分からないし
この薬は患者を殺すだろうか?
それが危険だという証拠はあるのか?
誰にも分からない。
これこそ、医療に起こっている信じがたい事態だ。
そもそもこの学問分野では、あらゆるものが科学的根拠に基づいているはずであり、日常の診療が法医学上の懸念と密接に結びついている。
人間の営みのなかでも最も統制された領域のなかに居ながら、わたしたちは飛んでくる球から目を離し、
診療の決め手となるエビデンスが汚され歪められるのを許してきた。
普通ではおよそ考えられない。
この間題がいかに根探いかを、今から説明しよう。
ーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーー
まあ、たった2ページの内容だけど、欧州ではいかに医科様(いかさま)ッポイ医療が行われているかが分かるというもので、似たような事例はアメリカでも起こっていたというから、もう、みなさん、それに較べてニッポン人は皺早生(しあわせ)なんですねえ~~~・
う ^^^ん、わしらが悪かった・・・なんて、殊勝な気持ちなどさらさら持たないでね。だって、誰も知らないし分からなかったんだ悶; 専門家だってえらそ うにやれ「エビデンス」だのと言っているけど、内実はさっぱり分からなかったんだね。 これからは医学上の科学的根拠を「アン/エビデンス」とか、日本で は「エビダンス」と呼ぼう・・
「科学的」という言葉だけで踊り出す症状のことを「エビダンス症候群」と言う (言うか!)
まさか、煮たり酔ったりのことが我がニッポン酷で起こるハズが無い。
とんとん・・・(ん? 肩を叩くのはだれだ・・)
「わがニッポン酷には、登り坂、下り坂だけじゃアリマセン。 時にはマサカという坂があるのです♪」
え? だれ? アナタ・・・・
薬を造り売るという商売。それは商売だからいいのです。だが、その商品のほとんどは毒物から造られるんですよね。だから「副作用の無い薬は無い」とか「あらゆる薬には副作用がある」というのですね。
じゃが、その毒作用=害作用に目をつぶって貰って、有効作用=主作用だけに注目させたらどうなりますか?
あんたがタイショウ~~、いや、アナタが対象になる場合。飲むのはアナタです。
そして、本文にあるように、害に目をつぶって貰っていたら、その被害を受けるひとになる可能性があるってことです。それを防ぐためにはどうしても! その薬の全貌を明かして貰わないと。
こう医師である筆者は宣うわけですね。だってウソの情報を与えられた居たら、実際の医療現場で薬を選んで患者に勧めるわけですから。
ウソの情報の「ウソ」には「真実を一部隠してしまう」ことも含まれるんですよ、新聞屋さん、マズメディアの方達。
それが医学上でキッチリと行われているとしたら、これは戦時中の大本営発表そのもので、勝ち戦はどんどん流すが、負け戦にはキッチリと口を閉ざす。
これじゃあ、国民は浮かばれませんよ。
「真実を流さない」という嘘。 それがエビデンスになっているというのです。
そして、それを監視する公共組織までが荷担しているかのような欧州の薬の検閲機関。
これが実体だいう証拠が満載の本書です。
買ってね、借りてね~~♪
え、高い?
飲み食い減らせよ~~~(って、わしは減らさないけど・・・)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます