その当時、1970年代まで
アメリカでは心臓病が増えていたわけでして、いくら巨額の医療費をかけても減らない。
どころか増え続けている。 これではアメリカの台所が保たんぞ!
と、当時のアメリカの超有力議員さんが号令をかけたのですね。
その結果が出てきたら、さあ大変、池の鯉 じゃないか!
どんぐりころころ、どんぐりこ、お池にはまって、さあたいへん・・♪
そう、当時の医療先進国を突っ走っていたアメリカで起こったのです。
それは現代医学にはまって、さあ大変!という内容なのでした。
それを詳しく詳しく書いていてくれたのが
松本英聖著 《食と生命》
※ ここで投稿記事の題名について 注意;記事の内容と一切関わりの無い場合があります。
その後、アメリカではある程度はその国家の威信をかけて出されたレポートが知れ渡り、ある程度でしょうが、(かなり強力な業界からの反発があった模様) ガンについては減少してきたそうです。
ところが・・・アチャチャア~ニッポンン!は、そんな話は医者も知らんぞ! (知っていても知らんぷりかも?) おくびにも出さず、いまや、世界一大好き国民としましては、医薬大好き人間に成り上がってしまい、もう舞い上がる塵芥(ちりあくた)と共に自信の誇り(埃)も舞い上がってしまい、もうアチャコ状態なのでゴザイマス。
アチャコ? 知らんな・・・・
お陰様で、いまや国民医療費ももうすぐ四〇兆円台のバーを飛び越えようとしている意気盛んなアチャチャア~ニッポンン!なのですが、もちろん、ガンも順調に延びておりますので、こんな古くさい、アメリカの威信をかけて創り上げたというMレポートなど問題外なのであります。
どうせなら、あのM資金の方が興味あり~なんちゃって。もう金を湯水の様に使うのは長年なれっこになってしまい、健康の為なら、寿命延長のためなら、ドジョウになってでも生き延びてやる~などと、書いている和紙もわけ分からん様相なのであります。
まあ、もう10年すれば、意味わかるかな?程度のまえがき解説ですので、あと10年位したら文句つけてきてチョウダイ。
(その頃は、もう逝っちゃっている・・・という想定内)
松本英聖著 《食と生命》 より
※20年前出版 書いていた時期はもっと前らしいので現時点と異なるかも
ーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーー
●心臓病は食毒病
ここで、心臓血管病とは、どういう病気かということを考えてみよう。
心臓血管病というのは、脳卒中や心筋梗塞症などの循環器系の障害の総称。
先進諸国では、おしなべてこの病気が死因の卜ップを占める。これまで元気だった人が、ある日突然倒れてあの世行きといったケースが多いため、現代の死病と呼ばれて恐れられているわけだ。
一般に脳卒中や心筋梗塞と言えば、脳や心臓に故障があるように考えがちだが、これは間違いで、脳や心臓を養っている血管の故障(動脈硬化)で引き起こされる障害。言ってみれば、教料パイプが詰まったり、穴が開いたりして、ガス欠となりエンストを起こすのと同じこと。
動脈硬化にはアテローム型とメンケペルク型の二種類があって、前者は肉食気後者は白米型(精白食品型)と考えれば良い。つまり両者の違いは食牛活の違いで生じるわけである。
アテローム型は、肉の過食のために血管内膜にご存知のコレステロールが沈着し、トロトロしたかゆ状のオデキ(かゆ状硬化)ができた状態。このオデキにかさぶたができると、血管内腔が狭くなるため、血液の流れが悪くなって、そこで詰まってしまう。
これが血栓であるが、かさぶたが剥がれて血流で運ばれ、血管の細いところで詰まったのが塞栓である。
このようにして脳動脈が詰まれば脳梗塞。心臓を養う冠状動脈で詰まったのが心筋梗塞だ。
※ 表略
梗塞が起こると、そこから先の血行が止まるから、組織の酸欠や栄養障害が生じて、組織が腐って壊死する。これを虚血性疾患と呼び、その程度が広ければ一命を落とすことになる。
次のメッケペルク型は白米の過食で起こる。先程述べたように白米を多食すると血糖値が急上昇するから、それを防ぐために血管中膜に貯えられたインスリンが容赦なく消費される。
インスリンが抜けた後の血管壁(中膜)は糖質代謝のコントロールが円滑に運ばないため、血管の生理が失調して、古びたゴムホースのようにボロボロになる。このメカニズムは後章で詳しく述べるので省略ずるが、これが脳の血管で起きると、脳の細動脈には丈夫な外膜がないため破れやすく、それで血圧が高いと脳の血管が切れて脳溢血を起こしやすいわけだ。
ところで--、今述べた動脈硬化の違い(アテローム型とメンケペルク型)は、病理解剖学で確認されたもの。また動脈硬化と食生活の相関性を示すデータは疫学調査に基づくもので、いずれも貴重な研究成果である。
だが、こうした違いを知るだけでは真の問題解決にはならない。重要なことは、「何故そうなるのか」という動脈硬化の発生メカニズムを解明することであって、これが明らかにされないかぎり、正しい対策は立てられないからだ。
このため、『M委レポート』の発表を契機として、動脈硬化の成因についての生化学的研究が長足に進歩した。そして一九八〇年代末には、その全容がほぼ解明されるに至った。僅か十年足らずの短期間である。
これらの最新の研究成果については、後章で解説したので、ここでは先を急ぐことにする。
ーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーー
と、いうことで
「症状が分かっても」どうにもならないと。
「なぜ、そうなるのか?」を知らないで
起こっている状況だけでは問題解決にはならないという事ですね。
ところが、現代医学ではその根源の解決まで行かないで、いま起こっている状況をなんとかするというだけの対症療法ですから、根治にならないというわけです。
もっとも、どっちみち「治す力は自分自身の力」ですから、薬やその他の対症療法をやっているうちに、勝手に治る場合もあるという事です。 (この時は、薬やお医者さんのお陰で治ったと思い込むわけ。患者も医師も同じ想い)
対症療法そのものが実は病気を造り出すとしたら・・・
血圧が上がるのはそれなりの理由がある・・・のに、
ただ「血圧が高いと悪い」という《馬鹿の一つ覚え》で闇雲に薬で下げようとするわけです。
が、このことがいかに身体に悪いことかを知らないのですね。
単純馬かか? と
原因を知ろうともしないで、ただ起こったことの対処でしか無いわけです。
それが「高血圧」 =悪い ← 血圧降下剤投与
まったく単細胞的思考ですね。
それと言うのも、やはり
「なぜ、そうなるのか?」という追求がされていないからです。
でも、西洋医学の一派が世界一であるかのように、現代医学=一番最高の科学 という思想(思い込み)ですからね。
もうそれ以上、突っ込まないわけです。
なぜって?
それが対症療法だからです。どこにも根本療法だなどと言わないでしょ。
だから、根本治癒とは言わないで、「寛解」という専門用語があるわけでしょうね。
もっとも、治癒する力は医師や薬の力では無いので、治る時は勝手に根治する人の場合もあるので「ここがややっこしい」わけで、《錯覚してしまう》
それが良いお医者さん、良いお薬・・・と自分の力を卑下し過ぎて(というか、全然認めていないのだから)他に主導権を譲り渡しているわけ。
まあ、謙遜もほどほどにしないとね。自分は「無力」ですから~~と。
それもそうだ。
病の原因も「他のせい」にして来たんだからね。
自分はまったく関係ない。 病は他のせいで、治るのも他のせいだとね。
あ、余計な話を
つづきます。
とにかく、アメリカ合衆国では1970~1980年初め頃、国家総動員的医学研究を集めたら、
「現代医学では慢性病(三大病をはじめ、ほとんどの病気)を治せない」
という事が分かった。 ので、
なぜなの? じゃあ、どうすべえ?
となって、いろいろなトップクラスの研究者達に発表してもらったわけね。
それがM委レポート、そしてその後のガンと栄養の研究レポートというわけ。
最初のレポートの主眼は心臓病だったわけ。
ところがアメリカでもガンが首位にお上りさんに成ってきたので、今度はガン対策ということで
またまた綿密な調査をしたわけでした。
あ、つづきます。
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