わたしんちの医学革命と雑多な情報

「医学革命」とは薬からの解放への「個人の気づき」の事である。雑多な情報も「取捨選択」&「鵜呑み厳禁」はセルフサービスにて

ガンを放っておいたらどうなる? 

2012年06月23日 | 医学と健康

きょうも朝から雨ですねえ~

 

しょうがないから、ブログ書くか・・・

(あんたのは書くと言うよりも、貼り付けじゃないの)

 

うるさいハエが出てくる前に

 

 

●がんを放置したらどうなる? すべての治療を拒否した患者たちを追

ーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーー

ガンをそのまんま、ほったらかしにして
放置したらどうなる?

追跡調査で明らかになった現代医療という●○●○(伏せ字)の実態!

成人病の真実 近藤誠著/文藝春秋

●がんを放置したらどうなる? すべての治療を拒否した患者たちを追跡調査

を追跡調査

甲状腺がん>検診での発見率は3.5%(「内分泌外科」14巻181頁・ 1997年)。この論文の著者たちは、発見率があまり高いので疑問をいだき、手術しないで様子をみることを始めました。細胞診で「がん」と確認した10人 (腫瘍の直径は6~12mm)の結果は、三年から六年の観察期間中に、腫瘍径が1ミリ増大したのが一人。2ミリ増大したのも一人。七人の腫瘍は逆に、 1~2ミリ小さくなりました。残る一人ではがんが消えた。著者たちは、10ミリ以上のものだけを精査の対象とするよう方針を変更したとし、こう結びます。
「現在では検診でそのような病変(注・10ミリ未満のもの)を見つけても何もせず、本人に病変があることを告げることもしない。積極的に甲状腺がんを見逃しているわけである」と。そうしたら、発見率は○・九%に下がりました。

「潜在がん」という病変があります。生前症状がなく、他の病気や事故で死亡したとき解剖して初めてわかるがんです。いろいろな臓器にかなりの頻度でみつか ります。甲状腺についての日本の調査では9%から28%です(Canser、36巻、1095頁・1975年)。もし微細な病変まで検出できる方法があれ ば、3人に一人は甲状腺がんを指摘される。これに対し甲状腺がんによる死亡は、総死亡の0.1%で、あなたが甲状腺がんで亡くなる可能性は1000に一 つ・・・

これまでの知見を整理すると
①検診をすると、がんを多数発見できる。
②それらは大部分が潜在がんないし無害がんである。
③実際に放っておいても増大しないか、消えてしまう、
となります。

神経芽腫>という>小児がんがあります。それが尿中に特有な物質をだすことを利用して、乳児期に尿を調べる検診が、全国の全乳児を対象として行われています。発見される神経芽腫は比較的早期のものが多い。
検診がない時代に症状をだして発見されていた数と、新たに検診で発見されるようになった数がほぼ同じなので、発症して見つかる神経芽腫はゼロ近くになるは ずでした。ところが実際には、発症してくる数はいっこうに減らなかった。それに検診で発見されたものが加わり、神経芽腫の全国総数は倍増してしまったので す。

検診で発見した神経芽腫を手術することに疑問をもった、日本のある研究グループが、発見しても手術せず、様子をみることを始めました。
患児26人を4~73か月様子をみています(J Clin Oncol」18巻3021頁.2000年)。
それによると、尿中物質の量が減ったのが19人(うち18人は腫瘍が縮小、4人は消失)。尿中物質が増加し、もしくは腫瘍が増大したのが7人。
増大や親の希望で手術したのが10人いたが、病理検査の結果たちの悪いがんはなかった。もう少し様子をみていれば、縮小に転じた可能性があります。
したがって、こういうことが読みとれます。神経芽腫には少なくとも二種類ある。一つは尿中物質をだして乳児の頃に発見されるが、放っておいても、増大しないか消えてしまう。
別のタイプは、乳児期には存在していないか、発見するには小さすぎる。しかしその後、急に育って進行がんになり、症状を引きおこす。

神経芽腫の検診を始めたことは間違いです。少なからぬ数の乳児が手術・放射線・抗がん剤で治療され、そのため発育障害などの後遺症で苦しみ、治療死する子 も少なくない。それなのに、進行した神経芽腫の発生を防ぐことができないのですから、無益というより有害です。それでも検診関係者たちは、検診をつづける構えでいます。

●早期胃がん>はどうか

・・・手術したくないという本人の意向に従い、・・・なにも治療しないで様子をみています。そのなかから、・・早期胃がんの経過を紹介しましょう。注意し てほしいのは、患者本人は、好き好んで放置しているわけではありません。とっても不安だけれども、胃を切りとられたら、後遺症や日常生活がひどいだろう。 思案を重ねたうえでのぎりぎりの選択です。

早期胃がんをみていると、じょじょに増大するものがあります。なかには進行がんといわれる状態にまでなるものもあり、痛みや、食事がとれないなどの症状を 引きおこすことがあります。その段階で、手術に意味がありそうなら、手術の相談をします。これまで二人が、胃がんを発見して数年後に手術をうけました。
・・・
検査から三年後に手術した一人は、腹膜や肝臓への転移ははっきりせず、胃がんを取りきることができました。痛みなどの症状はおさまり元気で、このまま治る可能性があります。

様子をみているなかで圧倒的多数は、大きさが変らないか、変ったとしてもわずかに大きくなるものです。
がんが消えてしまう人もいます。一人は拙著『患者よ、がんと闘うな』で紹介したKさんで、病変はいったん消えました。しかしその後、前と同じ部位に胃がん があらわれ、最後の検査では、最初のときの大きさに戻っています(二〇〇〇年までの経過は、柳原和子著『がん患者学』晶文社刊に)。胃がん発見以釆、今年 で八年になりますが、胃がんに由釆する症状はなく、体調良好です。

別の一人は、担当医に胃の三分の二切除を申し渡され、「 "#cc0033" size="4">切らなければ二年から五年で苦しんで死ぬことになる>」といわれました。セカンドオピニオンを求めた国立がんセンターで も、同じ言葉を聞いたといいます。彼はわたしに相談したあと、 "#cc0033" size="4">切らないことに決めたのですが、一年後の検査で、がんは消えていました。その後ずっと元気で、検査以来丸五年になります> (体験談が「現代」二〇〇一年六月号に)。
それにしても担当医も、国立がんセンターの医者も、なぜ二年から五年で死ぬといったのか。「早期胃がんが六~七年も変化しないことは専門家の常識」であ り、一般人もふつうの医者も、そのことを知らないだけです。それなのに、五年以内に必ず苦しんで死ぬかのように脅すとは。・・・うがって考えると、早期胃 がんがなかなか成長しないことを、患者や世間に知られたくないのかもしれません。病変が切除されてしまえば、大きくならない事実を確かめようがないわけで す。
・・・
寿命の点はどうか。スウェーデンの大学病院での擬似くじ引き試験の結果。胃・十二指腸潰瘍の手術(胃を残す)をした人の希望者に、内視鏡検査を繰り返し 17年間観察。検査群(354人)では、胃がんが32人に、放置群(484人)では19人に発見された。頻度にすると、9%対4%。検査群では32人中 18人が早期がん。放置群では早期がんは2人でした。
従来のがん理論からすればこのくらい差があると、胃がんで死亡する人が放置群で多くなってしかるべき。ところが実際に胃がんで死亡した数は、放置群が14人(死亡率2.9%)、検査群では12人(3.4%)と変らなかった(「Scand J Gastroenterol」26巻1020頁・1991年)。したがって検査群で余計にみつかった胃がんは、放置しても大きくならない病変である。検査で発見された胃がんが大きくならないか消えてしまうのは、必然ないし自然のようです。

●ニュージーランドの疫学調査

子宮ガンの検診で、子宮頸部の上皮内癌(早期の癌)と診断されながら
 治療を受けなかった女性(750人)を20年間追跡した結果である

◆資料 医者が薦める不養生/遠山高史、新潮出版より

癌の中で取り扱かいが容易とされる子宮頸癌は早期の癌と診断されると、通常はことごとく手術となってしまう。取ってなくなってしまうので、早期の癌に自然 消滅があるなどと確かめられない。集団検診によって、子宮頸部の上皮内癌(早期の癌)と診断されながら、治療を受けなかった女性を、20年間追跡した ニュージーランドの疫学調査がある。このような女性750人のうち、子宮頸癌となった者は、10人(1.3%)しかいなかった。しかも、検診で見つけられ た上皮内癌から本当の癌に進展したと認められたのは2例しかなく、他は、当初の上皮内癌とは関係なく起こったものと考えられたという。  

このことは別のことからも裏づけられた。子宮の集団検診をしている地域の子宮癌罹患率と、していない地域の罹患率はほとんど変っていなかったのである。
 上皮内癌の病理所見(視覚的形態的診断)と発達した子宮癌の病理所見が似ていたことから、おたまじゃくしはなまずに似ているからなまずの子式の発想で、上皮内癌は子宮頸癌の子供と思われたのではなかろうか。  上皮内癌といわれて、それが本当の癌に発達するのは750人中2人しかいないとしても、子供を後々望まないのなら、子宮を取ってもいいのだろう。
 ただ、日本の婦人科医がこの確率を頭に入れて、患者に手術を勧めてきたとは思えない。
 むろん、ニュージーランドの疫学調査を100%うのみにはできないにしても、日本の癌学者がこの論文を否定しうる根拠を示し得ないことは確かなのである。従って、日本の癌医学は定量的に未来の予測をなし得ておらず、科学とはまだいえる段階に達していない。

●この追跡調査のまとめ

治療を受けなかった女性750人の中で、20年の間かかって本格的な子宮頸癌になった人はたったの10人(1.3%)です。
その10人のうち、検診時に見つけられた上皮内癌が進行したものは2例(0.3%)
他は検診時の上皮内癌とは関係なく出来たガン(1%)だけ。

検診を受けて、ガン宣告された人のうち、上皮内ガンと宣告された750人中、2人しか本ガンが進行した人はいなかったことになります。
この確率はすぐに摘出手術を受けた人たちも同程度の確率なはずです。

子宮ガンの発見率からすると13万人が検診を受け、その内約3000人にガン宣告がされた事に相当します
宣告された3000人のうち、本物の進行性のガンを見つけてもらった人はたったの8人!
750人は治療拒否なので2200人余りが不要な手術を受けたことになります。
この計算で行くと子宮癌検診でガンが見つかったとされるガンを放置して死ぬ確立は13万分の8人となります。
ところが、この計算は単純計算であり、50代で検診を受けて発見されたとするならば20年経てば70歳ですから、発見された子宮ガンが大きくなって悪化して死ぬ頃には、天寿を全うしているというわけです。

ーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーー

 

 

 

 

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 病気呼ぼう接種とは | トップ | 消費税はやくあげろよ! せ... »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (医師)
2020-08-22 21:31:14
良い記事がおおいので 投稿する。
甲状腺がんで死ぬ人は 2018年で  年間 2000人ほど。
5万人に一人ですね 。死亡率が0.1%とは多すぎると思ったので調べました。これは ガン全体の中での死亡率の事ですね。ガンで死ぬ人は年間40-50万人とか言われていますから 。 まあそお言う事です。
返信する
Unknown (医師)
2020-08-22 21:49:47
前立腺がんで死ぬ人が年間一万人を超えていました。これはどうもおかしいですね。 放置でよいと考えていましたので
なにか、からくりがありそうです。 前立腺がんそんなに死ぬはずがない。 最近は検査を盛んに薦めていますね。
重粒子線治療の保険適応もある。どうもおかしい。
メーカー。厚生省、病院 の利益の為か。前立腺がんも潜在ガンの代表である。ガンというのは 、異常細胞の事ですので 、自然治癒もあるし、 食事 ストレス ホルモン
自律神経の影響が大きい。医者というのは自然治癒を極めて嫌う。まあ当たり前ですね。商売敵ですから。

安保 徹と言う偉い先生がいました。 最近亡くなられました。私の心の師です。私の医学の教祖様です。
返信する
ご意見愛光楽秋遊(ありがとう) (ブログ主)
2020-08-31 10:02:03
コメント愛光楽秋遊(ありがとう)ございます。

感想、ご意見感謝致します。
返信する

コメントを投稿

医学と健康」カテゴリの最新記事