山用品の不良品について

年間200日前後の山歩きを通じて感じた 山用品の不良品について述べます

靴下と靴はやはり本物を!不良品専門の大阪南港のバッタモンミズノや朝鮮半島の粗悪靴トレクスタでは命取りになる場合があります。その1

2017-03-18 19:12:51 | ミズノとトレクスタの粗悪な山用品
里山ハイキングなどの 軽いウオーキングなら どんな靴下や靴でもそんなに違いは
でてこないと思いますが、5時間から10時間のロングウォークや 雪山では特に
靴下や靴は ちゃんとしたメーカーの性能のよい山用品が安心です。特に雪山では 不良登山用品が命取りになることもあります。
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私の雪山のホームグランドは鳥取県米子市の大山です。
大山は標高1750メートルですが、日本海に面していて豪雪地帯で 雪の多い年は山頂避難小屋の二階建て建物が
すっぽりと雪に埋るほど 8メートル以上積もる事もあります。6合目の避難小屋は ほとんど毎年雪に埋もれます。

そして一旦天気が荒れると ブリザードとガスのホワイトアウトでたちまち地獄と化します。
毎年何人かの方が遭難されます。私の知っている千回登山経験者の地元の方でも お二人が亡くなられました。
冬の大山は いったん牙をむくと恐ろしい死の山です。
バッタモン靴下のミズノや粗悪品登山靴の 朝鮮半島のトレクスタで歩けなくなると たちまち死と直結します。

そこで この項目では
1.ミズノ、トレクスタで不愉快な山歩きをした記録
2.お勧めの優良山用品
3.厳冬期の大山でえた教訓  以上3項目について報告します。
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まず不良品から
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不良品その1 粗悪品の靴下を下請けに作らせて儲けているくせに責任を取らない 悪徳ミズノ
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このミズノの刺繍の裏が 足の皮膚に食い込んで歩けなくなったのです。
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世界文化遺産大峯奥駈道を歩きに 和佐又ヒュッテから大普賢を通り伯母谷覗きへ出かけたときです。

約1時間歩いて 笙の窟に着いたころ脚が痛くて歩けなくなりました。
靴下を脱いで見ると 刺繍の裏側が皮膚に食い込んでとても痛いのです。
これは帰宅してミズノに電話して商品を取り替えてもらおうと軽く考えました。
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タオルを切り裂いて 靴下と皮膚の間に挟んでみると歩けるようになりました。

※ 暖かい季節だからできたのであって 零下20度とか30度の雪山で こんなことは出来ません。
手の感覚もなくなり 歩くことも出来ず 下手をすると遭難する危険もあります。
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普段から山歩きは長距離ウォークが多く、靴下と靴には気を使います。
足底サポートタイプの靴下を履いて その上からクッション性に優れた山用靴下を履いて
歩くと 5時間から10時間、時には14時間くらい歩けます。
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帰宅してミズノに電話すると
「この靴下はミズノの商品ではなくて、何とか工業にブランドを貸して造ったものだから
ミズノは関係ないけん、その何とか工業に電話してくれ」というので 頭に来て
お前んとこは全く責任はないのか」というと 「無い」とけんもほろろ。

おまけに「痛いとか 痛くないとかは個人の感じ方のもんだいだけんね」ときたもんだ。
ヨーシおぼえてろよ、ミズノめ。

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その後痛みを感じつつも大普賢岳から伯母谷覗きへ到着。
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大普賢、小普賢の素晴らしい紅葉を満喫して 途中からご一緒した女性と 柏木へ下山。
その後その方に車で和佐又へ送っていただいた。
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実際に歩いた記録です。柏木に着いて GPSの電源をきるのを忘れた為 車の移動の軌跡まで入ってしまいました。
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高度と距離の記録です。痛い思いをしながら よく頑張ってあるいたものです。
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不良品その2 朝鮮半島の会社が高級素材ゴアテックスを使いながら技術蓄積もノウハウも無いくせに
       中国で低価格で粗悪品を作らせて日本に持ち込み ぼろ儲けをする トレクスタ登山靴

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これが トレクスタ登山靴です。この靴は普段履きしているもので 山旅の予備としてクルマに積んでいるものです。
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この靴が実際に履いて歩いて途中で痛くなり 歩けなくなった靴です。
靴の中から突起のような者がでてきて足の指を圧迫し、痛くて歩けなくなり座り込んで靴を眺めていました。
※この写真は後ほど述べますが あとで親切な靴修理屋さんに直してもらった後の写真です。
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たまたま通りかかった二人のアメリカ人が どうしたのかと聞くので 説明すると
「ナイフかカッターで靴を切り裂いて異物を取り出さないとだめだ」と言うので
靴を切り裂くと 中には何も無く、嘘のように異物はなくなりました。

「恐らく重ね合わせた布のどれかが 撚れて皺を作り指を圧迫したのだろう」
とアメリカ人たちと結論付けました。

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そのとき歩いた「越後駒ケ岳」山頂です。
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下山中、山頂尾根から駒の小屋を見たところです。
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帰路の小倉山で 靴の中の突起物が足を圧迫して痛くて歩けなくなりました。
それまで我慢して歩いていたけど ついに座り込んでしまいました。
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助けてくれた二人のアメリカ人です。途中まで一緒に下山しましたが 彼らは足が長く その歩くスピードに
私が付いていけず 途中から先行してもらいました。
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歩いた記録です。往復12時間かかりました。
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途中の尾根道はアップダウンかーの連続でとてもタフなコースでした。
「このコースはとてもタフで 非常に気に入ったよ」とアメリカ人たちも言っていました。
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帰宅してこの靴を購入した 堺市のコムボックス光明池店の「スポーツオーソリティ」へ持ち込むと
販売者は「当店には責任は無く、製造者に伝えます」というだけです。
製造者の世界で3番目にずる賢い朝鮮半島人は「この靴は切り裂かれていて調べようがありません。
無傷のまま持ってきてもらえば調べられたのに」と言うことでした。

アホかお前らは。 日本でもトップクラスのタフなコースの越後駒ケ岳。
往復12時間の山歩きに 予備の靴を担いで歩けというのか。馬鹿かおまえらは。

やっぱ朝鮮半島のやつはズルイわ。粗悪品しか よう造らんくせに。


 結局スポーツオーソリティも朝鮮半島の会社も知らん顔なので
コムボックス光明池店にある 靴修理の店へ持っていくと 切断面の内側に 薄くやわらかい素材で
傷当てしてカバーしてくれて、外部は樹脂で固めてくれました。500円でした。「傷口が開いたら
いつでも持ってきてくださいね。また直しますから」だってさ。

写真に載せたトレクスタの靴は500円で修理してもらった後の靴です。

やっぱ、日本人は素晴らしいわ。スポーツオーソリティは外資系で 売るだけ売って後は知らん顔だし、
ましてや朝鮮半島の人間は 世界で3番目にズルイカラナア。
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粗悪品その3 やっぱりあかんわ 粗悪品のトレクスタ登山靴 
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雪の三峰山です。奈良県御杖村と三重県の県境です。
この日は天気もよく 山頂から 250キロ離れた富士山が見えました。
とても気分のよい楽しい山歩きでしたが 不幸は突然やってきました。
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この山は 1250メートルと比較的低い山なので 安心して重装備はせずに 普段履きのあのトレクスタを履いたのです。
下山開始後すぐに不幸は訪れました。アイゼンのファスナーのクロス部分の止め金具が靴を圧迫して
痛くて歩けなくなりました。
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本格的な雪山は イタリアのシリオ社製の冬山登山靴を履いています。
またトレッキングシューズに この10本歯のアイゼンを付けて歩いても 他の靴 ブルックス、ニューバランス
それにモンベルの靴に付けて締め付けて歩いてもなんとも無いのです。

しかしこの朝鮮半島の靴は やはり駄目でした。幸い持ち合わせのタオルを金具と靴の間に差し込んでみると
普通に歩けるようになりました。
しかしその隙間に雪が入り込んで積み重なるので 定期的に靴を蹴って雪の塊を落とす必要がありました。
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やれやれ何とか無事に下山できました。やはりあかんなあ、朝鮮半島の靴は。
どんなに簡単な山でも雪山をなめずに イタリアシリオ社製の登山靴をはくべきだった。
せめて ブルックスかモンベルにしとけばよかった。

クルマにちゃんと積んであったのに ケチって粗悪品のトレクスタを早く履きつぶそうと
スケベ心を起こしたのが間違いでした。
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実際に歩いた記録です。
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本格的な雪山で こんな事が起これば 遭難するかも知れんなあ。
でもトレクスタが粗悪品だと 夏の越後駒で知ったからそんな馬鹿なことはしないけど。
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粗悪品 その4 今回は粗悪品ではなく 雪道をノーマルタイヤで走る非常識な人間達です。
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2017年2月19日に東吉野村明神岳へ言ったときのことです。
写真は明神岳から薊岳をみたところです。
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大股林道入口には「ここから先は積雪で通行不可です。この臨時駐車場に止めて歩いてください」と大きな看板が
たててありました。東吉野村の善意です。

しかしアホナ奴が多いのです。
沢山のクルマがノーマルタイヤのままで登っていき 挙句の果てにスタックして クルマを放置しているのです。
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明神平登山口駐車場へ向う 大股林道です。かなりの圧雪状態でした。
左の黄色い車は ノーマルタイヤです。動けなくなりお手上げです。その横をすり抜けました。

その先でカーブが曲がれずに 何度も行きつ戻りつしているのは スバルの四駆ですが車高が低い為
クルマの底が 深い轍に乗り上げて進めないのです。何回も挑戦して ようやく通過できました。

私のすぐ前は 三菱のワンボックスの四駆ですが 車高が高く簡単に通過すると思いきや これも何回も
行きつ戻りつしていました。もちろん三菱もスバルもスノータイヤです。

私の四駆も お尻を振りましたが なんとか一回で通り抜けれました。
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カーブで立っている青いジャケットのお兄さんは 乗ってきたノーマルタイヤの小型車がスタックしたので 
進むのを諦めて後続のクルマを迂回するように誘導しています。

その次のクルマもノーマルタイヤです。私のすぐ前の車は四駆ですが、ノーマルタイヤなので 進めませんでした。
あたりまえですよね。雪道でノーマルタイヤで進めるのならスノータイヤはいりませんよね。
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雪山歩きを6時間も7時間も楽しんで下山すると、林道にスタックして置き去りにされた車は
そのまま 放置されていました。雪が解けるのを待つのでしょうね。あの圧雪からすると1週間以上かかりそうですが。
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まあ雪道をノーマルタイヤで登ってくる人の思考回路は 全く理解できません。
なんとかなるさ と思っていたのでしょうが なんともなりません。
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雪道に四駆は当たり前ですが、四駆だけではだめです。

まずスタッドレスタイヤは必需品です。それとABS(アンチロックブレーキングシステム)
四輪の滑り具合をそれぞれ感知して ブレーキングオイルの配分を自動コントロールするシステム,
それとTCS(トラクションコントロールシステム)四輪のどれかがスリップしたらそれを感知して駆動力を自動配分するシステム
が必要です。

それと今回のような深い圧雪で 轍も深い時は4WDロックスイッチが付いている四駆がより安心できますね。
以上の装置を装着した四駆でもどうにもならないときが 何回かありました。

湿って重たい雪が 10センチ以上積もると いくら馬力のある四駆でも前輪の前に雪が溜まり
押せなくなります。

またサラサラの雪でもバンパーより深いと押し返されます。 
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次はその2 安心できる雪山用品 へ続く
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靴下と靴はやはり本物を!不良品専門の大阪南港のバッタモンミズノや朝鮮半島の粗悪靴トレクスタでは命取りになる場合があります。その2

2017-03-18 19:12:29 | ミズノとトレクスタの粗悪な山用品
雪山を安心して歩ける山用品の数々
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奈良県天川村 稲村ヶ岳(1770m)と大日岳
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靴下と靴はやはり本物を!
不良品専門の大阪南港のバッタモンミズノや朝鮮半島の粗悪靴トレクスタでは命取りになる場合があります。
その2
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稲村ヶ岳直下の恐怖のトラバースです。数年前に雪庇が崩壊して滑落しました。
慎重に進みます。
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稲村の帰りに寄る大日岳です。大峰山は今でも女性の立ち入りが禁止されているので この稲村、大日は
女性オーケーなので 女人大峯といわれています。
ルートはこの反対側の梯子と鎖を直登するきびしいルートです。
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トラバースを無事に終えるとあとは 雪が少なくて簡単でした。
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大日岳は険しい岩山ですが 鎖と鉄梯子がかけられていて 慎重に登れば安全です。
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足は 足底をアーチサポートする ナンバーのサポート靴下に モンベルの登山用靴下を重ね履き。
クッション性と保温性を満たします。
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2017年1月6日の稲村ヶ岳の記録です。
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標高差の記録です。
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このピッケルは10年間使用しています。比較的ストック部分が長いので 気に入ってますが
欲を言うと もう少し長いものが欲しいのですが 市販品では 今のところありません。
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この写真は2013年3月9日に同じ稲村のトラバースです。私が何気なく足を出したのが 雪庇で
崩壊して私は滑落しました。運良く 潅木に引っかかり九死に一生を得ました。

あまりにも急斜面で 昇れずにもがいているとたまたま通りかかったこの方がザイルを下ろしてくださり
助けていただきました。その後その方が トラバースするのを私が 写した写真です。

しばらくして私は トラバーストレースの一段下のトレースを歩き 無事に山頂へ立てました。
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奈良県 東吉野村 高見山 1250m 2017年1月17日
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高見山山頂の尾根です。荒れ模様の猛吹雪で息もできないほどです。向こうに見えるのは
山頂避難小屋です。
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山頂の神社にお参りした後、避難小屋で小休止したあと 下山しました。
青空の下の樹氷の写真を撮りに来たのですが、とても青空は望めそうもありません。
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このときの足元装備です。ナンバーと言うメーカーの 足底をアーチ状にサポートするタイプの靴下です。
その上からモンベルの登山靴下を履きました。クッション性向上と保温性のためです。
靴はモンベルです。

やはり粗悪品のミズノの靴下や 粗悪品登山靴の朝鮮半島のトレクスタでは無事に下山して来れないでしょう。
この程度の雪山ではこの靴でよいのですが もっと厳しい雪山では イタリアのシリオ社の
冬用登山靴を履きます。 もちろんバッタモンの トレクスタはもってのほかです。
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歩いた実際の記録です。
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このときの高度と距離の記録です。
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明神岳 奈良県東吉野村 1480メートル  2017年2月19日
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明神平へ登り前山へ向います。更に明神岳へ向います。
高見山から大台ケ原へと続く台高山脈縦走路です。
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明神岳から明神平へ戻ってきました。正面の小屋は馬酔木山荘です。
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この日使用したスノーシューです。以前使用していたスノーシューは 止め具部分の皮とプラスチック
部分が劣化してしまいました。あまりお勧めできない粗悪品でしたがメーカーは忘れました。
このアトラスと言うメーカーのスノーシューは 横滑り防止のギザギザの刃もついていて トラバースでも安心して歩けます。
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東屋で休憩した後 さあ帰るぞ。
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この日の装備です。靴下はいつものナンバーのサポート用、モンベルの山用の重ねです。
靴はイタリアーシリオ社製の登山靴です。粗悪品トレクスタでは無理です。死んでしまいます。
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実際の歩いた記録です。
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高度と距離の記録です。11キロの中距離を快適に歩けました。
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大峯山 奈良県天川村  1750メートル 2017年3月10日
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世界遺産大峯奥駈道を歩いていくと洞辻茶屋、ダラスケ小屋、松清小屋の三つを過ぎると
路は二手に分かれます。この日は雪は引き締まり 凍った表面を歩けましたが、時々太腿まで
めり込みます。

左の道は 奥駈旧道修験の道で 鎖場がありますが 鎖は厚い氷の底で使えません。
右は平成新道で 急斜面に木製階段が架けられていますが 分厚い郡と雪で覆われて
氷にステップをきりながら進む危険遅滞です。
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大峯山頂の寺や宿坊が見える場所まで来ましたが どうしても進めなくなりました。
平成新道と旧道の中間の尾根を直登したり新道の平坦な部分を歩いて登ってきましたが
氷のトラバースで行き詰まりました。
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このトラバースです。ちょうど私くらいの年齢のジーちゃん3人組がトライしているのに追いつきました。
かわるがわるやってみましたが あまりにも危険なので 諦めて全員で下山しました。
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この日の装備です。いつもの 最強組み合わせです。
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実際に歩いた記録です。引き返した場所の数メートル上が 新道と旧道の合流点です。
底から上はアップダウンも少なく 広い修験の道をひたすら登ると大峰山寺です。
もう少しだったのに残念ですが、あそこで滑落すると 永遠に遺体は見つかりません。
今もこの周辺で帰らない方が何名もいらっしゃいます。

技術体力は年々衰えますが せめて装備は良い物を装備したいですねえ。
粗悪品のミズノやトレクスタでは 生還できません。
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実際に歩いた高度と距離の記録です。登りに4時間半かかりましたが 下りはスピード上げて1時間で降りました。
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次は その3 大山の雪山登山用品についてです。
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靴下と靴はやはり本物を!不良品専門の大阪南港のバッタモンミズノや朝鮮半島の粗悪靴トレクスタでは命取りになる場合があります。その3

2017-03-18 19:07:19 | ミズノとトレクスタの粗悪な山用品
雪山の必須アイテム その3
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私のホームグランドの厳冬期の大山で何度も危険な目に会って得た、雪山の必須アイテムです。
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目の前に三鈷峰が見えます。宝珠尾根からトラバースしてあの三鈷峰の尾根へ向かう途中、
あまりにも雪が深くて引き返しました。駐車場で着替えていて、地元の常連さんに三鈷峰途中から
引き返して来たというと 「この時期あのトラバースは 雪崩の巣なので行かないほうがいい」
と教えてもらいました。冬の大山でこんなに晴れるのは珍しい事です。2008.12.9
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この年は雪が多く 3月末になって雪が固まった頃にやっと 弥山山頂へ立てました。
後に見えるのは剣が峰で、あそこへはナイフリッジで危険なので 夏山も雪山も行けません。
夏はこの弥山へも通行止めですが 冬は尾根が広く凍るので歩けます。2011.3.19
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山頂避難小屋は3月末でも雪に埋っていて 竪穴から屋根裏へ梯子で降ります。
この小屋は2階建ての小屋です。屋根高さは8メートル以上あります。2011.3.19
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猛吹雪のなか、運良く山頂まで歩くことが出来ました。山頂避難小屋です。
1月に山頂まで歩けることは珍しい事です。            2015.1.20
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地元の方達が小屋の入口の雪と氷を掘り起こしてくださったお陰で 小屋の中へ入れました。
もちろん 小屋の中は 1階も2階も真っ暗です。ヘッドランプを点灯してお弁当を食べます。
小屋の入口の温度計はマイナス15度でした。            2015.1.20
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竪穴も掘ってくださっていて 竪穴から屋根裏へも降りれます。    2015.1.20
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この日は雪が多く 5合目で引き返しました。            2011.1.20
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たまたまご一緒した 地元の常連さんの女性と交代でラッセルしましたが 雪があまりにも深く しかもサラサラなので
ラッセルが大変で 五合目で疲れて引き返しました。
前を行くのは一緒にラッセルした地元の女性です。2011.1.20
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この日も雪が深く五合目で必死にラッセルしています。
幸いもう一人登ってこられたので交代でラッセルしました。 2011.12.10
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しかし6合目を過ぎて樹林帯を抜けたら 猛烈な吹雪とブリザードになり、恐怖を覚えて
その方と相談して 8合目で下山しました。微かに見えているのが 八合目から始まる
木道の手すりです。手すりの右は 大山キャラ木の原生林で深さ4,5メートルあり
落ちたら抜け出せません。                2011.12.10
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猛吹雪やブリザード、それにホワイトアウトになると 命の綱がこの目印です。
地元のボランティアの方が立ててくださいます。     2009.3.11
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これも命の綱です。ボランティアの中には 横柄な口の利き方や態度のおっちゃんやジジイもいて
ムっと来る事もありますが、いろいろと命の綱をメンテしてくれてますので 我慢して聞き流しましょう。
                           2015.1.20  
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3月になっても 突然猛吹雪になることもあります。この日はなんとか樹林帯を抜けて6合目避難小屋
までたどり着きましたが、凄まじい吹雪で 危険を感じて引き返そうと 思案しているときに
下から3人の若者が上ってきました。              2012.3.12
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3人の若者は 佐賀大学の山岳部の学生で、一人は女の子でした。3人のすぐ左側に
6合目避難小屋があるのですが 完全に雪に埋っています。

3人に下山するように言ったのですが 3人はこれから避難小屋入口を掘り出して中で泊り
明日山頂へアタックするといっています。山頂付近では 登山道を外れると 雪の下に
大山キャラボク原生林が埋っていて そこへ転落すると抜け出せないと注意して、
私は一人で引き上げました。下山時には足跡が消えていて パニックになりそうになりながら下山しました。
                                     2012.3.12
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登山道から三鈷峰の写真を撮っていたときです。右下に何か動く者があります。
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アップしてみると スキーヤーが二人写っています。状況がよく分かりませんが恐らく
「北壁の凍った急斜面を滑り降りていたスキーヤーが転倒して 滑落し
運良く灌木に引っかかり それを同僚のスキーヤーが助けに向かい 着いた所」と思われます。

3月にはいると それまで雪が深くて 山頂まで行けなかったのが、雪の表面が凍って硬くなり
歩きやすくなるので 山頂へ行きやすくなります。

そのためスノーボートやスキーを担いだ
人たちが山頂から北壁や元谷をすべりおりて滑落事故が多いのです。  2009.03.11
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標識も厳冬期には 何が書いてあるのか全く役に立ちません。
しかし標識があると言うことは 登山道に近いという事が分かり 大いに助けられます。
正に命の導です。                        2015.1.20
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この年は 雪が少なく6合目避難小屋は 雪に埋もれずに姿を現していて助かりました。2015.1.20
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私が下山中に バリバリに凍りついた尾根の上で 元谷へ降りようか、やめようかと迷っているスキーヤーが居ました。
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それからしばらく下山して 三鈷峰の写真を撮っていたら ガーっという大きな音がして 
モニターを何かが横切るので 夢中でシャッターをきりました。スキーヤーが猛スピードで滑落していくところでした。
帰宅してパソコンで写真を開いてみると 黄色いヘルメットなので あの躊躇していたスキーヤー
の方だったのかもしれません。             2013.3.15
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北壁の雪景色を撮っていたら なにやら動く者があります。よく見ると凍りついた急斜面を
両手両足でクライミングしているクライマー達です。             2011.3.19
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クライマーたちをアップした写真です。凄い体力と気力ですねえ。       2011.3.19 
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このときに三鈷峰の写真を撮っていたら その手前にスノーボーダーたちが 集まっていました。
しばらくすると みんなで一斉に元谷へ飛び込んで行きました。ご安全に。   2011.3.19
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ピッケルは長いものを欲しいのですが、これ以上長いものはありません。
伸縮式のトレッキングポールにビニールテープでくくりつけて使ったこともあります。
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滑落したときに  ピッケルを斜面に押し付けて止まる練習を大山桝水原スキー場の凍りついた急斜面で
何回も しました。 しかし実際に滑落した稲村ヶ岳の急斜面では 頭が真っ白になり
何も出来ませんでした。

手袋は ユニクロの1000円程度のものです。もちろんゴアテックスの手袋も持っていますが
ゴアの手袋はインナー手袋をする必要があります。それにゴアの手袋もかなり内部が濡れます。
避難小屋などで 手袋を脱ぎ 休憩したり食事して 再び手袋をはめようとすると マイナス10度以下では
インナーもゴアのアウターもたちまち凍り付いて 嵌められませんし 無理に嵌めると
手袋が傷つきます。

ユニクロの1000円程度の手袋は暖かいし 洗濯してもすぐ乾きます。これを何枚かスペアで
リュックに入れておくほうが 快適な雪山歩きが出来ます。
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ゴーグルは役に立ちます。特に激しいブリザードのときは サングラスでは隙間から雪が目の中に入り
目を開けれません。ブリザードのときはゴーグルに限ります。出来たら偏光のものがいいです。

ホワイトアウト時やブリザード時には足跡がたちまち消えてトレースを見分けるのが困難です。
偏光付きの物は そんなときに微かな凹凸を見分ける事が出来る場合もあります。
価格が少々高くても 命には換えられません。

それとブリザードの時は フェイスマスクが役立ちます。まだフェイスマスクを持っていなかった時
にブリザードに会い鼻の頭が凍傷にかかり 紫色の鼻先を一月くらい続けました。
幸い いつの間にか 直りましたが、痛くてかゆくて大変でした。
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雪山では 下着はウールとアクリルの混紡のものに限ります。
一度ユニクロのヒートテックを来て雪山へ行きましたが 死にそうに寒くなり 途中で下山しました。
ヒートテックは あくまでも街着です。汗をかくと急激に熱を奪います。綿の下着と同じでとても危険です。

かってトムラウシで大量遭難死事故がありましたが 助かった人はウールの下着にフリースの中着を着ていたそうです。
私は ウールの下着にフリースの中着を着て ゴアテックスのジャケットを上に着ます。

特にゴアテックスのジャケットは優れものです。
薄い一枚ですが 内部の汗を外に逃がし 内部の熱を閉じ込めて快適です。雪山ではこれに限ります。

私は下半身はワコールのスポーツタイツに冬用登山ズボン(撥水性、伸縮性、保温性に富んだもの)、
その上にゴアテックスのズボンとゴアのスパッツを着用します。
特にラッセル時にはスパッツがないと ラッセル不可能です。

登山靴はもちろんゴアテックス使用の冬用登山靴で 底が硬いもの、つまり10本爪アイゼンを
閉めこんでも 靴が反らないものがベストです。

私の使用しているイタリアのシリオ社の靴は「
伝統あるイタリア登山靴の技術で 日本人の足の形に合わせた靴」と言うのが売りです。
かなり高価ですが もう8年くらい履いてます。
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と言うことで 雪山では ミズノの粗悪品インチキ靴下や朝鮮半島のモノマネ低品質登山靴では
零下20度のブリザードの中で どうやって靴を脱ぎ、靴下を脱ぐのでしょうか。
つまり ミズノやトレクスタでは 雪山で命取りになることがあるのです。

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2017年3月28日残雪猛吹雪の大山7合目付近で転倒しもう少しで大滑落するところでした。
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全身に叩き付ける吹雪と真っ白なガスでホワイトアウト寸前の6合目までなんとか登ってきました。
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6合目避難小屋で身支度整えて更に上へ向いました。
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6合目から上は樹林帯の上なので雪と郡の世界です。トレースは全くありません。
コース目印のポールを頼りに登っていると ルートを探している人に出会いました。
その方と二人で進もうということになりました。
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そのしばらく後に この場所で事件は起こりました。
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幸い小さなスペースに引っかかり 滑落は免れました。そしてその方にリュックを受け取っていただき
その方のピッケルも貸していただき、私のピッケルと2本と アイゼンの前刃を蹴りこんで
脱出できました。
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吹雪は益々強まるので 二人で相談し、下山する事になりました。

6合目避難小屋に戻りほっとする間もなく、その方が先ほどの事件現場でスマホを落としたらしいと
言い出されて、二人でまた引き帰しましたが 先ほど歩いた二人のトレースも 吹雪で
すっかりかき消されるほどの猛吹雪なので スマホを鳴らしても何も聞こえず
再び下山しました。

下山すると麓は薄曇の天気でしたが 標高1200mから上だけが吹雪き立ったようです。
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まだまだ続く
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