3月23日、24日
春の休暇はこの二日間しかとれないことになって、遠出は出来ず暖かな伊豆半島を観光することになった。今回はクライミングは無し!
一日目は天城山ハイキング。近くに住んでいたにもかかわらず一度も行ったことがなかった山だ。日本100名山に選ばれている事も今回初めて知った。
天気予報は晴れだったが、実際には曇り、時折雲の切れ間から日がさす程度のお天気だった。遠笠山道路を上り天城高原ゴルフ場を目指す。駐車場はハイカー専用でとても広くトイレもある。
そこから天城山の主峰、万三郎岳(ばんざぶろう)と万二郎岳(まんじろう)をぐるっと廻るコースを歩く。一般には左廻りで万二郎から登るみたいだが、私達は右廻りで涸沢分岐からのコースを取ることにした。10時スタート。緩やかな下りで始まるハイキング道はよく整備されとても歩きやすい。
久しぶりのハイキングなのでのんびりと景色を眺めながら、平坦な登り下りを1時間かけてゆっくり歩く。
涸沢分岐から綺麗に整った木製の階段を登ると万三郎に着いた。少し休憩。
軽く食事をとるが稜線に出たせいかこの辺りから風が強くなり、汗が引いて急に物凄く寒くなってきた。
雨具のズボンを履き、ダウンを着込んでも一旦冷たくなった指先は白いままだ。これはガンガン歩くしかない。春山を甘く見たかな?1406mの山頂にある温度計は7度。風がなければそれほど寒くはないはず。
万三郎から万二郎までは急な下りもあり、昨夜の雨でぬかるんだ道は滑りやすくなっていた。風を避けて時折休憩をとりながらゴルフ場目指して一気に下る。
花はまだ咲いていなかったが石南花やアケビの木がたくさんあり、花の咲く頃にはかなり混むとガイドブックに書いてあった。こんな季節の平日でも団体さんや二人連れのハイカーさんが数パーティー来ていたから人気の山なのだろう。ブナの木も立派でした。
夕方は大室山にある「さくらの里」に立ち寄る。早咲きの桜はもう花が散ってハザクラになっていたが、今満開の木や、やっと芽がでたばかりでこれから咲くだろうという木もたくさんあり散策を楽しんだ。
昔、若かりし頃に、何かの星を見ようとだれかが言ってみんなでこの公園に来て酒を飲んで、酔っ払って大室山に夜中に登った事なんかを懐かしく思い出した。
翌日は観光!石川さゆりの天城越えの歌詞にある名所を巡る。七ツの滝(ナナダルと読むらしい)や旧天城トンネル、浄蓮の滝など見所は沢山。週末に降った雨のお陰で滝はどれも怒涛のように流れ落ちて見事だった。そしてどの滝も周りは規則正しい綺麗な柱状節理の岩に囲まれていたのが印象深かった。
いままで気にすることもなく行き来していた伊豆半島だが、昔も今も急峻で山深い森なんだという事を今更ながら感じた旅でした。〆
春の休暇はこの二日間しかとれないことになって、遠出は出来ず暖かな伊豆半島を観光することになった。今回はクライミングは無し!
一日目は天城山ハイキング。近くに住んでいたにもかかわらず一度も行ったことがなかった山だ。日本100名山に選ばれている事も今回初めて知った。
天気予報は晴れだったが、実際には曇り、時折雲の切れ間から日がさす程度のお天気だった。遠笠山道路を上り天城高原ゴルフ場を目指す。駐車場はハイカー専用でとても広くトイレもある。
そこから天城山の主峰、万三郎岳(ばんざぶろう)と万二郎岳(まんじろう)をぐるっと廻るコースを歩く。一般には左廻りで万二郎から登るみたいだが、私達は右廻りで涸沢分岐からのコースを取ることにした。10時スタート。緩やかな下りで始まるハイキング道はよく整備されとても歩きやすい。
久しぶりのハイキングなのでのんびりと景色を眺めながら、平坦な登り下りを1時間かけてゆっくり歩く。
涸沢分岐から綺麗に整った木製の階段を登ると万三郎に着いた。少し休憩。
軽く食事をとるが稜線に出たせいかこの辺りから風が強くなり、汗が引いて急に物凄く寒くなってきた。
雨具のズボンを履き、ダウンを着込んでも一旦冷たくなった指先は白いままだ。これはガンガン歩くしかない。春山を甘く見たかな?1406mの山頂にある温度計は7度。風がなければそれほど寒くはないはず。
万三郎から万二郎までは急な下りもあり、昨夜の雨でぬかるんだ道は滑りやすくなっていた。風を避けて時折休憩をとりながらゴルフ場目指して一気に下る。
花はまだ咲いていなかったが石南花やアケビの木がたくさんあり、花の咲く頃にはかなり混むとガイドブックに書いてあった。こんな季節の平日でも団体さんや二人連れのハイカーさんが数パーティー来ていたから人気の山なのだろう。ブナの木も立派でした。
夕方は大室山にある「さくらの里」に立ち寄る。早咲きの桜はもう花が散ってハザクラになっていたが、今満開の木や、やっと芽がでたばかりでこれから咲くだろうという木もたくさんあり散策を楽しんだ。
昔、若かりし頃に、何かの星を見ようとだれかが言ってみんなでこの公園に来て酒を飲んで、酔っ払って大室山に夜中に登った事なんかを懐かしく思い出した。
翌日は観光!石川さゆりの天城越えの歌詞にある名所を巡る。七ツの滝(ナナダルと読むらしい)や旧天城トンネル、浄蓮の滝など見所は沢山。週末に降った雨のお陰で滝はどれも怒涛のように流れ落ちて見事だった。そしてどの滝も周りは規則正しい綺麗な柱状節理の岩に囲まれていたのが印象深かった。
いままで気にすることもなく行き来していた伊豆半島だが、昔も今も急峻で山深い森なんだという事を今更ながら感じた旅でした。〆