TOKYO遠吠え徒然ブログ

外資系いわゆる「負け犬」OLの日常と本音を綴ります。

秋の夜長の友

2006-10-31 00:23:49 | 癒し


すごーくさむぅくなってきましたね!

10月に入ってもやや暖かい日が続いていましたがここへ来て急に寒くなりました。街行く女性のブーツ姿がしっくり来るシーズンになってきた感じ。日が落ちるのも早くなったしね。さて、こうなると、秋の夜長を過ごすか、なのですが、
私の場合は秋の夜長の友は本と入浴剤。

もともとお風呂は大好きだし、温泉も好きだけれど、家のお風呂ででも、お気に入りの入浴剤を入れ、ゆっくり温まりながら面白い本を読むというのが至福のひとときなのです。夏と違って、この時期のお風呂って、カラダを浴槽に沈めた瞬間に思わず「ふう~~」とため息が出てしまいます。モチロン、ほっとしたため息♪

夏ごろに汗をかける入浴剤として入手した「オー・ド・メール」は成分はフランス、ブルゴーニュの海塩のみもの。これを入れて入浴すると汗がどっと出てきます。夏の間にこれで入浴する習慣を作っておくと、新陳代謝が落ちがちな夏をしっかり乗り切り秋に備えられる、と言われました。しかしさすがに暑い時期にはちょっとご無沙汰してました。ようやくたっぷりとは入れる季節に。でももう少し変化が欲しい。

「オー・ド・メール」

で、最近ゲットした入浴剤のお話をすると、「ボードゥペシェ」という自然成分のみののもの。お風呂に入れて勢いよくお湯を出すと乙女の憧れ、バブルバスが出来上がり!なのです。肌もしっとりして香りもほんのりいい香り。やわらかい泡が気持ちよいの。それにほんのりいい匂い。汗もじんわりと出てきます。汗の出方は「オー・ド・メール」のほうがすごいんですが。でも程よい感じかな。さらにこの入浴剤はお風呂の汚れも吸い取る成分があるらしく、使用後には浴槽がつるつるっとします。お~便利~

「ボードゥペシェ」

 最後にもう一つのお風呂の友である面白い本について。最近のヒットはやはり、今ベストセラーになっている宮部みゆきさんの新刊。「名もなき毒」(幻冬舎)。いやー、相変わらず宮部さんはすごい!!あんな人のよさそうな外見からは想像できない話を書きます!「模倣犯」もノンストップでしたが、これも止まりませんでした。これはなんというか人に日常にじわじわと入り込んでくる毒の恐ろしさも描いているのがまた別の恐さ。読み終わった後、思わず「はあ~~」としみじみ呟きました。

続いてわれらが眷属「負け犬」の名づけ親酒井順子さんの新刊「都と京(みやこ)」(新潮社)。抱腹絶倒の京都エッセイで、酒井さんの相変わらず淡々としつつも鋭い指摘が随所でびしびし。浴槽でのぼせそうになりながらも読むのが止まらなかった一冊。

そして、京都つながりで、「極みの京都」(光文社新書)。私が新刊が出たら必ず買ってしまう、柏井壽さんの新書の新刊。この方、テレビ朝日の「時の香り旅の遊び」や色々なガイドブックのアドバイザーをしている方。

その探求ぶりは、幼い頃から本当に美味しいものに囲まれて育った人ならではの視点です。しかも、いわゆる批評家の人たちと違い、お店や旅館・ホテルを上から見下ろしているような見方はしていないのです。食べることの楽しさ、旅することの醍醐味が生で伝わってくる感じ。そんな柏井さんの本業は京都の歯医者さん。食と旅の達人が地元京都の魅力の場所について語ってくれるこの一冊。私なんか、コレを読んで唐突に京都に旅立ちたくなりました。この秋京都に行く人は必読!

さて、今日の夜はどの入浴剤で何を読んでお風呂タイムを愉しもうかなっ?

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熊本名物 太平燕!

2006-10-15 22:20:45 | Restaurant

またしても九州は熊本の地に出張してきました。 今回は日帰り。

でも、転んでもタダでは起きないのが私。

日帰りの出張でもなんらかのイベントは作りたい! というわけでB級グルメに挑戦しました。

それは「太平燕(タイピーエン)」

最近ご当地麺として注目を浴びている熊本発祥の麺です。実は、これ、最初は、日経新聞の土曜夕刊で各地方にだけあるような庶民の食べ物を紹介している「食を歩く」という連載記事で知りました。この連載面白いので日経の夕刊を読む機会のある方、是非読んでみてください。

さて、「太平燕(タイピーエン)」とはどんなものかというと、タンメンのような澄んだスープに野菜や海鮮などを炒めた具がのっていて、変わっているのは麺が「春雨」だということ、そして大抵ゆで卵がのっている。実際に熊本では庶民的な中華料理店のメジャーなメニューとして定着している模様。熊本県人は県外に出て初めて県外の中華料理屋のメニューにはない食べ物だと知るらしい。

ちなみに私は神奈川出身ですが、似たようなご当地メニューはあります。同じく神奈川の街の中華料理屋では定番メニュー「サンマー麺」。多分知らない人の方が多いでしょうね。醤油味のラーメンの上にあんかけのもやし炒めがのっているものです。安くて美味しいんですよ、コレが。しかし、神奈川以外では通じないご当地メニュー。身近に実例があるので、この熊本のご当地麺についてもうんうんとうなずいて納得。これって地方出身者のちょっと得意になる一瞬かも。

そんなこんなで麺好きの私は以前から是非トライしたい!!と願っていました。出張前日に熊本にいる知人にメール攻撃。「太平燕のおいしい店を教えて下さい!」3店舗ほど教えてもらったのですが、一番行きやすそうな百貨店「くまもと阪神」9階にある「中華園」に行くことにしました。

「中華園」は予想にたがわず庶民的な感じの店。地方のデパートのレストラン階に入っている中華料理屋さんというところ。メニューを広げると、ありました!「太平燕(タイピーエン)」の文字。さっそくこれを注文。ほどなくして運ばれてきたのが写真の通り。会いたかった太平燕。ごたいめーん!まずはスープからすすると、あっさりした味付けがいい感じ。のどごしの良い春雨もスープに合っていますね!それに野菜や海鮮類たっぷりの具が嬉しいじゃないですか。これでお値段は税込み840円。具沢山ラーメンと同じ程度のお値段でしょうか?

  中華園の「太平燕」

私はけっこう満足してお店を出ました。熊本ラーメンのこってり加減がいまひとつ、という人にはこちらがオススメでしょうね。実は最近は熊本空港などでもインスタント版太平燕が売っています。こんな太平燕ファンのHPもあります。その名も「熊本太平燕倶楽部」。太平燕ファンになった私としては次回の熊本行きでは(いつになるかわかりませんが)こちらのHPを読み込んで出かけたいと思います♪

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キタキツネに遭遇!

2006-10-14 12:43:38 | 

先日、出張で北海道へ2週続けて行く機会に恵まれました。ラッキー!!

最初は函館。北海道出張は2年ぶりくらい。函館はプライベートでも訪ねたことのない場所なのでかなり嬉しかったですね。函館って観光地としての魅力がぎゅっと凝縮された街だと思います。新鮮な魚介類、温泉(湯の川温泉)、港と美しい夜景が望める函館山、ちょっとミーハーだけど、赤レンガ倉庫、外人墓地・・・。小樽も魅力がありますが、函館も負けず劣らず。ゆっくりプライベートでもう一度行きたいなあと思ったりしています。

忘れられないのは函館の朝市(という名称なのに夕方でもやっている市場街)で食べた三色海鮮丼。具は自分が食べたい3種類をセレクトできました。ウニ、イカ、カニをチョイスしましたが、その新鮮でおしいいこと!!あ、がっついたので写真と撮り忘れました・・・。うーん、また食べたいなあ~~。

さてさて、次の週は新千歳空港から後志(しりべし)方面へと出張しました。このときはレンタカーで行けども行けども似たような風景の場所を延々と走りました。かなりうんざり気味・・・。北海道ってひろーい!

途中、真狩村を通りました。そこで、北海道に以前住んでいた同僚から聞き及んでいた真狩村の観光名所を訪れました。そこは・・・「歌う細川たかし 像」!!細川さんは真狩村出身で、地元の星。同僚曰く、例のふるさと振興基金で建てたのがコレだとか・
・・。

「歌う細川たかし像」

あたりを走っていると、道路案内にも「細川たかし像」の文字が・・・。やはり、行かなくては!

案内に沿って車を進めると、一応駐車場らしきものがあり、そこには地元名産(じゃがいもとかとうきびとか)を売っている小さな商店が。しばらくためらっているとおじさんが出てきて、細川たかしの銅像はここだよ、と言う。それから、お決まりのどこから来たのという質問が始まり、このあたりの見所までアドバイス。おじさん、私、仕事のついででそんな時間ないんですよ~。でも、その発言を無視してしゃべるしゃべる・・・。周りの観光スポットを熱弁するおじさん・・・。おじさんんを振り切り、銅像の建つ広場へ。

そうしてやや小雨がぱらつき、ひとっこ一人いない中、細川さんとご対面!寒くて写真を撮るゆとりがなかったので、ネットの画像でご勘弁下さい。。。ちなみに銅像の台座の横にあるタッチボタンのようなもので5曲くらいの持ち歌の中から歌ってもらえる曲を選べます。

私はもちろん、名曲「北酒場」にタッチ!!

ちゃららららららららーらーららららららーと例の音楽が始まり「北の~酒場通りには~」とまさに熱唱が始まり始まり。。。凍てつく雨の広場に響き渡る「北酒場」。これ、周りの住人の方は日に何度となく聞いているんでしょうな~。そう思うと公害を撒き散らしているようでなんだか悪いなあっていたたまれない気分になりました・・・。

さて、翌日。レンタカーで各所を回っていると、某駐車場の近くに茶色い物体発見!もしや・・・・と思い近づくとそれはやはり・・・・「キタキツネ」でした!

いっやーーーー感動!!ホントに会えた~と近づくと??なにやら私のイメージと微妙に違う。それはみすばらしい尻尾とほとんど抜け落ちているような毛皮のせいでした・・・。だってさ、なんかキツネっていったら、フサフサの尻尾に輝く毛皮っていうイメージじゃない??なのに、このキツネときたらかなりぼろぼろ。。。。

北の地にて遭遇、キタキツネ!

やはり北海道の自然は厳しいのかしら?ああ・・・と若干目を潤ませた私。でも、なんか様子が変よ。全然人見知りせず、逃げないし。そしてカメラを向けても平然としている。しまいにはすごい勢いで擦り寄ってきました。

つまり、「なんか、エサ、くれ、くれ、くれ!!」

北海道の自然は厳しく、キタキツネも厳しい自然の中でムリして餌を調達するよりは、観光客にお愛想売ってなにかおいしいモノをもらうほうが楽って学習したのですね・・・。

そんな無邪気なキタキツネに呆然とした私。彼はすばやく、いつの間にかやってきたカップルに気づき、餌をいただくことに成功したようです。カップルの女性が投げるお菓子にがっつくキタキツネ。

ああ、雄大な北海道の地でもなんか動物がせせこましくなっている・・・。私はしばしそんな感慨にふけっったのでした・・・。

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嬉しいコスメ

2006-10-04 19:02:28 | 癒し

7月にコスメ関係のお話をしましたが、あれ以来、私の使用化粧品のオーガニック化が加速しました。

シャンプー、リンスはもとより、クレンジング、洗顔、化粧水、美容液、クリームや歯磨き粉に至るまでオーガニックなものに囲まれて日々を過ごしてます。ふっふっふ。

中でも、毎日使うのが楽しみなのは洗顔とクリームかな?
アンティアンティという富山のメーカーが作っている化粧品を半年ほど前から使用してます。青山にも直営店があり、一軒家で内部のディスプレイもおしゃれでかわいい、ちょっとパリあたりのお店みたいです。

アンティアンティ青山ショップ 一軒家でかわいい

最初に今も愛用の「ローズローズクリーム」を買ったのがきっかけ。主に夜のお手入れのラストに使用しますが、つけた瞬間からバラのいい香りに包まれてなんとも言えない幸福感を味わえるのです。テクスチャーもべたつかず、重くならず、とろりとしてしっとりして私はとても好み。クリームはしっかり派にはちょっと物足りないかもしれませんけど、保湿はきちんとされていますので心配ありませんね。

ホントはこれよりさらに進化した「PT. ローズローズ・オーガニッククリーム」も試してみたいんだけどあまりにも値段が張っている(30g¥15,750!)ので、ちょっとまだトライしてません。引き返せなくなりそうでコワイし。

洗顔は「クレンジング センシティブ」を朝と夜のクレンジング後に使用しておりましたが、最近「PT.ローズオーガニックソープ」を買って試してみました。これもクリーム同様、香りが素晴らしくて泡立ちも良く、泡を顔にのせた瞬間になんともいえないシアワセ~な気分に。この使用感にとっても満足してます。特にローズの香りは前からとても好きだったのですが、アンティのローズの香りはとても好きな香りですね。

ちなみに、ローズの香りがストレスを減少させ、加齢によるホルモンバランスの乱れも解消させるそうです。9月19日付の日本経済新聞夕刊に記載がありました。ローズの香りを嗅ぎ続けることでお肌に張りと潤いが戻ったとか。そんな効果があるなら一石二鳥ですよね。うむ、知らず知らずのうちにカラダが香りを欲していたのかも!

さて、そんなアンティの化粧品の欠点はただ一つ、殆どの製品が冷蔵庫保管が必要ということ・・・。「ナマモノ」なので仕方ありませんけど旅行とかには不便ですね。私は出張がけっこうあるので、出張時にはアンティとお別れ。オーガニックコスメの一つ、ヴェレダの洗顔やクリームを使ったりして凌いでいます。

そして、今、これからの展開が楽しみなのはアタマです。8月ぐらいから
オーブリーというメーカーのシャンプー「ローザモスクエータ ハーブシャンプー」という化学物質が入っていないものに切り替えました。リンスはたまに同じシリーズの「ローザモスクエータ ヘアコンディショニングクリーム」を使う以外は現在はタウトロッフェンの「ローズマリービネガー」を薄めてリンスに使っています。

これは「ビネガー」という名の通り、ずばり「お酢」!

会社の同僚に聞いたのですが、石鹸シャンプーに普通のお酢でも十分に効果的でこれを続けていると、合成シャンプーで損なわれた髪本来の生命力が戻り、つやつやとした髪が再生されるそう。

但し、そこに辿り着くまでがかなり忍耐を要するようです。市販の大抵のシャンプーは化学物質(合成界面活性剤など)が大量に入っていますが、せっけんシャンプーはそのような薬品が一切入っていないため、髪のダメージが痛んだ状態で仕上がってしまう。。。そして痛んだ部分にせっけんカスがつきやすく、ベトベトしたり、ごわごわしたりしてしまうのだそうです。この時期がかなり辛いらしく、けっこうここで挫折してしまう人もいるみたい。会社の同僚は頓挫したそうです、ありゃりゃ・・・。

ただ、石鹸シャンプーしか知らない髪の部分(新生毛)がのびてきた時には本当にきれいな艶のある髪になるのだそうですよ!私は知らなかったのですが、以前に一緒に仕事をしていた人はこの方法で髪をケアしていたそう。彼女は確かにつやつやした光沢ある髪の持ち主でした。ナットク!

というわけで、私も頑張ります!

顔はローズ、髪は酢でナチュラル美人(?)を目指すぞ!!

でも、まだ乙女気分は残っているのでお酢くさくならないように気をつけますね・・・。

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