恋するCinema

見た映画の感想などをネタバレ気にせず
気ままに綴っております。

『 かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲート』…DVD

2007-10-28 20:34:15 | 華流映画(DVD)
   監督…ウィルソン・イップ
   出演…ドニー・イェン、ニコラス・ツェー、ショーン・ユー、ドン・ジェ…
   お気に入り度…★★★★☆

《公開時コピー》拳が唸る<ヤンクアクション>日本上陸
         この勝負、待ったなし!


幼い頃に生き別れたドラゴンとタイガー。
タイガーは、“龍虎門(ドラゴン・タイガー・ゲート)”で育ち、
兄のドラゴンは悪の組織のボス・マーに育てられた。
やがてドラゴンはボスのマーの敵をとるために、またタイガーは師匠の敵をとる
ために巨大犯罪組織“羅刹門”に立ち向かう。


ただただ、ニコラス・ツェーを観るためだけに借りました。
やっぱカッコいい~
イケメンブームの今、ニコラス・ツェーの美しさは群を抜いてます!
しかし、あの髪型がね~
もっと美しい顔を見せてほしかった~

マンガちっくなアクション映画と思って内容はそれほど期待していなかった
のだけど、これがなかなか。(^^ゞ
さすがに薄っぺらさは隠せませんが
何がいいってアクションシーンです!
気持ちがスカッとしますな~
あのワイヤーアクションをイケメン、ニコラス・ツェーが
真面目に演じている姿がいいのです
カメラワークもなかなかおもしろく
日本料亭のシーンは好きですな。

ニコラス・ツェーには敵いませんが
ショーン・ユーとドニー・イェンもカッコよかです
特にショーン・ユーのお顔をもっとはっきり見えるようにしてくれたら
良かったのに~!!なんじゃ~あの髪型は~!!

ラストの闘いは、お笑い一歩手前ですが見応えありです
ドラゴンと闘う時に急に仮面マンが弱くなったような…

ニコラス・ツェーのはにかむ笑顔いいっす。

『 ヘアスプレー 』…映画

2007-10-27 20:10:32 | 映画
   監督…アダム・シャンクマン
   出演…ジョン・トラヴォルタ、ニッキー・ブロンスキー、ミシェル・ファイファー、
       クリストファー・ウォーケン
   お気に入り度…★★★★★

《公開時コピー》ハマる!ハジケる!ハチキレる!?


1962年、米メリーランド州ボルチモア。
ダンスとオシャレに夢中な16歳の女子高生トレーシーは、人気テレビ番組
“コーニー・コリンズ・ショー”に出演し、憧れのリンクと踊ることを夢見てた。
ある日、その番組で欠員補充のオーデションが行われることになり、トレーシーは母エドナの反対を押し切り参加する。

そのオーデションに受かって夢をかなえるストーリー!
…だけではないです。(^^ゞ

60年代の黒人問題をバックに描きながらも
重い暗いという感じは出さず、あくまでサラッと流します
差別問題は肌の色ばかりではなく、トレーシーのようなおデブちゃんにも…

大おデブの母エドナを演じるのはジョン・トラボルタ!
あの体をくねらす姿がたまりません。
おデブなために家にひきこもってしまった母親をも
恥ずかしいとは思わずに、明るく外に連れ出すトレーシー
本当に笑顔がキュート!!
あの天真爛漫な笑顔は最高ですね
二の腕プルプルふるわせながら踊るダンスもかわいい~
歌もダンスも演技もまったくの素人とは思えませんでしたわ~

週に一度だけブッラク・デーがあり
その日だけは黒人たちが歌い踊ります
こちらは最高!
白人たちのダンスをより幼稚に演出しているので
こちらは笑えてきます。(^^ゞ

10月初めに横浜に行った時に
-9℃に冷やした石の上でフルーツなどをミックスする、
アメリカで大ヒットしたちうアイスクリーム店に通いました。(^^ゞ
混ぜながら歌を歌ってくれるのです。
その時にヘアスプレーにちらしをもっらたのです。
トレーシー役の子が、アイスクリーム屋さんで働いていたと知って納得
この子が歌いながら混ぜている姿が想像できます
お客さんをhappyにしてくれそう~

迫力のあるメイベルを演じたのは、クイーン・ラティファ
私より若いと知ってちとショックでした。^_^;





『 パンズ・ラビリンス 』…映画

2007-10-21 23:32:38 | 映画
   監督…ギレルモ・デル・トロ
   出演…イバナ・バケロ、セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、ダグ・ジョーンズ…
   お気に入り度…★★★★★

《公開時コピー》だから少女は幻想の国で、永遠の幸せを探した。


1944年のスペイン。内戦終戦後も、ゲリラたちはフランコ将軍の圧政に
反発し、闘争は続いていた。臨月を迎えた母とともに少女オフェリアは
ゲリラを制圧するために駐屯地にいる義父のもとへやってくる。
そこで、オフェリアは自分が魔法の王国のプリンセスであることを告げられる。
魔法の王国へ行くために、オフェリアは3つの試練を与えられるのだが…。


コトイチかも。(^^ゞ
ファンタジー映画なのに、R-12?
最初は、やっぱり観るんじゃなかった~って後悔。
何度目を覆ったことか…。

現実世界とファンタジーの世界が並行してすすみます
オフェリアにとってはどちらも現実なんですけどね。
ファンタジーの世界といっても美しいわけではなく
かわいらしいはずの妖精でさえ、ちょっとキモイ。
カエルの怪物のシーンは何度えずいたことか

この物語にでてくる本当の怪物はビダル大尉
裂かれた口を自分で縫うシーンは、やっぱ怪物…
あそこまで残虐になれるなんて、人間て恐ろしい
ビタル大尉が人間として醜ければ醜いほど
オフェリアのピュアな心が際立ちます
オフェリア役の子の表情がいい
どのシーンでもこの子に惹きつけられるのです
この子でなかったら
この作品はここまで素晴らしいものにはならなかったでしょう

第3の試練で、オフェリアは自らの血をたらすことで
彼女の希望の地、魔法の王国へ行けるのですが
オフェリアをとりまく人たちにとっては、悲劇です。
オフェリアにとってはハッピーエンドではあるけれど
なんとも後味の悪さが残ります

スペイン語がわかればもっと楽しめたような気がします
スペイン語の使い方によって、その裏の思いなどを
微妙に表しているような…
奥深さをもっと知りたい気持にさせる作品ですね

ファンタジー映画は大好きなのだけど
こんなダーク・ファンタジーもあるんですね~

後からジワジワきますよ
皆に見てもらいたいです。

『 めがね 』…映画

2007-10-09 21:11:08 | 映画
   監督…荻上直子
   出演…小林聡美、市川実日子、加瀬亮、光石研、もたいまさこ…
   お気に入り度…★★★★☆

《公開時コピー》何が自由か、知っている。

「かもめ食堂」の荻上直子監督が再び描くさらにスロー度が増した
スローライフムービー。

南の小さな海辺の町。観光する所もこれといってなく
携帯もつながらない。ただ「たそがれる」。
こんな町にやってきたタエコは、最初は「たそがれる」ということが
わからずにいた。
何事にも「結構です」と言って、人に関わることを避けていたけれど
徐々にそこにいるだけで自然に「たそがれる」ようになっていく
それと同時に皆とも打ち解けていき、苦手のかき氷を食べたり
メルシー体操を皆と一緒にしたり…

…とほとんどストーリーというものはないです。
ただこの空気感を楽しむのみ。
「かもめ…」とは違って共感しづらい。
私にはちとスローすぎる。^_^;

舞台になったのは与論島!
めちゃめちゃ海がキレイです
絶対行くぞ~って思っちゃいました。
もちろん「たそがれ」ではなくダイビング!
まだまだ「たそがれる」ことを切望するほど疲れていないのかな
時間があればしたいこといっぱい!
「たそがれ」を一番に臨んでいないことに気が付きました。
のんびりしたいとは思うけれど…

1週間休めたら…海のきれいなところに行って潜りたい!
1週間ただたそがれるだけなんて考えられない…
それもいいとは思うけど。
なんか時間がもったいないって思ってしまう。

今回も食べ物がうまそう~でした
とくにボイルしたエビ!
プリプリしてておいしそう~
みんなが癒される“かき氷”も食べてみたい
海辺でたそがれながら飲む“ビール”もうまそ~

もたいまさこ演じるサクラさんが、なんともいい感じです
毎年春になるとこの町にやってくるらしいのだけど
それ以外は何もわかりません。^_^;
自転車にのってタエコさんを迎えにきた所がいい~
そして、サクラさんの自転車の後ろに乗ったことを皆がうらやむのが
よくわからんかったけど、最後までわからんかった…
…とわからんことも多々ありますが
気になりません。

今回はちと微妙ですね
映画のスローさについていけない人が多そうな気がするな~
最初はちょっとイライラするほどだったし
中程で「たそがれる」のも気持ちよさそ~
たまにはいいかな~とその空気感にも慣れてくるけど
後半、現実には無理!
ってなってしまいます。

メルシー体操の音楽がお気に入り。

『 HERO 』…映画

2007-10-02 22:41:27 | 映画
   監督…鈴木雅之
   出演…木村拓哉、松たか子、大塚寧々、阿部寛、勝村政信、小日向文世、八嶋智人…
   お気に入り度…★★★★★

《公開時コピー》久利生公平、最大の危機。


木村拓哉が型破りな検事に扮し大ヒットしたTVドラマの映画化。
やっと見てきました~
やっぱキムタクは魅力的や~

ほとんど韓流映画を見ていない私にとって
イ・ビョンホンの登場は衝撃的。(^^ゞ
ん???
かっこい~んじゃないかい。
なんかオーラを感じるぞい。
惚れちゃいそう。ムフ。

遅ればせながら韓流映画にはまりそう~

松本幸四郎はさすがの存在感
オーラあります。
キムタクも年齢重ねるごとにこういったオーラをはなつように
なるんでしょうね~

それにしても、タモリはあの公判場面を台無しにしたような…
お笑いタレントではなく、貫禄ある人を使ってっほしかったな~
中井&綾瀬もドラマスペシャル版からの流れだけど
今回はバッサリきったほうが良かったような気がします。

おまけにわざわざ韓国まで行って捜査した犯人の車に関しても
「事件の時についた傷とは限らない」でend。
韓国シーン長かったわりにバッサリきられて
なんなんだ韓国までいったのは…って呆れてしまった。

キャラクターをたたせようとするあまり
ストーリー展開がちと雑なのが気になりました
やじ馬835人の携帯写真を調べるなんて無理やろ~
あのわざとらしい演出はいらん!
犯罪現場のやじ馬写真に写っていた~でいいじゃん!
非現実的すぎる

法廷での場面、久利生検事の言いたいことはすごくわかる
うるうるきちゃいました。
しかし、現実とは報道とはこんなもの。
でもその真直ぐすぎる所がいいわさ~
今回は本当に“いい検事”の連続でしたね~
ちょっと型破り検事に意見申すひとがいないのも淋しい~
蒲生弁護士も早々といい人になりすぎや~
もっと法廷外でも闘って欲しかったな~

…となんやかんや言っても
やはりキムタク!満足です!
★5つは当然キムタクびいきです。