It is not bad to grow up, either.

ドラマ「オレンジデイズ」をレンタルして全巻観ている。

何とも言えない懐かしさと切なさが込み上げてくる。

「忘れられない、青春の日々」というキャッチコピーが胸に突き刺さる。

テーマ曲のミスチルの「sign」がそれを煽る。


「オレンジデイズ」は俺が大学に入学した頃に放送されていたドラマで、自分のキャンパスライフとついつい重ねてしまう。
当時の俺は金髪ボーズのクソガキで、友達も決して多くはなく、彼女が出来てもすぐに別れてしまうし、ふわふわした毎日を過ごしていた。文章を書いたり、バンドをやったり、大学の図書館のトイレで女の子とセックスしたり、学食で女の子にローキックを食らわされたり、あの頃の俺は自分が大人になるなんて思いもしなかった。ましてや結婚して子供を作るなんて何だか馬鹿みたいだ。
けれど、今ならば堂々と、大人になるのもなかなか悪くないぜ、と言える。
守るべきものがある人生は、悪くないよ。だから、あの頃の俺よ、安心して大人になれ！



…なんて言って。