昨日は私がカフェインに過敏なことから、コーヒーやコーラはもう止めると書いたが、ではその他のカフェインを含む食べ物、飲み物はどうなんだろう?という疑問が出来た。
カフェインを含むものは主に
コーヒー、コーラ、紅茶、緑茶(お茶の葉から作られたお茶全て)、チョコレート、ココア、ドリンク剤、眠気防止のガム、・・・などなど
根源を絶つとはいってもこれ全部は流石にきつい。
コーヒー、コーラ以外で目眩やら力が入らないとか、そういった症状が出たことはないことから、他は大丈夫そうだがそこにも疑問が残る。
同じようにカフェインが含まれているのに、どうして緑茶や紅茶は大丈夫で、コーヒーやコーラは駄目なのか。
最初はコーヒー、コーラに含まれるカフェインの含有量の違いかと思ったが、一概にそうではないらしい。
玉露に関してはコーヒーの3倍ものカフェインが含まれているそうだし、緑茶などもコーヒーよりは単位あたりの含有量は少ないが、緑茶を1日にコーヒーの3倍飲んでも変な症状は出てこない。
そうなると更にコーヒーやコーラと、他のものと一体何が違うのかが不思議に思えてくる。
そこで一つの違いを見つけた。
コーヒーやコーラでは作用が低く、他のもので作用が大きいもう一つのワード
”タンニン”
とはいってもタンニンという物質があるわけではなく総称らしいが、最近よく耳にするカテキンなどもタンニンの一種。
このタンニンと呼ばれるものは植物界ではメジャーなものらしく、広く存在しているということだが、人が実際に感じるのはお茶や紅茶や柿の渋み、あれこそがタンニンの正体。
そしてこのタンニンとカフェインの関係は、タンニンはカフェインと強く結合する性質があり、人の体に取り込まれる前に結合することによって、カフェインの持つ薬理的な作用を抑える働きをするのだそうだ。
コーヒーにもタンニンは厳密には含まれているそうだが、コーヒーに含まれるタンニンは紅茶などに比べるとその活性は低く、カフェインの苦味や薬効が強く現れるということが分かった。
以上のような理由により、お茶や紅茶などタンニンの作用が大きいものは、同じカフェインでも作用が和らぐということで、私が変になる説明は付きそうだ。
それに、オマケとしてもっと面白いことも分かった。
コーヒーの苦味と渋み
コーヒーは紅茶ほどタンニンの作用はないとはいっても、まるっきり無いということはなく、コーヒーは苦味が強いことからもカフェインの作用が大きいことが分かりますが、コーヒーの品種によってもカフェインやタンニンの割合が違っているようで、苦いコーヒーはよりカフェインの作用がより強く、渋いコーヒーはタンニンの作用がやや強めと言えそうです。
その辺をうまくブレンドすれば、風味が違うコーヒーができそうですね。
コーヒーにも微弱ながらタンニンの作用がある証拠として、コーヒーを飲まないで一日くらいほったらかしにしておくと、何故か翌日は濁っている経験があるかと思いますが、コーヒーをゆっくり冷ますと、カフェインとタンニンが結合し、更に多糖類やたんぱく質と一緒に時間をかけて凝集することにより白濁化するのだそうです。
そういったことからも、コーヒーにもタンニンの作用があることは分かります。
白濁化に関してはカフェインとタンニンを含んでいるお茶や紅茶も同じで、例えば熱いまま水筒に入れて出かけるとして、それを熱いうちに飲むのであればいいですが、冷めてしまうような場合は冷蔵庫や冷凍庫などで予め短時間に冷ましてから水筒に入れると時間が経っても濁らないそうです。
うーーーーん、ちょっと予定外に勉強になった。
勉強ついでにもう一つ
総合感冒薬の多くにカフェインが含まれていますが、これはカフェインに鎮痛作用や他の化合物の副作用である眠気を抑える効果があるそうです。
感のいい方はお気づきかと思いますが、これらをお茶や紅茶で飲むとタンニンとカフェインが結合し、カフェインの作用が弱まる恐れがあります。
薬に含まれるカフェインに関しては、その作用が期待されているのですから、それを打ち消してしまうことは効き目が弱まるばかりでなく、副作用の影響も出やすくなりかねません。
子供の頃から、薬が効かなくなるから緑茶で薬を飲むなと教えられ、なんの脈絡も無い話と思っていましたが、理由が少なくとも一つはあったので、伝えられたことは聞いておくものだと思いました。
これでカフェインは大体完結?ということでいいかな
注:ここに書かれたお茶というのは、茶葉として生産されているお茶のことであり、麦茶やそば茶などは元が麦とそばなので、ここに書いたお茶には含まれず、カフェインも含まれていません。