野党に責め易く与党に守り難い厚生労働省、その内部の戦い, 2009/12/13
By 歯職人
自民党中心の政権の終末期に、余りに分かりやすい官僚の悪評の震源地となった厚生労働省。人材枯渇期の自由民主党総裁・総理大臣の安倍、福田、麻生のもと厚生労働大臣を務めた舛添要一氏の現時点で残しておきたい弁明の書であり、マスコミを通しては知りえない厚生労働省内部の「官僚との戦い」の記録である。
「宙に浮いた年金記録」「薬害Ｃ型肝炎」「新型インフルエンザ」等、新聞の大見出しに成り得、ワイドショーのトップ項目に成り得た事例を「その時、大臣周辺では何が起こっていたか」「官邸では何が起きていたか」の視点で解き明かしある種の弁明を行う。
人材枯渇期の安倍、福田、麻生政権という攻め易い標的は消失した。政権交代により攻守が交代したかに見えるが、「ハネムーン」期も既に過ぎ去った。
本書は、厚生労働行政を作り上げてきた既得権と官僚の生態が短期間にして変化するわけも無い状況の中、攻めやすい部分に攻撃を集中する手法でマスコミの表層で得点を積み重ね、全体像を把握し制度を設計し改革に至る準備を怠り政権獲得に戸惑う「政務三役」側への舛添要一氏からの「責任を持ったからには、元気で暮らせよ」とのメッセージとも読み取れる。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4093798117/ref=cm_cr_mts_prod_img
マスゾエメモ コウロウカンリョウトノタタカイ７５２ニチ コウロウカンリョウトノタタカイナナヒャクゴジュウニニチ
舛添メモ―厚労官僚との闘い７５２日
舛添 要一【著】
小学館 （2009/12/08 出版）
189p / 19cm / B6判
ISBN： 9784093798112
NDC分類： 498.1
価格： ￥1,260 (税込)
詳細
宙に浮いた年金、食品偽装、中国・毒入り餃子、妊婦たらい回し、薬害肝炎、新型インフルエンザ、３人の総理に仕えた男の全記録。
第１章 入閣要請
第２章 宙に浮いた年金記録
第３章 医療改革
第４章 薬害Ｃ型肝炎
第５章 大臣の２４時間
第６章 ３人めの総理
第７章 新型インフルエンザ
第８章 解散総選挙
最終章 政権交代
安倍、福田、麻生３代内閣で厚労大臣として活躍した舛添要一参院議員が、年金問題、新型インフルエンザ問題などに取り組んだ大臣生活や、官僚との知られざる闘いぶりを明かす。
著者紹介
舛添要一［マスゾエヨウイチ］
１９４８年、福岡県八幡市（現北九州市八幡東区）生まれ。７１年、東京大学法学部政治学科卒業。東京大学法学部政治学科助手、パリ大学現代国際関係史研究所客員研究員、ジュネーブ高等国際政治研究所客員研究員を経て、７９～８９年、東京大学政治学助教授。その後、舛添政治経済研究所を設立。０１年、参院選の比例代表（全国）において、１５８万８２６２票を獲得して自民党トップで初当選。国会や党内では、参議院外交防衛委員長、自民党憲法審議会会長代理、参議院自民党政策審議会長を歴任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
By 歯職人
自民党中心の政権の終末期に、余りに分かりやすい官僚の悪評の震源地となった厚生労働省。人材枯渇期の自由民主党総裁・総理大臣の安倍、福田、麻生のもと厚生労働大臣を務めた舛添要一氏の現時点で残しておきたい弁明の書であり、マスコミを通しては知りえない厚生労働省内部の「官僚との戦い」の記録である。
「宙に浮いた年金記録」「薬害Ｃ型肝炎」「新型インフルエンザ」等、新聞の大見出しに成り得、ワイドショーのトップ項目に成り得た事例を「その時、大臣周辺では何が起こっていたか」「官邸では何が起きていたか」の視点で解き明かしある種の弁明を行う。
人材枯渇期の安倍、福田、麻生政権という攻め易い標的は消失した。政権交代により攻守が交代したかに見えるが、「ハネムーン」期も既に過ぎ去った。
本書は、厚生労働行政を作り上げてきた既得権と官僚の生態が短期間にして変化するわけも無い状況の中、攻めやすい部分に攻撃を集中する手法でマスコミの表層で得点を積み重ね、全体像を把握し制度を設計し改革に至る準備を怠り政権獲得に戸惑う「政務三役」側への舛添要一氏からの「責任を持ったからには、元気で暮らせよ」とのメッセージとも読み取れる。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4093798117/ref=cm_cr_mts_prod_img
マスゾエメモ コウロウカンリョウトノタタカイ７５２ニチ コウロウカンリョウトノタタカイナナヒャクゴジュウニニチ
舛添メモ―厚労官僚との闘い７５２日
舛添 要一【著】
小学館 （2009/12/08 出版）
189p / 19cm / B6判
ISBN： 9784093798112
NDC分類： 498.1
価格： ￥1,260 (税込)
詳細
宙に浮いた年金、食品偽装、中国・毒入り餃子、妊婦たらい回し、薬害肝炎、新型インフルエンザ、３人の総理に仕えた男の全記録。
第１章 入閣要請
第２章 宙に浮いた年金記録
第３章 医療改革
第４章 薬害Ｃ型肝炎
第５章 大臣の２４時間
第６章 ３人めの総理
第７章 新型インフルエンザ
第８章 解散総選挙
最終章 政権交代
安倍、福田、麻生３代内閣で厚労大臣として活躍した舛添要一参院議員が、年金問題、新型インフルエンザ問題などに取り組んだ大臣生活や、官僚との知られざる闘いぶりを明かす。
著者紹介
舛添要一［マスゾエヨウイチ］
１９４８年、福岡県八幡市（現北九州市八幡東区）生まれ。７１年、東京大学法学部政治学科卒業。東京大学法学部政治学科助手、パリ大学現代国際関係史研究所客員研究員、ジュネーブ高等国際政治研究所客員研究員を経て、７９～８９年、東京大学政治学助教授。その後、舛添政治経済研究所を設立。０１年、参院選の比例代表（全国）において、１５８万８２６２票を獲得して自民党トップで初当選。国会や党内では、参議院外交防衛委員長、自民党憲法審議会会長代理、参議院自民党政策審議会長を歴任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
