歯科技工管理学研究

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歯科技工士・岩澤 毅

ただいいま お気に入り! 「医療政策」入門/医療を動かす

2009年09月28日 | 日本歯技
『日本歯技』2009年10月号
「ただいま お気に入り!」
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秋田県歯科技工士会 岩澤 毅
ブログ・歯科技工管理学研究 http://blog.goo.ne.jp/akisigi/

 あなたの最初のテレビ・ニュースの記憶は、何だろうか?皇太子御成婚?東京オリンピック?アポロ11号の月面着陸?三億円事件?東京大学安田講堂攻防戦?浅間山荘事件?ロッキード事件?成田空港管制塔占拠事件?昭和天皇崩御?
 私の最初のテレビ・ニュースの記憶は、耳に残った「タケミタロウ」の響き、映像では迫力のある顔立ちのやや短身小太りの短髪白髪頭の男の姿です。後年、文字では武見太郎と書くことを知った。
 「タケミタロウ」が登場するニュース映像は、常に周辺が騒然とし只ならぬ気配を感じさせ、そこには他の視線を集めながら、それを打ち返し他を圧倒する存在感の「タケミタロウ」がいた。
 あなたは「医療政策を動かしみたい」との切実な希望を抱いたことはないだろうか?歯科技工士として実感する歯科医療政策に対す不満、患者ともなる自分と家族の立場では、体感する医療現場とマスコミを通じて耳にする医療と医療供給体制に対す不安と危機感に曝されながら。
 余りに臨床の現場の近くに居る歯科技工士をはじめ医療関係職者は、近きが故に医療政策形成をややもすると眼前の歴史の慣性力と自己の固定観念の壁と個の利害が優先し、それが為に見えなくなっているものがありはしないだろうか?
 『タケミタロウ ノー・リターン』の時代、「医療政策を動かす」ことに挑戦する道筋を模索した記録が、この二冊です。これは、東京大学に時限的に設けられた医療政策人材養成講座(http://hsp.ac/)の活動を記録し、あわせてその設置意図と活動内容の普及を図った出版です。
 なお、私のレビューは、「歯職人」名でアマゾン(http://www.amazon.co.jp/)に投稿し掲載済みです。

(挿入)表紙写真
「医療政策」入門―医療を動かすための13講 (単行本)
東京大学医療政策人材養成講座 (編集)
出版社: 医学書院 (2009/04)
価格: ¥2,520 (税込)

(挿入)表紙写真
医療を動かす―HSP(東京大学医療政策人材養成講座)の活動記録 (単行本)
HSP活動報告委員会 (著)
出版社: 幻冬舎 (2007/12)
価格: ¥1,260 (税込)
  
09.6.26投稿

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