行政法〈1〉行政法総論 (単行本) 塩野 宏 (著)

帝大・東大と続く血脈の行政法　挑戦すべき壁, 2007/8/12

By 歯職人

　東大法学部行政法の柱であり、それ故に日本の行政法の柱である塩野宏先生の行政法三分冊の1である。
　昨今流行の読者にとっての「読み易さ」「解りやすさ」とは全く無縁であり、読者にとっての挑戦すべき壁とでも表現すべきかもしれない。
　しかし、判を重ねる支持の裏打ちは大きい。

(ギョウセイホウ１ )

行政法〈１〉行政法総論
ISBN:9784641129580 (4641129584)
第四版
３４１ｐ　２１ｃｍ（Ａ５）
有斐閣 (2005-03-30出版)

・塩野　宏【著】
[A5 判] NDC分類:323.9 販売価:2,415(税込) (本体価:2,300)

行政事件訴訟法の改正及び行政機関個人情報保護法についての解説を付加するとともに「学説・判例」の最新情報を盛り込んだ。

第１編　行政法の基礎（行政と法の一般的関係；日本行政法の基本構造　ほか）
第２編　行政過程論（行政の行為形式論；行政上の一般的制度　ほか）
第３編　行政救済論（行政争訟論；国家補償法）
第４編　行政手段論（行政組織法；公務員法　ほか）

塩野宏［シオノヒロシ］
東京大学法学部卒業。東京大学法学部教授、成蹊大学法学部教授を経て、東亜大学通信制大学院教授