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相手は笑う商売人

奉行所が最近騒がしい。話は少しさかのぼるが、商売人・福造(大平透)が江戸に現れたのは安政5年のことである。井伊大老就任は内憂外患の時局の中で世論を二分する騒動を引き起こすに到ったが、そんな中各藩の下級武士などは心の隙間を埋めんがために福造を頼るようになる。しかしそれにより得た快楽などから誰も抜け出すことができず、結果自己の破滅を招く乱心者が現れた。

年番方与力の岡部(柳沢栄治)から話を聞いた京太郎(杉田智和)と太一(小野大輔)は早速福造の捜索にあたる。
そんなある日、幕臣の市村柚太郎(阪口大助)が福造に出くわす。柚太郎はストレスがたまっていた。それを知った福造は柚太郎にストレス発散の方法を教える。

京太郎が柚太郎と会ったのはそれからしばらくして。京太郎は柚太郎が行くという謎のスポットへ案内された。そこはいわゆるアヘン窟だった。
禁制のアヘンが江戸市中で公然と出回ったり、その患者が廃人となって江戸市中を騒がせるということはあってはならないことである。京太郎はすぐにハルヒ(平野綾)たちに連絡する。

しかし翌日、浪人が川で溺死しているのが発見される。溺死体にはアヘンの反応があった。そして奉行所は昨日京太郎が見たというアヘン窟を家宅捜査する。しかし福造の姿はなかった。
「ホーッホッホッホッホ、どうしました」
「商売人、福笑いの福造だな」
「はい。で、奉行所が何の御用で」
「アヘン密売の咎で捜査している」
すると福造は合気道の技で捕り方を吹っ飛ばした。
「ここにはアヘンなんてありません。ホーッホッホッホッホッホッホ」
奉行所の役人たちは足しげく帰っていった。

溺死した浪人の事件は太一たちの捜査で柚太郎の仕業と断定される。しかし京太郎は納得しない。そして事件は目付の西山に預けられた。実は西山と福造はグルだった。
西山からの上意により柚太郎は切腹させられ、また上司である大目付の中村にも謹慎を命じた。こうして西山は出世を目論見はじめた。福造もこれで江戸の街を大手を振って歩けるようになる。
柚太郎の死を知った京太郎はすべて福造の仕業と柚太郎から預かっていた5両で福造殺しを計画する。しかし桃太郎(内田利雄)が西山の陰謀を知っていたため、急遽200両の大仕事に変更。そして西山と福造を退治する。

ハルヒは福造の「ドーン」に苦戦するが、みくる(後藤邑子)の光線を福造が浴びたところを眠らせて始末した。福造はアヘン密売の片棒を担いだとして結局江戸所払いとなる。
西山の死は幕臣たちに衝撃をもたらす。西山は南紀派の幕臣であり、殺害したのは一橋の一味ではないかと疑いがかかるようになる。そして井伊大老の配下も警戒を厳重にするようになっていく。

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