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Tcupサ終のため2022年春に移籍しました。岩手盛岡のことやサッカーなどスポーツのことを書きたいと思います。

岩手の旅2連発!(後編)

2014-11-11 21:59:00 | 岩手のネタ
さ、後半です。

太田和彦さん、久しぶりに盛岡へ。
(2008年に旅チャンで盛岡に来てましたね)


まずは盛岡市役所の裏。かつて著書で朝の中津川散歩が好きだと書いた太田さん、やはり今回も中津川歩きから。
盛岡市内は中津川、北上川が通っていて、特に中津川は盛岡を河北と河南に分ける分岐点。
中津川の岩の上は夏は子供の遊び場。そして秋の中津川はほっちゃれと言う鮭の遡上。中津川にはほっちゃれの亡骸が横たわり…
太田さんも言ってますが、ここで川を見ながら鮭を見ているのは幸せ者だ、と…確かにそうかもしれません。

盛岡は旅慣れた人には見所がいっぱいあります。紺屋町なんかは明治造りもありますが、一本河南寄りの通りで喫茶店。
盛岡では「六分儀」で朝カフェという太田さん。6種類ブレンド・サイフォンドリップのマイルドブレンドは500円なり。僕は蔵のカフェ「車門」もいいと思うんですけど。


次は昼飯、直利庵にて。わんこそばは特別座敷があり、テーブル席では多彩な旬のそばが。
この時期はめかぶあられ、マイタケ天などのそばがありますが、太田さんはあゆそばを注文。
中はインテリアにこだわりがあり、盛岡も文化程度が高いよな、と太田さんの一言。
あゆの煮びたしにみょうがの乗ったあゆそば、そばは新そば。子持ち鮎で嬉しそうな太田さんでした。

直利庵はそばに季節感を出したいということで変わりそばをたくさん出すようになったらしい。
それに玄関の花は岩山から採取するということ。

さて、今度は啄木・賢治青春館。信金・岩銀と並ぶ盛岡三大建造物・第九十銀行の建物を使っています。
アノ屋根は何か不思議な建物だ、と太田さん。

その中には雨にも負けずの肉筆文があったり、もちろん啄木のものもありますよ。
あ、ここにもカフェがあります。

再び葺手町へ。ここの不動尊は愛染明王です。門の上に十二支の頭を飾ったのは素晴らしいと太田さん。
そういえば東家もこの近くですね。

東家と信金の間は横丁になってて、そこに「愛染横丁」があります。
(横丁の名前が愛染横丁)
まずは芋の子と燗酒(月の輪)。月の輪の燗酒、女性杜氏が醸す柔らかさが嬉しいですね。

今年はキノコが育っているのでキノコ汁、それにカツオのたたき。
玉ねぎを辛子醤油で…という独特のソースは太田さんも驚いた。キノコ汁は今年は12種類、シメジにナメコ、それにボリなんかがうまいと。

さらに芋の子汁。これにもボリが欠かせない。
里芋は煮崩れしない津志田芋です。二子芋が柔なら、津志田芋は剛でしょうか?

さて、盛岡の街については「ゆったりしてて、急がない。それが普通なんだろうけど」というご主人。それが良いか悪いかは別問題ですが。


本格的に夜が来て太田さんがやってきたのが「とらや」。
南大通の少し外れ(八幡町より一本南の筋に近い)にある店です。

縄のれんをくぐるとおかみさんがお出迎え。そしてここでも菊の司の燗酒、そして太田和彦一押しの湯豆腐。
豆腐は上にカツオを乗せたの。温奴と言うらしいが…もちろん夏は冷奴。

菊の司は晩酌にはぴったりと。普通酒でも行けるかな?

ここで芋の子(これは津志田芋をゆでた和え物)。大根おろし・菊花・ナメコで食べやすく…
南蛮の天ぷらはしっとりした味。中はジューシーですよ。

娘さんに関してかつての(旅チャン時代の)エピもあったりしましたが。
太田さんがおかみさんに「とらや」の魅力を尋ねると…
やはりお客さんに恵まれたというのが半世紀以上続いた理由。極端にメニューは変えてないらしい。
ヘンな飲み方はしない、品よく飲んでいるという。扇の要に必ず大御所がいるのが地元の酒場だと太田さんは持論を。

盛岡に来るには今がベストだと太田さん。盛岡人は無口だが、酒が入るとこっちまで心がわかるんだと言ってました。

この辺についての考察はあとで書きたいなと思います。県外人目線ではどうなのか、とか…

岩手の旅2連発!(前編)

2014-11-11 19:59:00 | 岩手のネタ
まずはBS-TBSのバス旅。旅人はものまね四天王を父に持つ清水良太郎。

最初に新花巻駅から花巻市内へ。ヨーカドー行バスは必ず花巻駅前に通ります。
で、ここから北上行のバスに乗る(僕はよくここから富士大学前まで乗ります)。

北上の秋の旬といえば二子芋。二子は北上市内から北東部へ…
なんと清水さんは観光協会の人に乗せてってもらえることに。行くとこに芋茎が見られます。
ちょうど収穫中の農家を発見、そこで芋をばらす機械を実演した小原さん。

二子芋は300年の歴史を持つ伝統野菜。しかし病気に弱く栽培が難しい…
のですが、料理すれば粘りが違います。芋のこ汁は山形の芋煮とは違いますよ!清水さんも「甘い!」と絶賛。
それから孫芋「ずぼ」も味わい深い一品に。小原家ではネギをつけていただきます。

北上駅に戻り、南行のバスを探す清水さんですが。
まずは北上駅から珊瑚橋を渡り江刺、それから羽田回りで水沢へ。

水沢の旬なもの、ということで水沢公園そばのZプラザアテルイへ。
水沢の新米、といえば「金札米」だ。そこで「Oh!SHUN」に記載された宿へ。
バスは間に合う時間、しかし明日朝でないと新米がいただけない…ということで、夜はご飯を水沢の街でいただくことにして、宿の送迎が来ることに。

で、胆沢にある農家「まやごや」へ。お部屋は何と元牛小屋。
ギターを見つけた清水さんは、長渕剛や松山千春の物まねを披露。
翌朝、釜炊き(籾殻を燃やして炊くぬか釜による)のご飯をいただきました。約40分で新米は炊きあがり、あとはストーブで15分蒸らす、というもの。
更に地元野菜のグリルというのもあり。近所からいただいたピーマンとかも…

2日目はひめかゆ線で水沢へ、そこからイオン前沢までのバスに乗ります。
前沢の街中・七日町でバスを降りることにした清水さん。実は前沢牛のランチが食べたいそう。
そこで前沢牛の店「オガタ」へ。ここで自慢の畜舎を見せてくださるそうで、壮観な黒毛和牛に清水さんは圧倒…

11:30になって「味心」へ。ここでは4種のステーキソースがありますが、石焼サーロインはこれまた圧巻!食べたい衝動に駆られますよ。
宮古の塩、雫石のわさび醤油などのソースがおすすめです。

さて、前沢から一関行バスに乗り、須川高原行急行へ!
須川の前に厳美渓とか骨寺、祭畤なんかありますけど。山をかきわけて一路栗駒山へ向かう…須川まで1450円なり。

秋田県境に露天風呂を発見。須川温泉栗駒山荘がゴールです。
ここの露天風呂が紅葉を見られるということで人気なんですよね。でももうこのルートは11月には閉鎖しちゃいましたから…
紅葉の見ごろは10月でしょう。盛岡から日帰りとなると相当かかりますけど。

来週はBSJで角館ですか、丑君喜ぶぞ。