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カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

走る!走った!完走した!

2011-11-04 07:45:55 | リゾートホテル

昨日、沖縄県宜野座村で第47回宜野座駅伝が開催された。我カンナリゾートチームも参加。結果は最下位!完走した!3回目の参加。1回目は、タイムオーバー、2回目はブービー、そして今回は最下位と言う輝かしい歴史?に包まれての参加。

日ごろ調理場で包丁を握っている2人のシェフ、フロントでお客様のアテンドをしている今春入社した沖水OBのスタッフ、庭園でのガーデニングスタッフ(彼も今春入社のフレッシュマン)、バーでカクテルを作っている明桜大学OBのインテリスタッフ、レストランでサービスをしている今春入社の愛らしいスタッフ、プール担当の寡黙なスタッフ。全員7人の侍(一人は姫でした。)の走りが完走を果たした。

一人ひとりのランナーに伴走しながら、涙が出そうになった。黙々と走っている姿は感動的だった。声を掛けながら、掛け声がランナーのパワーにつながれ!と願いながら・・・。

最後の2.5Kmは、アンカーと一緒に走った。最初のメンバーも参加して5人で走り抜いた。来年は、一緒に走ろう!選手として、一緒に汗を流そうと思った。走ると言う単純なスポーツがこれほど感動を与えてくれるのはなんだろう?と思った。人間のあるがままの姿で走ると言う単純明快さが素晴らしいとすれば、私達ホテルも、着飾ることより、人の心に触れる素朴なサービスが必要なのではと思う。ホテルの全員が沿道で旗を振り、声をからしての応援も、心が一つになったように思う。ホテルの勤務が必要なスタッフは交代で応援。心が一つになると大きなパワーが生まれるんだと改めて感じた1日だった。カンナチームに優勝の文字は無い。けれど一人ひとりを応援しねぎらう心が参加する意味や価値があると思う。

 


車いすのウェディングショー始動

2011-11-03 09:04:06 | リゾートホテル

沖縄県宜野座村にあるカンナリゾートで開催する「車いすの花嫁」ウェディングショーが始動する。改めてこのプロジェクトの価値や意味を考えながら進めて行きたい。

小さなホテルがこのプロジェクトを進めて行こうと考えたのは、障がいを持つお客様がホテルに来られた時のアテンドをさせて頂いた時に少しでも快適に過ごして頂きたいと思ったことから始まった。特に、ウェディングは一生に一回の大きなイベント。しかも、女性にとっては、限りなく美しい瞬間だと思うと大切にしたいと強く考えるようになって、様々な人たちの意見や考えを聞きながら今日まで来た。この小さなホテルは、週刊誌やホテル案内広告など含めて表に出ることはあまりない。知る人ぞ知るホテルといった隠れ家的なホテル。これまでは、世間に露出することを極端に避けて来たけれど・・今回は思い切って積極的な行動を取ることにした。

最近、人と会うたびに「車いすの花嫁」ウェディングを語り続けている。人が幸せになることを多くの人たちが一緒になって喜んで頂けている事がうれしい。誰もが幸せになる権利を持っている。しかも、同じような環境で幸せを噛みしめる瞬間を心から望んでいる。このウェディングショーで結婚式を挙げて頂くカップルはまだ若い二人。女性が車いす、男性は健常者。この二人の幸せな、満面の笑顔で迎える瞬間を一緒に祝いたいと思う。私達がそんな機会を作れることに心から感謝したいと思う。プロジェクトリーダーも女性スタッフが務める。多くの人たちの善意や協力が花を咲かせるプロジェクトにしたいと思う。

心から感謝の言葉を伝えることが出来るように大成功のウェディングショーにしたい。


ユニバーサルツーリズムへの挑戦!

2011-10-27 07:41:23 | リゾートホテル

沖縄の東海岸にあるカンナリゾートヴィラの挑戦。一つの小さなリゾートホテルが、ユニバーサルツーリズムへの挑戦を始める。本来なら、県や旅館組合と言った単位での事業だと思う。しかし、コンセンサスをまとめたりしていると時間も掛かる。現実に、障がいを持つ人々の需要は決して無視できない現状にある。もちろん、企業である以上、利益追求は経済原則であると思う。ボランティアでは、継続できない。だからこそ、1企業として、可能性に挑戦してみようと思う。

そのきっかけを作るために「車いすの花嫁」ウェディングショーを2012年1月19日に開催する。一度立上げたプロジェクトだが・・諸事情でプロジェクトを断念。資金の問題が大きく立ちはだかったからだ。その後、沖縄県の事業認定を受けることが出来て再スタートを切る事となった。前回よりプロジェクトの編成は小さくなったけれど、中身は価値あるもにしたいと考えている。何故、車いすの花嫁なのか?と聞かれる。県内でも障がい者のご夫妻がいらしゃるが、結婚式は挙げていないと言うご夫婦が多い事に気付いた。理由は、ウェディングドレスの調達が出来ないことなど様々な事がわかった。国内でも同様のようだ。ウェディングと言う一生に一度のイベントが沖縄で可能となれば、当然沖縄の魅力が高まる。沖縄は、国内でもリゾートウェディングのメッカと言われるほど多くのカップルが挙式に訪れている。ウェディングをきっかけに沖縄ツーリズムの魅力が高まればと思う。オリジナルのウェディングドレスを身にまとった美しく輝く花嫁姿が幸せの象徴のように思えるからだ。ウェディングショーは、障がいを持つ県内の美しい女性たちがモデルとなる。衣装は、全てオリジナルで製作する。流通可能な価格設定も考えた製作となる。

小さな1軒のホテルが、何かを変えるきっかけを作ることが出来たら十分だと思う。障がいを持つという事の不便さをちょっと補うことで人生を豊かに過ごしてもらえるのではと考えている。

1日1組限定での挙式だから出来ること。豊かさを分かち合うと言う心が、地域を豊かにしてくれると信じている。

 


記念撮影・・パチリ!

2011-10-25 07:55:27 | リゾートホテル

昨日、素敵なゲストがランチに見えました。フリーアナウンサー吉澤直美さん、ボディーアートの美優さん、ケンさん、トミさん(ケントミさん:沖縄で民謡デュオ/障がいや癌発病の中で活躍中の素晴らしい方々)皆さんと一緒にランチしました。トミさんは、凄い食欲で見ていてとてもうれしかった!僕のパンにまで「それ美味しそう!」と1つをケンさんと分けて召しがって、皆の笑いを誘いました。デザートまでしっかり完食。素晴らしい!次回は、イタリアンランチ「オルトラーナ」を召し上がるそうです。抗がん剤と戦いながらの演奏活動には、人々に勇気と元気を与え続けています。

ホテルは、どんなお客様がお見えになっても喜んで頂けるようにならなければと思う。いつも、いつも思い続けていることだけど・・実際、一人で出来ることではない。スタッフの気持ちも一緒でなければ出来ないこと。一人ひとりのお客様を大切にたいせつにすることを毎日続ける。これがホテルの基本姿勢である。

お客様からのリクエストがあって記念撮影などご一緒させていただいた。ケントミファミリーのTシャツまで頂いて、ケントミファミリーに一員にさせて頂いた。

先日、沖縄アメリカ領事館の領事ご夫妻と懇談する機会があった。次回、カンナにご夫妻でお越し頂いた折に、ユニバーサルツーリズムについてゆっくり語り合える時間を持ちたいと思っている。ユニバーサルイベントには、ご招待をしていくつもり・・感じる人と感じない人がいる。領事ご夫妻は、とても感性が豊かで人に接する時も薫風のよう。特に、ユニバーサルツーリズムを自然に語れる人は少ない。だからこそ、形にしたいと願い続けている。障がいを持つ人だけでなく、誰もが同じようにくつろぎ、歓べるサービスや環境を目指したいと想い続けている。

 


マラソンイベント始動

2011-10-13 07:49:01 | リゾートホテル

本年12月18日(日)カンナリゾートマラソン開催に向けて始動開始。

マラソンコースは、10マイルアイアンレース。アイアンレースの意味は、宜野座村内を走り抜けると言うちょっと変わったロケーションを楽しめる。海岸線を走る、パイナップル畑、さとうきび畑の中を走り抜ける、街中を走る抜ける、ゴルフ場の中を走り抜けると言うコース設定に加えて、とにかく坂の連続。上り坂が1KMも続く場所もあると言う。

10マイルと言うと約16KMだが平坦な16KMとは全く異なるトリッキーなコース設定。多分、倍の32KM位の距離を走る体力と緻密な計算能力が求められるレースとなる。ただ、東海岸の宜野座村と言う自然溢れる中を走り抜ける爽快感は、都会のレースとは一味違った楽しみがあるように思える。

沖縄はマラソン大会のメッカ。シーズンになると100近い大会があちこちで開かれる。しかも、真夜中のマラソンレースだったり、有名な那覇マラソンだったりとユニークなマラソン大会が数多くある。ランナーの皆さんには、また新たな魅力的な大会が生まれると思って頂けるとうれしい。この大会は、通常の大会と違って、1企業(ホテル)が単独主催すると言う意味でも面白い。もちろん、宜野座村が後援となっている。米軍基地を抱える宜野座村の中を走りという事は、米軍基地に並走するコースもある。正式な大会要綱が決まり次第案内が始まると思う。

マラソほど世界的にも愛好家が多いスポーツはないのではないだろうか?簡単に始められると言うこともある。健康志向の中で、マラソンと言うイベントを通じて人生を更に楽しむと言うひと時が作り出せると幸いだ。