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札幌・円山生活日記

札幌交響楽団演奏会~hitaruでシネマ・ミュージック!~

「札幌交響楽団」は1961年に発足し2021年に創立60周年を迎えた北海道唯一のプロ・オーケストラ。透明感のあるサウンドとパワフルな表現力は雄大な北海道にふさわしい魅力を放つオーケストラとして常に人気を集めています。優れた音響で知られる「札幌コンサートホールKitara」、オペラやバレエなどにも適した「札幌文化芸術劇場hitaru」を本拠に国内外で活躍しています。

本日は「札幌交響楽団演奏会~hitaruでシネマ・ミュージック!~」鑑賞です。札幌市の「文化芸術鑑賞促進事業」として、新型コロナウイルス感染症の影響により減少した文化芸術鑑賞を増加・促進しようとする目的で開催される低料金コンサートです。「札幌芸術の森美術館」「本郷新記念札幌彫刻美術館記念館」などの半額キャンペーンとともに「札幌交響楽団」による本コンサートは全席指定で何と低料金の1,000円です。「札幌交響楽団」の演奏会は鑑賞したことがなく非常に良い機会と「道新プレイガイドオンラインストア」でチケットを購入しました。さすがの人気でチケットはすぐに完売となりました。当日も会場の「さっぽろ創世スクエア」 の「札幌文化芸術劇場 hitaru」に向かうエスカレーターが混雑で交通整理が行われるなど大変な盛況でした。


会場の「札幌文化芸術劇場hitaru」の入る「さっぽろ創世スクエア」。
「札幌文化芸術劇場hitaru」会場入口。多くの人達が次から次への会場に吸い込まれていきます。
客席は1階から4階まで。吹き抜けのロビーで立派な「札幌文化芸術劇場hitaru」です
演奏会のチラシ。「札幌交響楽団演奏会~hitaruでシネマ・ミュージック!」。
~名作は音楽とともに・・・オーケストラの演奏でよみがえる愛と感動の名作映画~
指揮・お話 / 円光寺 雅彦氏。
“桐朋学園大学指揮科卒業。指揮を斎藤秀雄氏、ピアノを井口愛子氏に師事。ウィーン国立音楽大学に留学し、オトマール・スウィトナー氏に師事。
1986年より1991年3月まで東京フィル指揮者を務め、1989年より1999年3月まで10シーズンにわたり、仙台フィル常任指揮者としてオーケストラの飛躍的な発展に貢献。1998年5月より2001年4月まで正指揮者を務めた札幌交響楽団との取り組みは、2000年にサントリーホールにおける東京公演を指揮して好評を博すなど高く評価され、2011年4月から2019年3月までは名古屋フィル正指揮者として数多くの名演を共にしてきた。
NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団、新日本フィル、大阪フィル、広島交響楽団、九州交響楽団をはじめとするほとんどの国内オーケストラ、海外ではプラハ交響楽団定期演奏会をはじめ、BBCウェールズ交響楽団、ノルウェーのベルゲン・フィル、フランス・ブルターニュ管弦楽団に客演、深い音楽性と適確な指揮、そしてトークを交えた誰にでも親しめるコンサートで多くの聴衆を魅了している。
近年では玉置浩二、石丸幹二、中村雅俊など各界を代表する歌手たちとのコラボレーションも積極的に行い、「NHK名曲アルバム」「おーいニッポン」「あなたが主役~音楽のある街で」「あなたの街で夢コンサート」「コズミック フロント☆NEXT」等の番組にも定期的に出演するなど、幅広い活躍を続けている”。
 


「札幌交響楽団」の皆さん。
“1961年に発足。北海道唯一のプロ・オーケストラとして「札響」の愛称で親しまれ、2021年に創立60周年を迎えた。透明感のあるサウンドとパワフルな表現力は、国内はもとより海外でも評価が高い。年間の公演回数は道内外で約120回。海外ではこれまでにヨーロッパ、アメリカ、アジア諸国を歴訪し、各地で好評を博した。歴代指揮者には、名誉創立指揮者の荒谷正雄、ペーター・シュヴァルツ 、岩城宏之、秋山和慶、マックス・ポンマー、ラドミル・エリシュカなどがいる。現在、スイス出身の首席指揮者マティアス・バーメルト、名誉音楽監督の尾高忠明、友情指揮者の広上淳一、正指揮者の川瀬賢太郎を擁する。2022年4月現在の団員数は、コンサートマスターを含めて74名。”

開演前の会場とステージ。

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札幌交響楽団演奏会
~hitaruでシネマ・ミュージック! ~
2022年9月 5日(月)19:00~
札幌文化芸術劇場hitaru

曲目
J.ウィリアムズ
「スター・ウォーズ」メインタイトル

M.スタイナー
「風と共に去りぬ」タラのテーマ

R.ロジャース
「サウンド・オブ・ミュージック」セレクション

E.モリコーネ
「ニュー・シネマ・パラダイス」愛のテーマ

N.ロータ
「ゴッド・ファーザー」愛のテーマ

L.シフリン
「ミッション・インポッシブル」テーマ

バーンスタイン
「ウエスト・サイド・ストーリー」セレクション

(アンコール)フレデリック・ロウ 
「 マイ・フェア・レディ」踊り明かそう
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演奏会終了後は席別に分散退場が実施され2階のこの位置まで降りてくるのに時間がかかりました。総客数約2300席で密を避けるためには仕方がありません。

札幌市の「文化芸術鑑賞促進事業」はとっても良い企画でした。本コンサートは幅広い市民に文化芸術鑑賞に足を運んでもらおうとの目的で、①馴染み易い映画音楽を曲目に選んだこと、②お勤めの人でも便利な19時開演としたこと、③そして何よりも鑑賞料金を手軽な1,000円に設定したことで狙いは十分に達成したかと思えます。もちろん我が家も楽しませていただきました。札幌交響楽団の演奏会は初めてで、たぶん生オーケストラ公演もかなり久しぶりで感動ものでした。ただ演目の映画が1960年代及び70年代ならびにそれ以前の作品が中心で若年層には魅力的な選曲であったか少し気にはなりました。会場で配布された演奏会プログラムにはパトロン募集用紙も入っていましたので中高年層に期待したのかも知れません。いずれにせよシニア層に嬉しい選曲でした。ありがとうございました。

初公開時期(ご参考);
『スター・ウォーズシリーズ』1977年~現在 
『風と共に去りぬ』1936年 
『サウンド・オブ・ミュージック』 1965年 
『ニュー・シネマ・パラダイス』1988年 
『ゴッドファーザー』『Part I』1972年、『Part II』1974年、『Part III』1990年
『ミッション:インポッシブル』1996年 
『ウエスト・サイド物語』 1961年(2021年リメイク)
『マイ・フェア・レディ』1964年

「札幌交響楽団」
札幌市中央区中島公園1-15 札幌コンサートホール内
(公益財団法人 札幌交響楽団)
電話011-520-1771
公式サイトhttps://www.sso.or.jp/

「札幌市教育文化会館」
札幌市中央区北1条西13丁目
TEL 011-271-5821/FAX 011-271-1916
https://kyobun.org/
(2022.9.5訪問)

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