自然が織りなす都会のオアシス「中島公園」。公園内には明治初期の洋風建築で国指定重要文化財の「豊平館」、北海道にゆかりの深い文学者の資料収集・展示の「北海道立文学館」などが点在し、四季を通じて大勢の市民や観光客に親しまれています。100年以上続くという「菖蒲池」の貸しボートは今年3年ぶりに営業再開しています。また周囲には「札幌護国神社」や「彌彦神社」など由緒ある神社が鎮座します。
今日は「秋の気配」を探しに少し早いかなと思いつつ「中島公園」にやってきました。予想通り秋が深まるのはまだ先のようですが「ほのかな秋の気配」が感じられ其れなりに楽しむことがでました。また本日は3年ぶりに営業再開された「菖蒲池」の貸しボートにも挑戦です。併せて折角の機会なので周囲の神社を参拝し「重陽(菊)の節句」の時期の「花手水」を鑑賞させていただきました。
今日は「秋の気配」を探しに少し早いかなと思いつつ「中島公園」にやってきました。予想通り秋が深まるのはまだ先のようですが「ほのかな秋の気配」が感じられ其れなりに楽しむことがでました。また本日は3年ぶりに営業再開された「菖蒲池」の貸しボートにも挑戦です。併せて折角の機会なので周囲の神社を参拝し「重陽(菊)の節句」の時期の「花手水」を鑑賞させていただきました。

地下鉄南北線「中島公園駅」を出た辺りのイチョウ並木。イチョウが色付くのはまだまだ先のようですが黄緑色に色合いが変わってきています。

「菖蒲池」脇の小野健壽氏・作《のびゆく子等》。

池畔から「藻岩山」をのぞみます。「菖蒲池」内外の木々も少し色づいています。

今日は貸しボートが目的の第一なのでボート乗り場へ向かいます。

園路脇の《エゾヤマザクラ》も少し色付いています。ほのかな秋の気配です。
【菖蒲池/貸しボート】

「中島公園ボート乗り場」。貸しボートはコロナ禍の2020年、2021年と2年連続で営業中止の後、本年度は3年ぶりの営業再開だとか。営業期間は4月下旬から10月中旬頃だそうで以前から一度乗ろうと機会を伺っていました。丁度本日はそれほど混んでもおらず又気候も良いので久しぶりの挑戦です。何年か前に函館の五稜郭で乗って以来かも。

ネット検索すると本ボート乗り場は100年以上続いているとか。しかも青いチケット売り場は戦時中の1943年に建てられたものだそうです。少し驚きです。

貸しボートの営業時間は9時30分から17時で16時30分発券終了。先にチケットを購入して乗船です。

料金は40分で700円。定員は3人までで小学校低学年以下は2人で大人1人換算だそうです。

無事に出航しました。今日は風もなく池面も穏やかです。

中の島の木々も色づいていました。

ボート上から見た中の島。

池には多くの鴨が泳いでいました。腕と足が疲れて30分ほどでボートは終了。

池畔を歩いて「日本庭園」へ。
【日本庭園】

「中島公園日本庭園」の「南門」付近。

立派な日本庭園です。ほんの少し木々の色が変わっています。奥は「プレミアホテル」。

「八窓庵」。

日本庭園の《モミジ》。

足元では秋の花《キキョウ》が咲いていました。

「豊平館」のバルコニー部分は改装中のようです。

「札幌市天文台」。
【中央広場(百花園跡地) 】


「中央広場(百花園跡地)」です。緑の芝生で遊ぶ人、ベンチでお弁当を広げる人などみな寛いでいます。

山内壮夫氏・作《鶴の舞》。

同《猫とハーモニカ》。

花壇に咲く秋の花《シュウメイギク》。

《ハマナス》。

数少なく咲き残った花。

《ハナナスの実(ローズヒップ)》。

「札幌コンサートホール・Kitara」。

「Kitara」前の安田侃氏・作「相響」。以上で「中島公園」散策は終了し周囲の神社へ。
【札幌護国神社】

「札幌護国神社」の拝殿。

同じく手水舎。

花手水です。



続いて境内社の「多賀神社」。

拝殿前に「花手水」の水鉢が置かれていました。

風鈴と花手水です。


最後は「彌彦(弥彦・伊夜日子)神社」。

手水舎。この周囲が本日の最も秋らしさを感じる風景でした。

豪華な花手水です。

昨年は9月1日から菊を用いて無病息災や長寿を祈念する「重陽の節句」の花手水との張り紙があったのですが今年はまだありません。

ただ神社のインスタグラムでは土日に合わせて菊が追加されたようです。レモン色のひまわりと紫の菊です。️


「彌彦(弥彦・伊夜日子)神社」はじめ神社/花手水めぐりでした。以上で本日の散策は終了です。
ほのかな秋を感じる本日の「中島公園」の散策も仲々良いものでした。とりわけ3年ぶりの営業再開という「菖蒲池」の貸しボートは札幌転居以来初めての利用です。明治の開拓初期より「円山公園」などとともに整備が進められたという「中島公園」ですが本貸しボートは「円山公園」には無い魅力でした。併せて周囲の由緒ある神社の花手水を鑑賞でき満足です。もう少し季節が進んだ折には紅葉めぐりにでも改めて訪問するつもりです。ありがとうございました。
「札 幌 護 国 神 社」境内社「多 賀 神 社」
札幌市中央区南十五条西五丁目1-3
TEL 011-511-5421
FAX 011-511-5422
https://s-gokoku-jinja.sakura.ne.jp/
(2022.9.3訪問)