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札幌・円山生活日記

「村上カレー店・プルプル (PULU²)」

「札幌カレー界のレジェンド」と称される店主の「村上カレー店・プルプル (PULU²)」。開店25年の歴史を感じさせる年季の入った店です。「レゲエのリズムが流れる中でオリナルのカレーを食う。村上カレー店の世界」が味わえます。

今日は某雑誌のバックナンバーの特集を見ていてカレーの気分になってしまいました。そこで“スープカレーの黎明期から現在まで根強いファンに支えられる不朽の味”を味わうべく地下鉄に2駅乗って「西11丁目駅」にやってきました。マニアから「札幌カレー界のレジェンド」と称されるという店主の「村上カレー店・プルプル (PULU²)」です。店は駅から南へ徒歩5分ほどのビルの地下1階にありました。


ビル地下1階への入り口。看板や灰皿までラスタカラーに彩られています。

ランチタイム需要時を避けるべく開店直後の11時に階段を降り入店。カウンターに着席。ルーツレゲエ・ミュージックが流れる中でカウンター内のキッチンではラスタカラー帽子の「レジェンド」が腕を振るっています。すでに女性客1人ですぐに男性客が2人やってきました。
メニューを一応拝見。定番の「チキン・ベジタブル」あたりからとも思ったのですが折角ですので「ナット・挽肉ベジタブル」を注文。辛さは「普通の人はこの範囲で(11番~20番)」の中間の15番。ライスは「普通盛り」が270gなので「小盛り」で通常税込み850円から50円引き。「ほうれん草のサブジ(50円)」を付け合わせにプラスしました。平日(月~金)のランチタイム(11時~14時)は全品税込み850円とは良心的な価格設定です。

料理を待つ間に店内を観察。カウンター席後ろのボックス席。表の看板やカウンター席の椅子もそうですが店内はかなり年季が入っています。これも味のうちですかね。
壁に掲げられている店のシンボルマーク(?)の横断幕にも歴史を感じます。
登場した看板メニューの「ナット・挽肉ベジタブル」。まずはスパイスに交じってしっかりとした納豆の香りがきます。スープは一般的なスープカレーのものと違ってひきわり納豆効果で軽くトロミがついています。具は鶏挽肉にゴロっとしたジャガイモとニンジンにオクラ。辛さは納豆の粘りでコーティングされているのか以外とマイルドですがワサワサと食べているとガツンと辛さがきました。パンチが効いて良いです。結構ボリュームがあり何とか完食しました。確かにクセになりそうな味で美味しかったです。

「レジェンド」は「自分が食べたいものしか作らない」とのポリシーのもと「ラムキーマ青汁カレー」や「サバ缶・カレー」などを独創的なメニューを生みだされたとか。カウンターには材料なのか「さばの水煮」缶詰がありました。

オリジナル溢れる看板メニューは確かに「看板」であり店の「歴史」を感じました。他のメニューも是非試してみたいと思います。「レジェンド」は後進には惜しげもなく味を公開しているとか。まだまだスープカレー初心者ですが色々な店で今後も経験を重ねたいと思います。
ご馳走様でした。

「村上カレー店・プルプル (PULU2)」
札幌市中央区南二条西9 ケンタクビル29 B1F 011-272-1190 
営業時間 11:00~20:00 *ただし売り切れの場合は閉店します。
定休日 日曜
参考:あるた出版『O.tone』2019 Vol.130
(2021.2.1訪問)




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